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東京都市大学の総合型選抜(AO入試)対策

東京都市大学は、持続可能な社会発展をもたらすための人材育成を目的とし、その目的を達成するための学術研究の領域ごとに学部を設置しています。1段階選抜の創作ソフトウェア入試と創造デザイン入試では、作品の提出が求められるため、何らかの成果物がある受験生が合格しやすくなっています。


学際探究入試(理工系)

学部学科
理工学部(機械工学科、機械システム工学科、電気電子通信工学科、医用工学科、応用化学科、原子力安全工学科、自然科学科)
方式
総合型選抜(1段階選抜制)
定員
合計18名(総合型選抜(2段階選抜制)と合計した募集人員)
出願資格
当該入試と連接するプログラムの趣旨を理解し、当該学科で教育を受けるに十分な基礎学力を有し、以下の条件を満たす者。
[タイプ1] 数学・理科・外国語(英語)のうち2教科が3.8以上
[タイプ2]数学・理科・外国語(英語)のうち2教科が3.8以上の女子
[タイプ3]数学・理科・外国語(英語)のうち2教科が3.8以上、かつ「英検2級」以上
選抜方法
[タイプ1]
・調査書
・志望理由書
・探究総合問題(特定の教科・科目に限定されずに「思考力・判断力・表現力」を評価する総合的な問題)
・面接・基礎学力調査
[タイプ2]
・調査書
・志望理由書
・小論文
・面接
[タイプ3]
・調査書
・志望理由書
・面接(全て英語にて行い、プログラムの理解、簡単な日常会話の力を確認する)
必要書類
インターネット志願票、調査書、プロフィールシート、志望理由書、英語外部資格試験の証明書(タイプ3のみ)
日程
出願時期:9月中旬
試験:10月上旬
合格発表:10月中旬
備考
他大学との併願可能。同学の総合型選抜(2段階選抜制)と学校推薦型選抜(公募制)との併願可能。総合型選抜(1段階選抜制)内での併願は不可。

原子力人材入試

学部学科
理工学部原子力安全工学科
方式
総合型選抜(1段階選抜制)
定員
合計6名(総合型選抜(2段階選抜制)と合計した募集人員)
出願資格
・原子力安全工学科の趣旨を理解し、当該学科で教育を受けるに十分な基礎学力を有し、原子力工学の分野での活躍を強く考えている者。
選抜方法
・調査書
・志望理由書
・課題レポート
・面接(学修内容の確認・課題レポート内容に関しての面接官との質疑を含む)
必要書類
インターネット志願票、調査票、プロフィールシート、志望理由書、課題レポート
日程
出願時期:9月上旬
試験:10月上旬
合格発表:10月中旬
備考
他大学との併願可能。同学の総合型選抜(2段階選抜制)と学校推薦型選抜(公募制)との併願可能。総合型選抜(1段階選抜制)内での併願は不可。

創作ソフトウェア入試

学部学科
情報工学部情報科学科、知能情報工学科
方式
総合型選抜(1段階選抜制)
定員
合計6名(総合型選抜(2段階選抜制)と合計した募集人員)
出願資格
・情報工学部の趣旨を理解し、当該学科で教育を受けるに十分な基礎学力を有している者。
出願時に「創作したソフトウェア」を提出できる者。
選抜方法

・調査書
・志望理由書
・創作ソフトウェア
・面接(創作ソフトウェアに関するプレゼンテーションを含む)
必要書類
インターネット志願票、調査票、プロフィールシート、志望理由書、創作ソフトウェア概要、創作ソフトウェアの ソースおよび本体(USBメモリ)
日程
出願時期:9月上旬
試験:10月上旬
合格発表:10月中旬
備考
他大学との併願可能。同学の総合型選抜(2段階選抜制)と学校推薦型選抜(公募制)との併願可能。総合型選抜(1段階選抜制)内での併願は不可。

創造デザイン入試

学部学科
デザイン・データ科学部デザイン・データ科学科
方式
総合型選抜(1段階選抜制)
定員
5名
出願資格
・デザイン・データ科学部の趣旨を理解し、当該学科で教育を受けるに十分な基礎学力を有している者。
出願時に「課題レポート」を提出できる者
選抜方法
・調査書
・志望理由書
・課題レポート
・面接(課題レポートに関するプレゼンテーションを含む)
必要書類
インターネット志願票、調査票、プロフィールシート、志望理由書、課題レポート
日程
出願時期:9月上旬
試験:10月上旬
合格発表:10月中旬
備考
他大学との併願可能。同学の総合型選抜(2段階選抜制)と学校推薦型選抜(公募制)との併願可能。総合型選抜(1段階選抜制)内での併願は不可。

人間科学探究総合入試

学部学科
人間科学部
方式
総合型選抜(1段階選抜制)
定員
18名
出願資格
・人間科学部の趣旨を理解し、当該学科で教育を受けるに十分な基礎学力を有している者。
・出願時に「研究計画レポート」または「オープンミッション成果報告」を提出できる者。
選抜方法

・調査書
・志望理由書
・課題レポート
・面接(課題レポートに関するプレゼンテーションを含む)
必要書類
インターネット志願票、調査票、プロフィールシート、志望理由書、研究計画レポートかオープンミッション成果報告
日程
出願時期:9月上旬
試験:10月上旬
合格発表:10月中旬
備考
他大学との併願可能。同学の総合型選抜(2段階選抜制)と学校推薦型選抜(公募制)との併願可能。総合型選抜(1段階選抜制)内での併願は不可。

総合型選抜(2段階選抜制)

学部学科
理工学部、建築都市デザイン学部、情報工学部、環境学部、メディア情報学部、デザイン・データ学部、都市生活学部、人間科学部
方式
総合型選抜(2段階選抜制)
定員
合計66名
出願資格
・当該学部で教育を受けるに十分な基礎知識を有している者。
・当該学部に関する学修意欲がある者。
選抜方法
一次選考:書類審査
・調査書
・志望理由書
・エントリー理由書
・関連書類
二次選考
[理工学部、建築都市デザイン学部都市工学科、情報工学部]
・調査書
・適性検査:数学(Ⅰ、Ⅱ、A、B)
・面接(適性検査の解答に関する口頭試問を含む)
[建築都市デザイン学部建築学科]
・調査書
・適性検査:空間構想力試験
・面接(適性検査の解答に関する口頭試問を含む)
[環境学部、メディア情報学部、デザイン・データ科学部]
・調査書
・適性検査:英語・国語・数学の総合問題
・面接(活動実績を踏まえた学修計画に関するプレゼンテーションを含む)
[都市生活学部]
・調査書
・適性検査:英語・小論文
・面接(活動実績を踏まえた学修計画に関するプレゼンテーションを含む)
[人間科学部]
・調査書
・適性検査:英語・小論文
・面接(口頭試問を含む)
必要書類
インターネット志願票、調査票、プロフィールシート、志望理由書、エントリー理由書、エントリー理由書(自己アピール) に記載した関連書類
日程
出願時期:9月中旬
1次選考:10月中旬
2次選考:10月下旬
合格発表:11月上旬
備考
他大学との併願可能。同学の総合型選抜(1段階選抜制)と学校推薦型選抜(公募制)との併願可能。

【合格の秘訣】活動成果を評価する大学入試

当塾では、活動成果を大学入試に活用することを推奨しています。

現代の大学入試では、総合型選抜の導入により、学生の多面的な能力が求められています。2023年は全体の約3割が総合型選抜となりました。
これは、一般的なテストスコアだけでなく、個々人の特技や能力、そして研究成果を評価するチャンスが増えていることを意味しています。もちろん、大学卒業に必要な学力は最低限必要で、例えば数学Ⅲの履修を出願要件としている大学も存在します(工学部に顕著です)。

特に理系学部を目指す学生にとっては、この変化は大きなチャンスです。総合型選抜では、具体的な研究成果や創作物が重視される傾向にあるため、主体的に活動してきた実績は、大学入試において大きなアドバンテージとなります。実際、当社代表は高校生時代に中高生情報学コンテストで受賞した実績や、創作活動の実績を活かし、慶應義塾大学など多数の大学に合格しています。

理系の総合型選抜対策は「スキルパス」に

理系分野への進学を目指している中高生には当塾「スキルパス」がオススメです。スキルパスでは、現役の理系大学生や研究者、フリーランスエンジニアが直接指導にあたり、研究の進め方からプレゼンテーションのコツ、コードレビューまで、実践的なスキルを教えます。

昨年度には、当塾の指導を受けた生徒が国立の電気通信大学に現役合格するという成果を出しました。他にも、慶應義塾大学を始めとした難関大学、東京都市大学や工学院大学を始めとした理系単科大学、クリエイティブ系のデジタルハリウッド大学等に多数の合格者を輩出しています。

普通の総合型選抜対策塾との違い

当塾は通常の総合型選抜対策塾では、理系大学対策が不十分だと考えています。なぜなら、理系学部の総合型選抜は徹底したスキルの習得が必要不可欠だからです。

書類選考での研究・ソフトウェアアピールはもちろんですが、2次選考では特定分野のプロフェッショナルである「大学教授」から面接を受ける訳ですから、付け焼き刃の"対策"では不十分なのは当然です。「この心理実験で○○検定を用いたのは何故ですか?本当に有意差があると言えますか?」「このライブラリをこの用途でソフトウェアに組み込むのとこのような不具合が発生しそうですが、なぜこのライブラリを使っているのですか?あえて採用した理由はありますか?」といった質問に明確に答えられなければ合格することは出来ません。

スキルパスではこのような現状を踏まえ、理系大学生や研究者、エンジニアを始めとした専門家講師ネットワークによって、受講生の専門分野に合わせた個別指導を行っています。博士課程の研究者も在籍。

昨今、「書類対策と強い志があれば合格できる」等と受験生と保護者にとって魅力的な主張を行う総合型選抜対策塾が増えつつありますが、特に理系の総合型選抜はそうではありません。総合型選抜は楽な入試ではなく、「一般選抜は苦手だけど"コレ"なら得意!」といった別の評価軸での能力を評価してもらう入試と認識する必要があります。

一方、現時点でこれといったスキルが無くとも、高校1,2年生からの入塾であれば十分な対策が可能です。進路希望に応じて、主にITパスポートから情報セキュリティマネジメント、基本情報技術者といった国家資格を取得すると共に、調査研究、統計的検定の手法といった基礎知識を身に着け、研究プロジェクトを進めていきます。これらは、大学入試だけでなく、大学入学後の研究プロジェクトや、社会人としてもスタートダッシュを切れるようなスキルセットにもなっています。

入塾相談

スキルパスは理系・情報系での進学を目指す皆さまを応援しています。授業はオンラインで、全国どこからでも受講可能です。
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