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明治大学の総合型選抜(AO入試)対策

明治大学は、関東の総合大学です。複数の学部で総合型選抜を実施しており、総合数理学部では「独自に考えたコンピュータプログラムを作成したことがあり、その内容を第三者に説明できること。」を条件とした入試方式が存在します。具体的な成果物を持つ受験生が合格しやすい入試方式です。


文学部 自己推薦特別入学試験

学部学科
文学部(文学科、史学地理学科、心理社会学科)
方式
総合型選抜
定員
合計39名
出願資格
なし
選抜方法
第一次選考:書類選考
第二次選考:小論文、口頭試問
必要書類
出願票 、志願票(A票)、振込連絡票(B票)、自己推薦書、評価書 、調査書 、添付書類、添付書類リスト
日程
出願時期:9月下旬
第一次選考:10月中旬
第二次選考:11月上旬
合格発表:11月中旬

農学部 自己推薦特別入学試験

学部学科
農学部(農学科、農芸化学科、生命科学科、食料環境政策学科)
方式
総合型選抜
定員
合計40名
出願資格
農学科
①全体の学習成績の状況が4.0以上の者
②在学中に学業以外に優れた活動歴がある者で、全体の学習成績の状況が3.5以上の者
農芸化学科
①全体の学習成績の状況が4.3以上の者
②在学中に学業以外に優れた活動歴がある者で、全体の学習成績の状況が4.0以上の者
生命科学科
①全体の学習成績の状況が4.0以上の者
②在学中に学業以外に優れた活動歴がある者で、全体の学習成績の状況が3.5以上の者
※学業以外の優れた活動歴では特に研究発表・懸賞論文分野の実績のある者を重視します。
食料環境政策学科
①全体の学習成績の状況が4.0以上の者
②在学中に学業以外に優れた活動歴がある者で、全体の学習成績の状況が3.5以上の者
選抜方法
第一次選考:書類審査
第二次選考:特別講義受講、特別講義に関する筆記試験、個別面接
必要書類
入学志願票(A票)、振込連絡票(B票:大学送付用)、調査書、志望理由書、自己PR書、選考課題、活動歴報告書、活動歴証明資料
日程
出願時期:9月上旬
第一次選考:9月中旬
第二次選考:10月中旬
合格発表:11月上旬

国際日本学部 自己推薦特別入学試験

学部学科
国際日本学部国際関係学科
方式
総合型選抜
定員
6名
出願資格
・本学部での勉学を強く希望し、第一志望として入学を志す者
・高等学校等における全体の学習成績の状況(評定平均値)が4.0以上であること(高等学校等に在学中の者は第3学年1学期又は前期までの学習成績の状況(評定平均値)とする)
・英語資格・検定試験において下記の基準を満たす者
実用英語技能検定(英検) (従来型、S-CBT、S-Interview) 準1級以上
TEAP 【4技能パターンに限る】 ※TEAP CBTは不可 309以上
TOEFL iBT ※Home Editionは不可 ※Paper Editionも可 ※「MyBest Scores」の活用は不可 72以上
IELTS【アカデミック・モジュールに限る】 ※IELTSコンピューター版含む 5.5以上
TOEIC L&R&TOEIC S&W ※IPテストのスコアは不可 L&Rで785以上かつS&Wで310以上
GTEC 【CBTタイプに限る】 1180以上
ケンブリッジ英語検定 ※Linguaskillは不可 160以上
・高等学校または中等教育学校後期課程在籍期間の活動において、次のア~オの一つ以上に該当する者
ア. 都道府県以上の大会・コンク-ル・展覧会などにおいて優秀な成績を収めた者
イ. 生徒会活動においてめざましい活躍をした者 ウ. 資格(英語以外の語学検定や国家資格など)を有する者
エ. 学校外での諸活動(クラブ活動・ボランティア活動など)においてめざましい活躍をした者
オ. その他、 国内もしくは国外における優れた活動実績を有する
選抜方法
第一次選考:書類審査
第二次選考:小論文、口頭試問
必要書類
明治大学国際日本学部自己推薦特別入学試験出願チェックシート、入学志願票(A票)、振込連絡票(B票:大学送付用)、調査書 、志望理由書(国際日本学部で学びたいことと自分の将来像)、エントリーシート(出願資格・条件について)、出願資格・条件を証明できる資料 、 ・EE(課題論文)の要約、EE の写し ・TOK(知の理論)の学習成果をまとめたレポート ・CAS(創造性・活動・奉仕)の概要をまとめたレポート、高等学校卒業(修了)(見込)証明書又は大学入学資格を証明する書類、高等学校成績証明書、又は大学入学資格試験の成績評価証明書、Transcript of Grades 又は Predicted Grades、英語資格・検定試験の証明書類
日程
出願時期:9月下旬
第一次選考:11月下旬
第二次選考:11月下旬
合格発表:12月上旬
備考
合格した場合は入学することを前提として、他大学・他学部との併願可能。

総合数理学部 自己推薦特別入学試験

学部学科
総合数理学部(現象数理学科、先端メディアサイエンス学科)
方式
総合型選抜
定員
合計8名
出願資格
本学部現象数理学科、先端メディアサイエンス学科での勉学を強く希望し、第一志望として入学を志す者
出願する学科が定める次の条件を全て満たす者
【現象数理学科】
ア 「数学Ⅰ」「数学Ⅱ」「数学Ⅲ」「数学A」「数学B」又はこれらに相当する科目を履修している又は履修見込みであること。
イ 高等学校等における数学の学習成績の状況が4.0以上で、かつ、理科の学習成績の状況が3.8以上であること(高等学校等に在学中の者は第3学年1学期又は前期までの学習成績の状況とする)。 もしくは、在学中の学業成績以外で、数学又は理科に関する特筆すべき活動歴があること。
【先端メディアサイエンス学科】
独自に考えたコンピュータプログラムを作成したことがあり、その内容を第三者に説明できること。
選抜方法
第一次選考:書類選考
第二次選考:
【現象数理学科】
数学の学力考査、口頭試問
【先端メディアサイエンス学科】
作成したコンピュータプログラムのプレゼンテーション、口頭試問
必要書類
入学志願票、振込連絡票、調査書、エントリーシート、数学又は理科に関する活動歴及び添付書類リスト
日程
出願時期:9月上旬
第一次選考:10月上旬
第二次選考:11月上旬
合格発表:11月中旬

理工学部 AO入試

学部学科
理工学部(電気電子生命学科、機械情報工学科、建築学科、応用化学科)
方式
総合型選抜
定員
合計22名
出願資格
【機械情報工学科】
高等学校第3学年1学期または前期までの数学・理科・英語3教科の全履修科目の学習成績の状況が3.8以上の者。なお、数学・理科・英語の履修科目は、第3学年修了時までに以下の条件を満たすこと。
数学 「数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B」の全科目又はこれらに相当する科目を履修していること。
理科 「物理基礎・物理・化学基礎・化学」のうち3科目又はこれらに相当する科目を履修していること。
英語 履修していること。
【建築学科】
高等学校第3学年1学期または前期までの数学・理科・英語3教科の全履修科目の学習成績の状況が3.8以上の者。なお、数学・理科・英語の履修科目は、第3学年修了時までに以下の条件を満たすこと。
数学 「数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B」の全科目又はこれらに相当する科目を履修していること。
理科 「物理基礎・物理・化学基礎・化学」のうち2科目又はこれらに相当する科目を履修していること。
英語 履修していること。
選抜方法
【電気電子生命学科】
書類審査、学力検査、口頭試問
【機械情報工学科】
書類審査、口頭試問
【建築学科】
書類審査、成果物等、造形試験、プレゼンテーション、口頭試問
【応用化学科】
書類審査、筆記試験、口頭試問
必要書類
明治大学理工学部アドミッションズ・オフィス入学試験エントリーシート、入学志願票、受験票、検定料振込用紙、出願資格を証明する書類
日程
出願時期:9月中旬
選考:10月下旬
合格発表:11月中旬

【合格の秘訣】活動成果を評価する大学入試

当塾では、活動成果を大学入試に活用することを推奨しています。

現代の大学入試では、総合型選抜の導入により、学生の多面的な能力が求められています。2023年は全体の約3割が総合型選抜となりました。
これは、一般的なテストスコアだけでなく、個々人の特技や能力、そして研究成果を評価するチャンスが増えていることを意味しています。もちろん、大学卒業に必要な学力は最低限必要で、例えば数学Ⅲの履修を出願要件としている大学も存在します(工学部に顕著です)。

特に理系学部を目指す学生にとっては、この変化は大きなチャンスです。総合型選抜では、具体的な研究成果や創作物が重視される傾向にあるため、主体的に活動してきた実績は、大学入試において大きなアドバンテージとなります。実際、当社代表は高校生時代に中高生情報学コンテストで受賞した実績や、創作活動の実績を活かし、慶應義塾大学など多数の大学に合格しています。

理系の総合型選抜対策は「スキルパス」に

理系分野への進学を目指している中高生には当塾「スキルパス」がオススメです。スキルパスでは、現役の理系大学生や研究者、フリーランスエンジニアが直接指導にあたり、研究の進め方からプレゼンテーションのコツ、コードレビューまで、実践的なスキルを教えます。

昨年度には、当塾の指導を受けた生徒が国立の電気通信大学に現役合格するという成果を出しました。他にも、慶應義塾大学を始めとした難関大学、東京都市大学や工学院大学を始めとした理系単科大学、クリエイティブ系のデジタルハリウッド大学等に多数の合格者を輩出しています。

普通の総合型選抜対策塾との違い

当塾は通常の総合型選抜対策塾では、理系大学対策が不十分だと考えています。なぜなら、理系学部の総合型選抜は徹底したスキルの習得が必要不可欠だからです。

書類選考での研究・ソフトウェアアピールはもちろんですが、2次選考では特定分野のプロフェッショナルである「大学教授」から面接を受ける訳ですから、付け焼き刃の"対策"では不十分なのは当然です。「この心理実験で○○検定を用いたのは何故ですか?本当に有意差があると言えますか?」「このライブラリをこの用途でソフトウェアに組み込むのとこのような不具合が発生しそうですが、なぜこのライブラリを使っているのですか?あえて採用した理由はありますか?」といった質問に明確に答えられなければ合格することは出来ません。

スキルパスではこのような現状を踏まえ、理系大学生や研究者、エンジニアを始めとした専門家講師ネットワークによって、受講生の専門分野に合わせた個別指導を行っています。博士課程の研究者も在籍。

昨今、「書類対策と強い志があれば合格できる」等と受験生と保護者にとって魅力的な主張を行う総合型選抜対策塾が増えつつありますが、特に理系の総合型選抜はそうではありません。総合型選抜は楽な入試ではなく、「一般選抜は苦手だけど"コレ"なら得意!」といった別の評価軸での能力を評価してもらう入試と認識する必要があります。

一方、現時点でこれといったスキルが無くとも、高校1,2年生からの入塾であれば十分な対策が可能です。進路希望に応じて、主にITパスポートから情報セキュリティマネジメント、基本情報技術者といった国家資格を取得すると共に、調査研究、統計的検定の手法といった基礎知識を身に着け、研究プロジェクトを進めていきます。これらは、大学入試だけでなく、大学入学後の研究プロジェクトや、社会人としてもスタートダッシュを切れるようなスキルセットにもなっています。

入塾相談

スキルパスは理系・情報系での進学を目指す皆さまを応援しています。授業はオンラインで、全国どこからでも受講可能です。
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