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きみのお金は誰のため


きみのお金は誰のため』という本の読書感想。

3か月前に出版されたばかりだか、Amazonのレビュー500〜600件と多いので、気になった。


**1. 会話が多くて入りやすい構成**

経済に関する小説でありながら、特徴的なのは会話が多めで構成されている点。
難解な経済の概念も、会話形式なら分かりやすく伝わります。苦手意識がある人にも親しみやすい印象です。

**2. 中学生の主人公の視点**

主人公は中学生の男の子で、トンカツ屋の息子。彼が大富豪と出会い、お金にまつわる深い問いかけに巻き込まれるストーリーが展開されます。

**3. お金にまつわる問題提起**

「お金自体には価値がない」「お金で解決できる問題はない」「みんなでお金を貯めても意味がない」といった問題提起が行われ、読者は一つひとつの謎に挑戦しながら物語を進めます。

**4. お金と人生**

本書を通して、お金が欲しい、貯めたいと思っている人に向けて、働き方や人生について深く考えるきっかけになるかもしれません。

**5. 読了後の意識の変化

自分が稼いだお金の行方を意識し、応援したいものやお店に積極的に投資していこうと思った。

**まとめ: お金の本当の価値とは?**

『きみのお金は誰のため』は、小説としての面白さと同時に、お金にまつわる深い哲学的な問いかけを投げかけてくる一冊。
経済の知識だけでなく、生活や社会に対する新しい視点を得ることができた。

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