インターネット前に繁栄を謳歌して、今は大企業病に侵されて滅びつつある大企業と日本の現状の類似点~ただの愚痴

背景

典型的な官僚的・大企業病なとこと仕事で関係中。

とにかく仕事が遅い。実働15分程度の仕事に10日とかざら。← 誇張ではなく事実

顧客のビジネスへの貢献という意識は皆無で、全ての関係者がそれぞれの立場で「保身」を考えてる。部門間(営業とシステム)の意思疎通は皆無。

営業は毎回「全力で協力」とどこかの政治家のような事をいうけど、具体的な話になると「ちょっとそれは…」とトーンダウン。

先日は、ぼくの指摘で嘘がばれて顧客に怒られてた。

ぼくの取引先だったら「さようなら」の一択だけど、顧客の取引先なので無碍に扱うこともできず…。

疲れる。

その会社の今後

ぼくの見立てでは、その企業はネット革命以前に最適化された古いビジネスモデルの大企業。滅びゆく恐竜。

利益率は極めて低く1%未満。コロナ禍前の業界が空前の活況を呈していたときでも利益率低下している。

DXを掲げているけど、会社風土が上述したような感じなので到底無理。

そもそもまもなく債務超過に転落するはずで、満足な報酬やシステム投資に回す資金がない。

したがって風土的にも報酬的にも外部から優秀なIT人材を採用できるはずもなく。

ブランドイメージ(就職ランキングでは文系トップクラス?)と実態がこれだけかけ離れているのも凄い

なお、政治力はかなり強そう(コロナ禍でも再三名前があがっている)なので、銀行や国から資金が供給されて、グダグダな状態で10年くらいは生き残るのではないかと思われます。

日本のグダグダな現状との類似性

ちなみにその会社のシステム担当者さんたちのスキルやポテンシャルは低くないという印象。

仕事が遅いのはスキルでなく文化・風土。

個々のポテンシャルは決して劣ってないのに、企業風土がそれを潰している。

今の日本もそんな感じなんでしょうね。

失われた30年を如実に体現している企業さんの話でした。

さっさと滅びろーー。

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