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授業改善で最初にやるべきこと

はじめに

「楽しい授業をつくりたい」
「わかりやすい授業はどうすればできるのか」
「授業を改善したい」
多くの先生方がそんな気持ちを持っているはずです。
授業に関する具体的な方策やテクニックなどもいろいろと調べていると思います。先輩や同僚の先生方からのアドバイスも有効だと思います。
また、教育書やネットを調べたり、校内や外部の研究会にも意欲的に参加していると思います。授業を公開し意見をもらうこともとても大切だと思います。

一番知りたいことは

「わかりやすく教えるための発問はどうすればよいか」
「できない子にどうやってアドバイスをすれば良いか」
「わかりやすい板書はどのようにすればよいか」
「まとめはどうしたらいいだろうか」など
「授業で何をどうすればよいのか」ではないでしょうか?

                         Photo by inagakijunya

具体的な方策の前にやるべきこと

「教師の視線や立場で授業を組み立てないことです。」
「教師の視線や立場で授業を進めないことです。」

発問や板書、導入や展開、まとめなど授業方策を教師の視線や立場でいくら考えても、授業改善はできないと思います。
わかりやすく丁寧に教えれば教えるほど、児童生徒は理解できなくなるかもしれません。

学習者の立場で授業を見直すこと

これがいちばんです。
自分の授業の流し方を、教師の視線ではなく学習者の視線で見直してみてください。

「児童生徒にわかりやすくて教えようか」ではなく
「児童生徒がどのように学んでいるのか

「児童生徒に教える立場」から「児童生徒の学びを助ける立場」への転換が必要です。
まず、自分の授業を学ぶ児童生徒の目線に立って見直してみてください。
「どうしたらわかるように教えられるか」から
「どうしたらわかりやすく学ばせられるか

「児童生徒はどのように学んでいるのか
学習者の立場に立った視線で授業を見直しましょう。
必ず授業が変わります。

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