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スウィープフィート阪神JF出走!!

シザリガーです
いよいよ明日我らが愛馬スウィープフィートがG1阪神JFに出走します!

今記事は私的にスウィープが阪神JFで勝つために必要な条件、なんでスウィープが穴人気しているのかを本馬の末脚を深堀しながら説明していきます!

正直、どうしてもひいき目は入っていますがその分ポジれる記事になってるので最後まで見ていただけると嬉しいです!


上り33.1 衝撃の末脚

まずはスウィープが一躍注目される切っ掛けになった白菊賞を深堀していきます
実は白菊賞の内容は下の記事に3000文字以上で書いています
我ながらよくできた記事だと思うので後で見ていただけると嬉しいです!
スウィープフィートの魔法の末脚|シザリガー (note.com)

なので今回は「京都内回り上り33.1の衝撃」の一点だけを改めて深堀していきます
なぜこの上り33.1がやばいかを簡単にまとめると
・京都内回り(直線330mほど)での記録
・2か月開催の最終週
・コーナーで大外に持ち出すロス含めた数字
・実はちゃんと追えていない
 
です

まず今回出走する馬の上り3Fを比べてみると

スウィープフィート 京都内周り 白菊賞 上り3F33.1
コラゾンビート 東京 京王杯2歳S 上り3F33.2
アスコリピチェーノ 新潟 新潟2歳S 上り3F33.3
サフィラ 東京 アルテミスS 上り3F33.4
ステレンボッシュ 東京 赤松賞 上り3F33.6
キャットファイト 中山 アスター賞 上り3F33.7


と見ての通りスウィープフィートが最速です!!

さらに東京、新潟は直線が500m以上あり上り3Fがほぼ直線を走る数字になるのに対して京都内周り、中山は直線が300m程しかないのでコーナーを曲がる区間も上り3Fに含まれます。当然曲がってるのでスピードは落ちます
その条件で上がり3F最速を叩きだしてる事実が今回抽選対象馬の中で1番人気を集めている一番の原因です。断言できます

さらに内馬場が剥げてる最終週の京都で内から外へ運んだ大きなロスもあります

1枠から大外へ
強気に大外に出す永島J
この差から着差なしに持っていく


白菊賞ラップタイム


この区間での区間ラップは11.2秒
このラップタイムは内ラチの経済コースを最短で進んだプシプシーナのタイムですこれと変わらないタイムを大外ぶん回しながらスウィープは出してます

そこから大外に出した時点で目視で6馬身以上あります 6馬身は一般的に0.9秒離れていると言われます

白菊賞のラスト2Fの区間ラップは11.3→11.6計22.9秒なんですが、スウィープは直線300mで0.9秒差を着差なしに縮めています
つまりラスト2 Fを少なく見積もって22.0秒で走ってるんです。大外をぶん回しながら、、、マジでやばくないですか?

さらに鞍上永島まなみJはレース後(内にモタれた)とコメントを出してます
このシーンをよく見ていただくと左鞭をうった瞬間に内にササっていて、そこから進路修正するロスもあります
つまりこの上りはただ直線を全力で走って出たものではなく京都の急なコーナーを最内枠から大外にぶん回しながら直線寄れてでたタイムなんです

本来このような上り3Fが出ない条件でこのタイムを出した
これがスウィープの最大の武器でありアイデンティティである末脚です
あらためてこの足を引き出してくれた庄野厩舎、永島J、スイープトウショウをはじめとする母系には感謝しかないです。ありがとう


2点の展開不利~展開有利へ

今回の阪神JFは阪神外回りの舞台になります。
この条件は大きく2つの点でスウィープを有利にしてくれます

・ 直線は約470mで京都内回りの約1.5倍
・ 1200m、1400m戦の経験馬が多い事で起きるスローペースからの脱却です

まず単純に直線が長い事 これは後方脚質の馬からすれば完全に有利になります この条件ならコーナーから足を使わずとも直線から使っても十分間に合います。スウィープの脚なら直線だけでごぼう抜きも可能なのではとひいき目ながら感じています

もう1点が非常に大事で 1200m、1400m戦が多いJRA2歳馬は早いペースに慣れてる馬が多いので、自然と阪神JFはペースは速くなりがちです
実際過去5年での前半3Fは 
2018年 34.8 2019年 33.7 2020年 34.9
2021 34.1 2022 33.7秒です

少なくとも白菊賞の前半3F36.9というドスローにはならないと思います(断言したらスローになりそうだから断言しません(笑))
前回苦しめられたレースラップ的な前残りレースからは解放されると予想でき、後方脚質にチャンスのあるラップが展開されると予想できます!

展開予想と理想的パターン

今回のレースのポイントは
・前半のペース(小栗厩舎の2頭がカギ)
・直線の進路取り
・フルゲート、G1の大歓声の中この仔のテンションは持つのか?
・ゲート大丈夫?

の4点だと考えます

まずラップタイムですが、実は今年は大して早くならないんじゃないかなと思ってます
今回のメンバーで必ず逃げないといけない馬がいないのがラップタイムに直結すると考えていて、なおかつ前走逃げて勝っている小栗厩舎のプシプッシーナとナナオは共にドスロー逃げに持ち込んでる点も気になります

小栗厩舎の2頭のどちらかがハナに立てばスロー逃げの勝利パターンに持ち込まれる可能性もあります
ただ、逃げで圧勝した経験のある17番ミライテーラー、9番テリオスルル、5番スプリングノブァもいるので逃げ争いが激化する可能性もあります
そうなればペースは速くなるのでありがたいですね!
理想はハナ争いでペースが速くなりペースが34秒フラット付近になること 許容できるのは35秒台中盤までで、36秒台だったら泡吹いて倒れます

直線の進路ですが自分はスウィープの末脚は誰よりも早いと信じているので、直線は大外一気でも内で足を溜めて距離ロス抑えつつ抜け出す形でもどちらでもいいと思います

スウィープはテンションが高く折り合いが難しい馬で、折り合いを欠いてしまうと最高パフォーマンスが見れない可能性が高いです
なので個人的には折り合いが一番のカギだと思います。前走のように他馬を無視して折り合いに専念し末脚を出し切る競馬をするのもありですが、理想は馬群に固まりながら折り合いをつけることだと考えます

まなみJも言っていましたが、折り合い、テンション面が難しいのがスウィープの今のウィークポイントなので、難しい事なんですけどG1でテンションを上げ過ぎずにレースを迎えることができれば現状のパフォーマンスは出せると思います
今のパフォーマンスで十分戦えるので、まずはテンションを上げ過ぎないことがカギになるかなと

最後にゲートですが、たぶん出ません(笑)偶数なら可能性はありましたが先入れの奇数番なので大したスタートはできないと思います(笑)陣営もゲートが良くないのは理解しつつも現時点で詰め込みたくないのでゲート練習しないみたいです
正直よほど出遅れなければ私はスタートはそこまで気にしないです。それならそれで末脚に駆ける競馬ができるので

今回は出たなりで足を溜める競馬と陣営コメントがありました。なのでスタートはポジションを決める非常に大切な要素になります
他馬と同じぐらいスタートが出たら中段、出遅れたら後方ポジションかなと私は予想してます。こればっかりはレースになってみないと分からないのでレースを楽しみにしたいと思います!

まとめ


この記事を書いている間もドキドキしてきてます
こんな予想ができる時点で最高に楽しいですし今私はニヤニヤしてます(笑)

抽選の身ですので今回のメンバーにはリスペクトしかないです!見れば見るほど強いな、持ちタイム早いな~とメンバーの豪華さを実感してます
持ちタイムは今回のメンバーの中では下位なので、そこをどれだけ縮められるかが必須だと思っています。このメンバーなら1.33秒前半の決着時計になると思っているので、2秒近く縮めないと勝てないです

ただ、あの白菊賞で見せてくてた祖母譲りの魔法の末脚なら持ちタイムを大幅に縮められると確信しています!!

私は牝馬の最大目標は桜花賞だと思っていて、桜花賞に出るためには最低2着以上で収得賞金を稼がないといけないです。なので強気に2着以上が今回のレースの成功だと考えています!
難しいことはわかっていますが、私はこの仔に牝馬クラシックの頂点に立つ可能性を感じているので
クリアしてほしい。もし実現出来れば人生でも最大級の幸せな期間に来年は成りそうでぞくぞくします

最後に、本馬を応援していただいているすべての人に感謝します🙇‍♂️
今までスウィープは出資者たちの馬だったのが、レースを重ねていくごとにスイープトウショウのファンの方、スワーブリチャードのファンの方、ウマ娘を通じて縁を感じていただいてる方、前走の末脚に惚れた方 
様々なファンの方の声をSNS等を通じて見られてとてもうれしいです!

結果にかかわらずこの仔の馬生を最後まで応援してくれたらこれ以上の喜びはないです 私も一生推していきます!

最後までご覧いただきありがとうございました



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