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54.心の中の抵抗をなくせば、願いは叶うようになる

前回の記事で、私たちの思いがそのまま目の前の現象となって現れているということを書きました。

今朝、サッカーの日本代表がドイツ代表に4-1で勝利したのも、まさに「思いがそのまま目の前の現象となって現れている」ということに当てはまった結果だと思います。

その理由はというと、日本代表で戦っている選手のほとんどは海外のクラブチームに所属しているし、ゲームの中で得点やアシストを決めた選手は、所属チームの直近の試合で結果を残している人達でした。

彼らは、普段から一流と呼ばれる選手と互角に戦っているし、前回のワールドカップでもドイツに勝利していることもあり、ドイツという名前を聞いても臆することが全くなくなっていて、選手たちの思いの中に「勝てる」という思いがあったと推測することができます。

この「勝てる」という思いは、勝つ確率が1に近づいているという証拠です。

例えば、選手たちが「勝てるかも」とか「勝てそう」といった気持ちで試合に臨んでいたら、勝つ確率は5割から6割くらいにしかなりません。

しかし、「勝てる」という観測ができるということは、その確率を8割以上になっている状態です。

「勝てる」という思いは、自然な思いの中から生まれた「勝てる」であり、試合前に緊張しながら「絶対勝ってやる」と思うこととは異なります。

緊張しながら「絶対勝ってやる」という思いは、「勝つのは難しいけど、必死になってやれば勝てるかもしれない」という観測になるため、勝てる確率はかなり低くなります。

今回の試合に出場しているすべての選手が自然な思いで「勝てる」という気持ちになることができていたからこそ、大差で勝利を得ることができたのだと思います。

大人になった我々も、簡単な計算問題だったら素直な気持ちで「できる」と思えるものであり、素直な気持ちで「できる」と思えることは、実際に100%できてしまうものです。

つまり、思いと結果はイコールで結ぶことができるのです。

しかも、自然に「できる」と思える状態を作ることができれば、実はどんなことでも達成できるようになるといっていいでしょう。

世の中には「どうしてそんなことができてしまうの?」と思えるようなことをしてしまう人が存在しています。

なぜ彼らがいとも簡単に、普通ではできそうなことを達成させているかというと、どんなことでも「できる」という思いを持って行動しているという特徴があるからです。

もちろん、「できる」という思いを持てば、どんなことでもすぐに出来てしまうわけではありません。

彼らは、「できる」という思いを、常に観測しているからこそ「できる」の確立を上げることができ、その結果、難易度の高いことさえも達成させることを可能にさせているのです。

また、常に「できる」という思いを持った上で試行錯誤を繰り返していけば、その試行錯誤の中から「氣づき」を得ることができ、さらに試行錯誤を続けていけば「できる」という思いを強めながら、確率を1に近づけていくことができます。

そして、一度、確率を1に近づけていく経験からコツを得ることができれば、他のことにもそれを応用できるようになっていくため、できることを増やしていけます。

しかも、「確率を1に近づけていくことで得たコツ」を持つと、新しい挑戦をするときでも、自然と「できそうだ」と思えるようになっていることから、比較的スムーズにその対象を習得できるようになっていきます。

「自然な思いでできる」ことは、「抵抗がない状態」ということができ、どんなことでも「抵抗がない状態」で臨むことができれば、比較的、簡単に目的を達成できるようになるものです。

よく未経験の人が、初めて挑戦するのにも関わらず上手にできてしまうということがありますが、その理由には、それをするのに心の中に抵抗がないから、ということがいえます。

「抵抗がない状態」というのは、心の問題です。

逆にいうと「心に抵抗がない状態」を作ることができれば、どんなことでもできるようになるということができるし、不思議と願いが叶えやすくなっていきます。

この「心に抵抗がない状態」を作るということを、別な言葉に置き換えるなら「心の中になるブロックを外す」ということになります。

例えば、お金に対してのブロックを外すことができれば、お金周りがよくなっていったりします。

なぜかといえば、お金に対してのブロックを外すということは、お金に対して抵抗がない状態になるということであるため、お金が入ってくるという思いを確立1に変えることでもあるからです。

冒頭にも書きましたが、目の前の現象は「思いがそのまま現象となること」であるため、お金に対する抵抗をなくしてしまえば、自然とお金が入ってくるようになるのは当然のことです。

したがって、どんなことでも「思い」を変えることができれば、現象を変えることができるようにになるものであり、まずは「できる」という思いを持持続的に持ち、「できる」の確立を1に近づけていくことができれば、大抵のことはできるようになるといっていいでしょう。

しかも「できる」という思いの中に楽しみやワクワクを加えていけば、達成に至る期間も短くしていくことができるようになっていきます。

なぜかというと、楽しみやワクワクがあると、どんなことでも抵抗なく、すっと行動に移せるようになるからです。

このため「できる」という観測の中に「楽しみ」や「ワクワク」を加えることは欠かすことのできない要素であり、「楽しみ」や「ワクワク」を原因にして確率を1に近づけていくことがでいたなら、結果の中に「楽しみ」や「ワクワク」も含めていくことができます。

そういった意味では、「楽しみ」や「ワクワク」は「できる」の万能薬といいってもいいでしょう。

以前、Youtubeのバシャールの動画で、「即答できることはすぐに達成される」といった内容のものを見たことがあります。

詳しいことは忘れましたが、内容としては「その夢は叶いますか?」と誰かに尋ねられたときに、すぐに「はい」と答えられることであれば、それは簡単に現象化するということでした。

その一方で、「その夢は叶いますか?」という問いに、少しでも間があったりすると、夢が叶わなかったり、夢が叶うのに時間が掛かるといいうようなことをバシャールは語っていました。

返答に間が生まれるということは、そこに「抵抗」があるということです。

しかし、即答で「はい」ということができるのは、その思いに対して「抵抗がない」ということであるため、かなりの部分で確率1に近づいているということができます。

そこで、試しに自分で自分に「その夢は叶いますか?」と問いかけてみると、その夢に対して「抵抗」があるかどうかが感覚的に分かったりします。

なので、もし現状で叶えたい夢や希望があるのなら、自分で自分に問いかけて見るといいかもしれません。

また、自分で自分に「その夢は叶いますか?」と何度も何度も問い続いけていくと、やがて「はい」と即答できるようになります。

そうやって、自己問答を繰り返していき、間髪入れずに即答できる習慣を身に付けられるようになると、その夢は叶うこようになっていきます。

この自分に質問して間髪入れずに「はい」と答えるワークをしているだけで、心の中の抵抗を取り除くことができるので、時間がある時にやってみるのもお勧めです。

我々は、心の中の抵抗をなくすことができれば、どんなことでもできるようになっていくものです。

しかも「楽しい」こと「ワクワク」することから抵抗をなくす作業をしていけば、それを経験値にすることができ、他のことにも応用できるようになっていきます。

そういった意味でも、いつでも「できる」という思いで観測し、心の中の抵抗を少しづつでもなくしていけるようになれば、願いは叶うようになるものです。

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