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人間をやめたい気持ち

人間をやめたくなる

人であることが苦痛だと感じる日々が続いたとき『人間をやめたい』と思い続けていました。引きこもり時期に自分に合った治療先も見つからないまま途方に暮れていたときに軽犯罪を犯してみることにしたのです。窃盗です。

窃盗をしてみて感じたこと

一言で表すなら『くだらない』でした。
窃盗をしたからといって人間をやめたいという気持ちが和らいだり苦しさを紛らわすことにはならなかったです。『Hand in My Pocket』という世界的に有名な曲がスマホから流れて、日本人死ねよと呟いたのを覚えています。

日本人死ねよがヒントだった

思い返すとその日から日本語を耳に入れるのをやめるようになりました。体に合わない薬を飲まないようにするように体調がよくなり自分が好きなことに気がつくようになり始めました。

自分の存在の否定

私の家系は何代にも渡り続いている神社の家系です。家系図を見たことはないけど日本人DNAが受け継がれ続けていて自分の存在がよく分からなくなることが増えました。今でもとてつもない孤立感を感じながら言語学習をしては渡航を繰り返しています。

居心地のよさを感じたカナダ

日本では友達が全く出来ませんでしたが、カナダでは人に恵まれて『バックストリートボーイズ』の曲を知らない人と一緒に歌ったり好きなことをずっと話し合いました。『アァァイウォンイッザァラァウェイ』と熱唱した時にとても歌が上手と褒めてもらえて人間に生まれてきて良かったなと初めて思いました。

人に抱きしめられる

それ以降は人に抱きしめられることが当たり前になりました。下手な英語も少しずつボキャブラリーと発音が良くなり人間と話すことがこんなにも楽しいことなのかと思いました。今の自分は日本人死ねよとは思わないです。関係ない人に何を言われても会ったことも会う予定もないのに感情がないです。

条件が良くても合わない

医療費や税金が安いしなんとか社会から外れてしまっても死ぬことはない国として日本は存在していると思います。僕はそんな状態になってまで生きたいとは思わない人間だったのです。出来ないことを当たり前に言っていたら『精神障害者』というラベルがつけられて、空気が読めなければやっぱりだと思われて自分のことを大事にしようとすれば『勘違い』だとか『周りの人はそうしない』だとか…くだらないことを束みたいな人間の塊が騒ぎ出して。

I Never wanna here you say としか言えない状態で苦しくて仕方がない毎日でした。

土地に縛られる病気

土地に縛られるという状態が精神障害なのかもしれません。荷物をためこんでしまうと重たくなり身動きが取れなくなります。自分はその典型的なパターンで荷物が多すぎました。

捨てればいいだけ

この記録を日本語でしているのはYouTubeで障害福祉について批判したからです。そのときに同じような苦しさや生きにくさを感じている方には言葉を伝えて話したいなと思えました
それ以外に日本語の価値は今のところないと思ってます。役に立たない言語は捨てていくことが重要だと思います。言語に限らずに責任とか人間関係とか自分にとって役に立ってないものは重荷になるんだと思います。

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