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ひまつぶし程度の雑記。

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最近の記事

ポータブルアンプを買ったお話〈FIIO-KA13〉

先日、ポータブルアンプを購入した。 先日――と言っても注文したのは三月の末。届いたのは五月五日であるためなんやかんや一ヶ月以上も掛かったわけだが、Amazonの自動応答チャットを使いこなせる気がしない勢としては「到着してくれて一安心」というところ。 今回購入したのはFIIOのKA13。色はシルバー。 お値段は1.3万円ほど。ポタアンとしては入門用と言っていいだろう。 私の現環境を書いておくと、デスクトップPC→ArturiaのMiniFuse 2→SONYのMDR-1AM

    • つまづいても大丈夫。ゆっくりでも大丈夫。そんな勇気をくれる一冊――漫画『スロウスタート』感想文

      高校一年生になった少女『一之瀬 花名』には秘密がある。 それは「同級生たちよりも、ひとつだけ年上である」という秘密だ。 一年前、高校入試の直前に〝おたふく風邪〟を患って受験できず、完治したときには卒業式すら終わっていたため同級生たちと一緒に進学することができなかった花名は、つまるところ一浪して高校に入学したのである。 小動物のように怖がりで悲観的な性格ゆえ、受験の失敗以降、同級生と会いたくない、学校にも行きたくない、外にも出たくない……と泣き続けていた花名は、母親からの提

      • メイドさんが大好き。そしてグルメ漫画はちょっと苦手な人にこそオススメしたい――漫画『メイドさんは食べるだけ』感想

        私は〈メイドさん〉が好きだ。 国や文化という話題において私が最も愛好しているのは日本文化関係であるため、ときに英国マニアたちが英国愛を語るための場となりがちな〝メイド好き〟のテンション感についていけないこともあるが、人類文化における女性奉公人・女性使用人の代表例のひとつとして〈メイドさん〉にロマンは感じるし、特に、英国的でありながらも日本文化における価値観が投影されやすい〈日本の創作物におけるメイドさん〉は大好きである。 みたいなことを語りつつ、妹さんの感想文#05。 今回

        • 亜人✕青春✕ニューノーマルな避暑地系学園ラブコメ――漫画『尾守つみきと奇日常』感想文

          先日、漫画『尾守つみきと奇日常』の第一巻を買った。 私は『サンデーうぇぶり』にて本作を追っているが、店舗特典であるポストカードが残っているうちに紙書籍も欲しいよなあ――などと考えていたところ、気付いたら購入を済ませていた。 というわけで、妹さんの感想文#04。 今回は、森下みゆ先生の『尾守つみきと奇日常』について、簡単に感想と紹介のようなものを書いてみたい。 亜人 神話・伝説・民間伝承などにおいて〝人間と似ていながら決定的に異なる特徴をもつ存在〟は古くから語られてきた

        ポータブルアンプを買ったお話〈FIIO-KA13〉

        • つまづいても大丈夫。ゆっくりでも大丈夫。そんな勇気をくれる一冊――漫画『スロウスタート』感想文

        • メイドさんが大好き。そしてグルメ漫画はちょっと苦手な人にこそオススメしたい――漫画『メイドさんは食べるだけ』感想

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          100均のアイテムで簡易撮影ブースを作ったお話

          先日、簡易撮影ブースを作った。 ダイソーさんのマルチパネルを連結させ、模造紙をざっくり切って背景紙にしただけのものだが、購入したアイテムなどをスマホでサッと撮影する程度の使い方がメインであるため必要十分だ。 現状、丁度良い(金額と使い勝手の)照明を調達できていないため、天井照明(寒色と暖色に数段階の調整可)と、窓越しの太陽光と、PCモニタからの光をやりくりして撮影しているが、まあスマホ側で加工できるため、手軽に小物を撮影するくらいなら大丈夫かなという感じ。 マルチパネル5

          100均のアイテムで簡易撮影ブースを作ったお話

          ギターとヘッドホンとオーディオインターフェイスのお話

          最近、私は〈音を聴く〉&〈音を出す〉という二方向から作業環境を整えている。大したことをしているわけではないが、備忘録として、それぞれについて軽くまとめておく。 1.ギターのメンテナンス まず、楽器店でエレキベースのメンテナンスをしてもらった。 十年ほど弾いていなかったベースだが、かかった費用は弦の購入代金までを含めて7500円ほど。ベースの弦は安価なものでも3000円ほどするため〈放置していたギターのメンテナンス費用〉としては控えめな金額と言っていいだろう。 また、ベース

          ギターとヘッドホンとオーディオインターフェイスのお話

          マウスを買い替えたお話

          ※2024年5月 見出し画像を追加 PCのマウスを買い替えた。 いま使っているマウスの動作がなんとなく不安定になってきたのが主な理由だ。 今回買ったのはエレコムさんの『M-XGM10UBWH』。 私は「マウスは秒で壊れる」という経験則と偏見により、ここ十年くらいは安価さを重視してamazonのベーシックマウスを使っていた。しかしそれも最近は値上がりして他のマウスと同等の値段になってきたため、数百円ほど予算を追加して久しぶりに5ボタンマウスを買ってみた次第である。 単純に「

          マウスを買い替えたお話

          クリップスタジオを使い始めたお話

          先日の投稿でも触れたように〈クリップスタジオペイント〉を導入した。 お絵描き環境を整えるために購入を考えていたところ、急に公式でセールが始まったため即決した次第である。 私が今回買ったのはPRO――つまり「安いほう」の一括DL版。 最初はEXを買うかと悩んだのだが、セール中とはいえ1万6000円ほどの出費を即決するのは難しく、今のところ漫画を書く予定もないため、今回はPROを導入して慣れることを優先した。 というか、セールとはいえ〈30%引き〉であるから、どうしてもEXが必

          クリップスタジオを使い始めたお話

          パソコンのHDDをSSDに換えたお話

          ※2024年5月 見出し画像を追加 先日、自宅でメイン機としているデスクトップPCのHDDをSSDに交換した。 これまではHDDを三台積んでいたのだが、最も新しいもので六年くらい前のものとなるため最近は動作が不安定になることも多くなり、限界を感じて交換した次第だ。消えて困るデータは外付けのHDDやクラウド上に保存しているが「とはいえ流石にね……」というやつである。 また、今回はAmazonのブラックフライデーでSSDが大きく値引きされていたのも重い腰を上げる大きな理由と

          パソコンのHDDをSSDに換えたお話

          妹さんの感想文#03『きまぐれテンプテーション』

          ※2024年4月 見出し画像を新調。 ミステリ。サスペンス。陰陽師モノ。ホラー。 これらは、多くの書籍や映画、アニメなどでも根強い人気を獲得しているジャンルである。 作品ごとにテイストの違いはあれど、たとえば〈これらのジャンルを絶対的に避けている読書家〉というのは少数派であろう。積極的に愛好しているとまでは言わずとも「面白そうなものがあれば読む」くらいの距離感で楽しんでいる人が多いのではないだろうか。 しかし、こうした人気ジャンルと呼べる創作物であっても、大多数の読書好

          妹さんの感想文#03『きまぐれテンプテーション』

          iPhone12 Pro Max を買った

          スマホを買い替えた。 機種は、言わずと知れたApple社のiPhone12 Pro Max。 ストレージは256GBのモデルで、色はゴールド。 実のところ、私はスマホを買い換える予定などなかった。 私がこれまで使っていたのはiPhone XS Max。 二年近く使っているためバッテリーは少し弱くなったが、ヘビーユーザというわけでもないため不便さは感じていない。あと数年は問題なく使えるだろうと思っていた。 今回ショップに行った目的は、母のスマホの買い換えと契約プラン見直し。

          iPhone12 Pro Max を買った

          アナログ画材を買ってきたお話

          先日、ホームセンターの画材売り場でアナログ画材を買ってきた。 具体的には、デリーターのペン軸にタチカワの丸ペン。パイロットの製図用インク。コピックのミリペン(黒)0.03。そしてアイシーの漫画用原稿用紙。 まぁ「安く買える漫画用品のテンプレ」といった感じだろうか。 私はもともとアナログで描いていたのだけれど、鉛筆や筆を使っての裸婦画・動物画・風景画などをメインにしていた。キャラクター系のイラストや漫画に使う意味でのアナログ画材というものにはあまり触ったことがない。 とはいえ

          アナログ画材を買ってきたお話

          妹さんの感想文#02『あけいろ怪奇譚』

          ※2024年4月 見出し画像を新調。 突然だが、私は〈学校の怪談〉という言葉にときめいてしまう世代だ。 1990年頃からの第二次オカルトブームにおいて爆発的な人気を獲得した〈学校の怪談〉というジャンルは、大雑把に言えば〈ホラー〉の一種でありながら、しかし〈学校〉を主題としたことから小中学生らの当事者意識をくすぐり、その心を鷲掴みにし、多くのトラウマ や性癖 を作り上げた特別な存在感をもつジャンルである。 かくいう私も、ノストラダムスの大予言などブームの盛り上がりが最高潮

          妹さんの感想文#02『あけいろ怪奇譚』

          妹さんの感想文#01『なないろリンカネーション』

          ※ 2024年4月 見出し画像を新調。 小説や漫画、ゲームなどのシナリオを読んでいると、ときに著しく涙腺が脆くなってしまうことがある。私にとって『なないろリンカネーション』は、そうした “涙腺ヤッちまうゲーム” のひとつだ。 個人的に気に入った、あるいは気になったものをピックアップして感想と紹介を兼ねた記事を書くつもりでいる〈妹さんの感想文〉第一弾として、今回はこの『なないろリンカネーション』について少しだけ書いてみる。 概要 本編について語る前にひとつだけ。 今回ご

          妹さんの感想文#01『なないろリンカネーション』

          台風により避難してました

          大型台風の接近。私と母は、あちこち壊れはじめている自宅で過ごすリスクを考慮し、金曜の夜から日曜にかけ、近隣に住む親戚の家に避難していた。 持っていった荷物は、貴重品、普段持ち歩いているもの、そして衣服やいくらかの食料など。「最悪、台風で家が倒れる可能性あるよね。そしたらしばらく避難生活だね」と考えていたため、荷物の選定には苦戦した。 もちろん猫も連れて行った。トイレや餌が大きな荷物となってしまうけど、とはいえ置いていくわけにはいかない。二匹のカメは「もし家が崩れても隙間で

          台風により避難してました

          19/9/26

          数日前と比べたらだいぶ楽になったとはいえ、まだ体調が微妙なので自宅でゆっくりと過ごしている。昨日は久しぶりに本を読んだ。最近はお仕事に時間を取られて「積ん読」状態だったので、未読のものやら既読のものを少しだけ読み進めた。 MacBookAirも買ったことだし、文字としてのアウトプットを増やしたいのでnoteで本の感想などを書いてみるのもアリかなと思っている。 先日の台風で自宅がダメージを受けてしまったので密かに引っ越しの計画がある。まだ具体的なプランがある話ではない。もし