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闇の将軍のこと⑦ 初日

夕闇・宵闇・常闇と三作の初日が無事に開けました。ホッとしております。
夕闇も常闇も緊張や高揚を感じながら挑みました。お客様にも恵まれて良いステージであったと思います。ご覧いただきましたお客様もお楽しみいただけておりましたら幸いです。
明日(12/12)は0話「やみのおふくろ」の初日と、明後日には最難関のぶっ通し公演も控えております。まだまだまだまだ道は続いておりますので、ホッとはしているものの気を緩めずぎずに進んでいきたいと思います。

本番中に出番で無い時はモニターや舞台袖で見ていることもありますが、お客様と同じように客席からみたいなぁとうずうずしてしまいます。
稽古では現われなかった声・顔・細やかな仕草・やり取りの密度・広がりなどなどが、本番に突如現れてくるんです。稽古場で何回も何回も見ていたシーンなのに、初めて聞く音が鳴っていたりするので、その瞬間を目撃しているお客様が羨ましくなります。それが自分の好きなシーンなら尚更です。
音楽でも演劇でも全通される方は、このような変化を楽しんでいらっしゃるのだろうなと思います。見逃したくないですよね。
日々の調整や変化や失敗などもありますが、毎公演よりよい作品をお届けしていきたいと思います。

こちらは宵闇

劇場入りしてから宵闇のゲネプロを見ました。
権力を巡っての駆け引き、嫉妬や執着が渦巻く苛烈な総裁選ドラマに釘付けになりました。夕闇でも登場した政治家先生たちは新たな顔も見えて人間臭さを感じます。それがチャーミングにも見えますし、深まったり捩じれたりする関係性にはBLっぽさも感じます(個人の感想です)。
何回観てもラストのひきが絶妙で、常闇の物語や結末を知っていても続きが見たくなりました。これは常闇の小沢さんのラストもそう感じています。
小沢さんのスピンオフも面白いのではないでしょうか…??
そして宵闇で一番好きなセリフはえいちゃんの「君とはもう絶交だね」です。

東京公演の残席情報です

東京公演まだまだご予約承っております。「ぶっ通し」お勧めです!
「ぶっ通し」はご覧になる方も気力と体力が必要になるかと思いますが、なかなか他では味わえない観劇体験になるのではないでしょうか。
もちろん12/23の魚沼公演(夕闇のみ)、年明け1/13の新潟公演もご予約承っておりますので東京公演のご都合つかなかった方はそちらもご検討いただければ嬉しいです!
公演情報はこちらです。


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