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この世界で悟りたければ、この本を読めばいい

「マスターAGN 悟りの自伝――雷龍が目覚める」

『この本はヨガの聖典にも、仏教の経典にもなりえる』

とうとうシャノン先生の自伝が発売されます。
11月7日発売です(先行予約開始中!)

この本の内容は、あまりにも豊かで多岐にわたります。
一見するとジャングルのようですが、読み進めると、そこに人は宝石を見つけます。

原点にして頂点。
シャノン先生の生き方は、私の歩みの礎にもなっています。

一言でまとめるのは、まずまず不可能です。

本当のマスターがどういうふうに生きているのかが見えてきます。
その聖なる役割は基本的に隠されています。

誰も知らず、感謝されることもなく、無償で秘密裏に行われています。

知られるはずのないことが知られるようになる。

歴史を振り返ると、様々な聖者や覚者が存在しますが、そのほとんどは隠された生き方をしています。
最も有名な聖人の一人であるキリストも世に現れるまで何をしていたかは知られていません。

本書でマスターの生き方が明らかになるのです。

今回の本の内容は、あまりにも突き抜けすぎています。
内容がぶっ飛んでいるというか、天空まで貫いている。

だから、あえて本書の内容紹介は堅実にしたいです。
地に足がついたところから積み上げて、本物の中の本物だと伝えたい。

シャノン先生がヨガの師として、どういった生い立ちや修行歴があるのか。
そこから積み上げて、何を成したのかに迫りましょう。
私の師でもありますから、どのような霊的遍歴があるのかをお伝えします。

実は今回の本を書くにあたって、何時間もインタビューしてわかったことが多いです。

私も知らなかったことばかりです(驚)

先生は、そういうことをあまり語らない人でした。
自分をひけらかさないというよりも、説明しないタイプです。

だからこそ、一からわかったことをお伝えします。

シャノン先生。本名(シャノン・J・ロッジ)

オーストラリア出身で、アボリジニと白人の血をひいています。
アボリジニといえば、シャーマンで有名。
自然と調和し、霊的素養が高い民族として知られます。

シャノン先生は白人であるだけでなく、アボリジニの生まれでもあるので、霊的素質が高かったのです。
16歳の時にビジョンで三人のアボリジニのシャーマンが現れて、カキの殻に血が入ったものを飲まされます。
なんとも奇妙なビジョンですが、それは通過儀礼(イニシエーション)の一種だったそうです。

その結果、霊的能力が開いていきます。
霊視、霊聴能力の素質が開花していくわけですね。

まず、この高い霊的能力が土台となっています。

先生は霊的なビジョンに導かれるようにして、聖なる行に入っていくのです。
最初はSANT MATのグループに入って瞑想をしていたそうです。
いわゆるシーク教(およびヒンズー教)の聖人たちが伝えた瞑想法を教わったようです。

徹底的にその瞑想をやると人生の逆転現象が起こったそうです。
どういうことなのかは具体的に聞けなかったのですが、精神状態が劇的に変わったとのこと。
瞑想とはこんなに効果があるのかと気づいた出来事だったようです。

それから一旦、霊的な道は休止して、働きながら勉強に励み、オーストラリアの医大に入ったそうです。
そこで修士号を二つ取得されています。
医大で勉強したようなので医学的な知識もあるそうですが、考え方や話し方も論理的かつ理知的です。

理性的な部分が鋭いナイフのように感じることもあります。
それで真実を切り開く。

35歳ごろには医大も卒業しており、仕事のキャリアも始まっていたそうですが、そこから取り憑かれたように霊的な書物や聖典を読み耽るようになったそうです。

そこで読んだのが「あるヨギの自叙伝」です。

スティーブ・ジョブスの唯一の愛読書として有名です。
著者はクリヤヨガの師でもあるヨガナンダですね。

この本を読む前には、「ハリハラナンダ(Hariharanand)」というヨガの師がビジョンで現れていたそうです。
ハリハラナンダは、スリ・ユクテスワの弟子でした。

ハリハラナンダ師の写真

シャノン先生は導かれるようにインドに行き、ハリハラナンダのアシュラムでその弟子(プラナナンダ)のイニシエーションを受けています。

ハリハラナンダとはどのような方かというと、クリヤヨガの師ですね。
「あるヨギの自叙伝」には、クリヤヨガという最速で霊的に成長する道が説かれています。
それは最古の伝統的なヨガです。

ハリハラナンダの正統性についてお伝えするためには、クリヤヨガの系譜をさかのぼる必要があります。
クリヤヨガを現代に復活させたのは不死身の大師として有名なババジです。

クリヤヨガを本格的に実践するためには、ババジのイニシエーションの系譜に入っている必要があります。
そもそも、ヨガにおいてイニシエーションとは何かというと、師と弟子を神エネルギーで結ぶものです。
その神エネルギーが流れてこそ、霊的なヨガは機能します。

そのエネルギーの流れに乗って道を通り、神に至るからですね。

イニシエーションを受けていなくとも、人は覚醒に至ることはできます。
しかし、クリヤヨガにおいてはイニシエーションは重要です。
その実践のために不可欠なものだからですね。

ババジからハリハラナンダまで、どうイニシエーションの系譜が繋がっているのか。
そしてシャノン先生まで、どのように師の系譜があるのかを明かしましょう。

まず、現代にクリヤヨガを復活させたのはババジです。
最初にババジありです。

ババジの肖像

不死身の人と覚えておいてください。
シヴァ神に不死身の体にしてもらい、数百年~数千年近く生きていると言われています。

ババジの弟子にラヒリ・マハサヤがいます。

ラヒリ・マハサヤ

ニッコリ顔が素敵な大師ですね。
この大師は死から復活したり、常人のレベルを超えています。
物質を超克しています。

巷では看板扱いする人もいますが、どう見ても最高レベルの師です。
見る目の無い人にはそれがわからないのです。

ラヒリ・マハサヤの弟子にスリ・ユクテスワがいます。

スリ・ユクテスワ

厳しくも凛々しい雰囲気をまとわれています。
叡智の権化としても有名で、聖典や星学を修められていました。
彼も死から復活するというキリストばりのことをしてます。

スリ・ユクテスワの弟子にヨガナンダがいます。

ヨガナンダ

「あるヨギの自叙伝」の著者として有名です。
純粋な心を持つ信仰の人であり、言ったことを実現する力がありました。

実はスリ・ユクテスワには、ハリハラナンダも弟子としていました。


ハリハラナンダ

つまり、ヨガナンダもハリハラナンダも、スリ・ユクテスワから指導を受けていました。
いわゆる二人はスリ・ユクテスワの同門弟子ですね。

ハリハラナンダは、スリ・ユクテスワのアシュラムを継いだ正統な後継者です。
クリヤヨガの体現者でもありました。


ハリハラナンダの弟子にプラナナンダ(PRAJNANANANDA。英語発音はプラナナンダ。サンスクリット語はプラジュニャーナナンダがいます。
ハリハラナンダのアシュラム(https://www.prajnanamission.org/)を継いだのが、プラナナンダなんですよね。

プラナナンダ(PRAJNANANANDA)


そのプラナナンダにシャノン先生は直接会って、イニシエーションを受けています。
その二人の写真がこちらです。

プラナナンダ師とシャノン先生の手つなぎ写真

仲良さそうに2人は手を繋いでますね(笑)
実は手を繋ぐことになったのは、二回目会ったときなのです。

インドの師と呼ばれるような人は、まず手を繋いだりとかしないそうです。
弟子たちを差し置いて、なぜかシャノン先生と前世からの友人のように手を繋いで話し合ったそうです。

それもそのはずで、シャノン先生はこの時にシヴァ神のビジョンを見ており、そのビジョンが正しかったことをプラナナンダに確認されています。
そのビジョンの内容が、あまりにも変わっていました。

シヴァ神がビジョンで現れて、貝殻を吹いていたのです。
貴人が来た時にだけ吹くものでした。
さらに、亡きハリハラナンダの霊が現れて、その数珠をシャノン先生の首にかけてきました。

数珠を渡す。
インドでは「道」の継承者を意味するそうです。

プラナナンダはそのビジョンが正しいと肯定した上で祝福のハグをし、シャノン先生にイニシエーションを施したそうです。
その時の霊的体験では、聞こえないはずの音が聞こえてきたそうです。

さて、クリヤヨガのイニシエーションの系譜をまとめると、こうなっています。

ババジ → ラヒリ・マハサヤ → スリ・ユクテスワ → ハリハラナンダ(やヨガナンダ) → プラナナンダ → シャノン先生

このことから言えるのは、シャノン先生は正統派なクリヤヨガの継承者の一人だったんですよね。
先生はあまりそれを語らず、なおかつ端的にしか話さないので、誰もわかっていませんでした。

それを知ったときに、そういうことだったのかと驚きました。
何年も習っていたのに、私も知りませんでした。

話さないと、それはわからないですね。

日本で真の意味でクリヤヨガを学べるのは、数えるほどしかいません。
クリヤヨガの看板を掲げる教室はたくさんありますが、内実はクリヤヨガではありません。

ババジの正統な系譜を継ぐイニシエーションを受けていないからです。
ババジの神エネルギーが流れていなければ、チャクラが開いて覚醒に至らないです。
そのため、クリヤヨガとしての効果も見込めないのです。

そのイニシエーションを受けていて、なおかつババジのエネルギーを運べる。
それが真のクリヤヨガの師です。

シャノン先生はその一人です。

私は詳しく話を聞いて、はじめてわかりました。
今まで、ただ霊的な天才だと思っていました。

先生が教えられるヨガがあまりにも多すぎて、多岐にわたり、どれも効果的なのです。
ガネーシャヨガを含め、どれもが神に至る最高レベルの道です。
クリヤヨガはその中では、かすんでしまうほどでした。

クリヤヨガだと40年かかるものが、ガネーシャヨガだと数年に短縮されていたりしたからです。
(そのため、私はガネーシャヨガやキリスト意識の道を重視して習っていました。そして、それで十分でした)

シャノン先生とババジとの対話で、そのことについても本で触れています。

私は先日、ババジ(クリヤ・ヨガを現代に復活させた大師)としゃべっていた。
(ちょっとからかって)「クリヤ・ヨガは悟りを開く最速の方法だと言われているが、私の方が勝ったかもしれませんね」と言ってみた。
ババジは答えた。
「悟りの第1レベル(第7チャクラまで)に関して言うなら、あなたの方が最速だ。しかし、それより上のレベルになると私の方が断然速い」
自分の役目は人々を第1レベルまで引き上げることなので、その後は畏れ多くも私の指導者に従いますと答えると、彼は温かいババジ・スマイルを浮かべた。
「マスターAGN 悟りの自伝――雷龍が目覚める」

シャノン先生はクリヤヨガのイニシエーションを受けることで繋がりができ、ババジと直接の交流があるようです。

ババジの隠された霊的出自についても、明かされています。
ババジはシヴァ神の第三の目から生まれた魂の持ち主で、実はクリヤヨガの実体はシヴァ神のクンダリーニ・ヨガとのことです。

インドに行くと、それは常識のようですね。
現地では「Shiva Baba(シヴァのババジ)」と呼ばれています。
日本人だけが「あるヨギの自叙伝」ぐらいしか正確な情報がないので、あまり知らないようです。

シャノン先生はシヴァ神から直接そのヨガを教わることもできるようです。

とかく偽物が多い世の中で、正統派な系譜を明かす必要がありました。
私はあまり気にしないタイプです。
オーラが黄金に輝いているかどうかで、真価を見極めるからです。
しかし、世の中の人は見る目がないので、本物かどうかを明かす必要がありました。

さて、本の自伝の内容紹介に戻ります。

シャノン先生はインドで様々なヨガの修行を行った後に、神々と対話できるようになります。
神様がいっぱいやってきて、あらゆるヨガを教わるのです。
クリヤヨガはいくつもあるうちの一つの技法でしかありませんでした。

先生は、一番自分に合っているものを熟考しました。
その中で不動明王様のクンダリーニ・ヨガを実践されて、とても速いスピードで覚醒に至ったようです。
その時の覚醒内容も、今回のシャノン先生の自伝に書かれています。

『私の頭はグルグル回り始め、このまま爆発するのではないかとさえ思った。明王様たちは金色に溶け出し、霧笛のように低音で唱え始めた。
5つの笛が一斉に私に向けて聖なる音を鳴らす。
その音は、王の名前、H'r………… ♪
ボーン、ボーンと響く。
(このまま頭が破裂するんじゃ)
見ていたら、不動明王様がどんどん細くなり、蜘蛛の細い糸へと姿を変えられた。
体の中で最も細く赤い血の色をした絹糸のようなエネルギー脈をチトリニ・ナディという。
このエネルギー脈は、ほとんど知られていない。
中略……このようにして、五大明王様がマトリョーシカ人形のように層を作られた。
不動明王様が中心のチトリニ、五大明王が外側の層を作る。
私は、最も外殻のスシュムナー層にいた。
このように不動明王様から私まで7つのエネルギーが一つに束ねられた』
「マスターAGN 悟りの自伝――雷龍が目覚める」

ここまで、はっきりと覚醒について書かれた内容は稀有です。
クンダリーニの融合が如実に語られており、我々の理解を超えていますね。

悟りの自伝というタイトルだけに、内容は悟りのオンパレードです。
先生は目覚めすぎです(笑)

前半部分では生まれながらの素質、そして霊的な力と権威をもってして、悪魔どもを倒していくのです。
最後には邪神と化したカーリー女神まで封印に至ります。

あまりにも奇妙。あまりにも壮絶。
一人の霊的天才の生き方が明らかになります。

マスターが覚醒に至るまで。
そして、悪魔たちと決闘を繰り広げ、倒していく。
闇に切り込む姿は、軽快でありながら爽快です。
テンポよく悪魔が打ち倒されていきます。

先生の代名詞に相応しいのは、無敵の霊的戦士。

日本の仏教に巣食っていた魔を滅ぼす。
そして、新しい空海を見つける。
すべて実話であり、真実の自伝です。

さらにヨガの実践的なアドバイスから、私たちが光明に至る方法まで書かれています。
最後には至高の神意識(アベル・キリスト意識)に目覚めて、その光と繋がるイニシエーションの方法まで明かされています。

これほど豊かで、稀有で役立ち、実践的な本は他にありません。

あるヨギの自叙伝では、素晴らしい覚者たちが紹介されています。
クリヤヨガの素晴らしさが書かれています。
しかし、実践的な技法はすべて隠されているのです。

この本には実践的な瞑想の手始めから、イニシエーションの方法まで書かれています。
こんな本、他に見たことがありません。
すべてが豊かに実っている。

悟れる道、悟れない道までわかります。

何より味わい深い真理の話となっています。
ぜひ、手に取ってくださればと思います。