失敗に花束を

月日の経過はいつだって待ってくれなくてもう11月。頭が働いていなくて、歌詞のような文章を書きたくなる。
優しさとはなんだろう。涙のわけを訊かないことなのだろうか。あなたが転んだとき、僕はあなたに手を差し伸べるのではなく、一緒に転んで笑ってあげたい。僕はそんな優しさが大好きだ。


いつか自分も狂っていくのだろうか。不安だ。
やばい人は自分をやばいと思っていないことが、むしろ自分はいたって正常だと認識していることが1番やばいと誰かが言っていた。自分は狂っていると分かっていながら、認識していながら狂う。それができれば正常に狂えればきっと大丈夫だと信じたい。

そういえば昨日、進撃の巨人が最終回を迎えた。
記事を書こうかなと思ったが以前にも書いていたから書くのをやめた。そのときも書いていたが、リヴァイのラストがやはり1番良かった。
進撃の巨人にハマったのはなにより主人公のエレンが最もキャラとして好きだからだ。
主人公を最も好きになるなんて初めてと言っても過言じゃないかもしれないレベルだった。
あとはストーリにしろ、作者が神聖かまってちゃんのファンなのも、好きになった理由はたくさんあるが、思い返せば人生で最も辛いときに読んでいたからここまで思い入れが深くなったのだと思う。
進撃についてはこのくらいしておこう。
近況は、そういえば10月の終わりに今年初めて海を見た。おぉ進撃とちょっと繋がっている。伏線回収だ。なんて冗談はいいとして今年は見ることなく終わるだろうなと思っていたが、そんなことはなかった。
水平線はいつまでも遠くて、夕陽はキラキラしていて砂浜にはカニの穴が多数あって、そういうことしか覚えていない。いやそういうことだけを覚えていたい。が正しいかもしれない。

僕たちは大人になれなくて子どものままなのだろうか。それとも子どものまま大人になってしまったのだろうか。
長生きするのか、あっさり逝くのかどちらにせよ、優しさのために自分の性格を壊したくないと僕も思うよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?