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転職のメリットデメリットを書いていく

こんにちは、sinraです

わたしは新卒で入った会社を約4年勤めた後、転職しています

今日は、わたしの転職について振り返りたいと思います

【なぜ転職したか?】

・総合職の仕事内容が向いてなかった
 大勢の人がかかわる企画や調整、交渉が苦手だった
 書類仕事が中心の事務職の仕事をしたかった
・当時、社内で女性総合職が少なく、20代後半くらいで辞めていく人も多かった
 残ってる人はコミュ力の塊とか超人みたいな人が多く、普通の人間のキャリアモデルを描けなかった
・当時の会社でマネジメントをしたいという気持ちになれなかった
(残っていれば年功序列と女性の管理職登用のためほぼ確実に将来的に管理職になりそうだった)
・若い女の子として扱われるのがしんどかった
 「若い女性としての意見を〜」みたいなのをおじさん管理職からいわれるのが本当に嫌でした(おじさんたちに悪意は全然ないんですが…)
 イベントでの司会など伝統的に女性社員がやることになっている仕事があり、違和感を感じていた

【転職してみて感じたデメリット】

まずはデメリットから

・中途採用の同期がいない
 新卒の同期はいたんですが、当時わたしは社会人としては5年目で、すでに結婚しており、ライフステージが違いすぎて、何でも話せる同期という感じではなかったです
 新卒の会社の同期は、研修から配属、社会人として経験を重ねる中で、しんどいことも楽しいこともたくさん共有してきて、何でも話せる仲間という感じだったので、最初のうちはとても寂しかったです

・勤続年数も一つのスキル
 わたしは新卒で入った会社で、事務系総合職をしており、何でも屋さんという感じで、自分には人に誇れる専門的なスキルが何もないと思っていました
 だけど、転職してみて、一つの会社に長くいることそれ自体がスキルだし、強みだなと思うようになりました
 特に、組織内の人脈の点では圧倒的に不利を感じます
 困ったときはあの人に頼もう、みたいな人がどうしても少なくなります

・自分のキャラを分かってもらえない
 新卒で入った会社では、未熟な自分そのままを晒してきたので、多少ミスや抜けてるところがあっても、アイツはああいうキャラだから、と許容されていたところがありました
 今思えば、若さの特権ですね…
 転職先では、当たり前ですが、しっかりした社会人としての振舞いを求められるので、当初はかなり違和感がありました(天然キャラからしっかり者キャラに激変しました)

・明文化されていないルールや雰囲気がよくわからない
 最初の一年くらいは、仕事以外のところで困惑することが多かったです
 会社によって驚くほど「当たり前」は違います
 細々としたところで戸惑うことが多く、最初のうちはしんどいなと思うことも多かったです

・キャリアアップのモデルがライフステージと合わない
 転職先は基本新卒採用が多い会社だったので、すでに結婚しており妊娠出産育児を控えていたわたしにとっては、ああ、新卒で入ってたらこの会社でのキャリアアップにこんなに悩まなかっただろうな、と感じることが多々ありました
 結果的に育児に比重を置くためにキャリアを諦めざるを得ないことがありました 

【転職してみて感じたメリット】

 
デメリットをいっぱい書きましたが、わたしは基本的に転職して満足しています

・女性が働きやすい(ということは男性も働きやすい)
わたしは子供が生まれても働きやすい会社を探していて、それは概ね達成できたかなと思います
まず、女性社員が多く、男女比率がほぼ一対一のため、いい意味で女性だからという特別扱いがありません
在宅勤務こそありませんが、時短勤務やフレックス制度など育児のための制度が充実しており、男性社員も含めて制度を積極的に利用する風潮があります
急な休みや子どものための休みにも非常に理解があり、男女問わず柔軟に休暇を取得しています

・コンプライアンス意識が高い
 前職はよくもわるくも昭和の風潮の残る会社で、アットホームで良い面もあったのですが、悪意のないおじさんのことばに戸惑うことも多かったです
 パワハラなどをされたことはなく、むしろ優しく接してくれたのですが、とにかく若い女の子扱いされるのが居心地が悪くてたまりませんでした
 現職はコンプライアンス意識が徹底していて、男性だから女性だから、若いからおじさんおばさんだから、既婚だから未婚だからなどのステレオタイプな発言が驚くほどありません
 人によってはそよそよしく感じるかもしれませんが、わたしにとっては大変居心地が良く働きやすいです

・希望していた事務職につけた
 現職は書類仕事が中心で、わたしの苦手分野である大勢の人と関わる企画や調整はしなくてよくなり、得意分野である書類作成や細々とした事務処理が中心の仕事になりました
 元々のわたしの長所である正確性やミスの少なさ、文章に対する理解力が評価される職場なので、仕事にかける労力やストレスが大幅に減りました

・勉強しがいがあり、話し合いの風土がある 
 前職は安定や知名度で選んで入社したため、扱っている分野自体には興味がなく、勉強したいという意欲が湧きませんでした
 現職は、仕事内容的に興味が持てる分野であるため、もっと理解を深めたい、仕事内容について勉強したいという純粋な好奇心があります(まあ、実際勉強できてるかといえば別問題なのですが…)
 また、仕事内容について、年齢や立場を問わず積極的に質問したり議論したりする風土があるため、それもわたしにとっては仕事がやりやすいです 


以上、わたしが実際に転職してみて感じたメリットデメリットでした

どんな会社も、どんな働き方も、メリットだけというのはありません
良いところと悪いところ、必ず両方あります

大切なのは、自分は転職することで何を達成したいのか、何を妥協できるのかという、優先順位だと思います

やらない後悔よりやった後悔といいますが、やらない方がいいことも世の中にはいっぱいありますので、
「他の人もしてるから…」とか「何となく将来が不安だから…」みたいな漠然とした理由では転職しない方がいいかなと思います

また、人間関係の不満や仕事内容の不満なども、会社と交渉することで解消されることも多々ありますので、まずは一人相撲にならずに話し合うことが大切かなと思います

ネガティブなこと書いてますが、わたし自身は転職したことでメリットの方が大きかったなと思っていますので、
新しい道を歩まれる方は、自分は仕事に何を求めていて、何があれば満足できるのかというところを明確にして、ぜひがんばってください

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