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外来看護師のひとりごと3

みなさんこんにちは。
こうりです。


今回は外来の忙しさについて綴らせていただきます。


外来はみずもの


外来はその日によって忙しさが全く違います。具合の悪い患者ばかりが集まる日もあれば、穏やか〜な日もあります。
これは患者主体の話なのでどうすることもできませんが、何となく予測がつく事もあるのです。


秋になると風が冷たくなりますよね。すると途端に忙しくなるのが呼吸器内科です。
呼吸器内科は肺や気管支などに病気がある患者が通院するところですが、冷たい空気は病気の肺にこたえるのです。


風邪やインフルエンザなどの感染症も多くなり、肺炎や急性増悪を引き起こす事が多く、酸素吸入などして入院となるケースが多いです。(今はコロナの話しは除きます)



冬の、それも雪が多く降った時は循環器内科が忙しくなります。(私は雪国で勤務してます)
なぜかというと除雪をするからです。
雪が降る地域の方はよくお分かりと思いますが、除雪はかなりの重労働です。



除雪をしてる最中、”うっっ…”と胸の痛みが出現し、
狭心症や心筋梗塞を引き起こすことがあります。
カテーテルの治療が必要となると、もう外来はバタバタです。1分でも1秒でも早くカテーテル室に患者を搬送しなくてはなりません。
もちろん搬送するだけじゃなく採血、点滴、心電図、レントゲン、バルンカテーテル(尿を出す管)の挿入、着替え、足の甲の動脈の確認、同意書の確認、家族への連絡、入れ歯など外せるものの除去などやる事が山程あるのです。
まるで嵐のような感覚です。


台風や低気圧などになると外科が忙しくなります。
それは気胸の患者がくるからです。
気胸とは肺に穴が開いて、空気が漏れる病気です。
痩せ型の男性に多く、特に気圧が関係すると言われています。気胸の程度によってはトロッカーカテーテルという管を入れて、たまった空気を外に出さなければなりません。これも処置に時間がかかり、看護師が必ず1人取られることから忙しい要因のひとつとなっています。


いかがでしたか?


では今日はこれで失礼します。


また読んで頂けると嬉しいです。

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