And just like that…
noteを書いている人って、みんなとんでもない頻度で更新していてすご〜〜と思うことがよくある。日常の本業をこなしつつ、その他どこに書く時間なんてあるんだろうと毎度疑問。というよりも、書きたい！と思うトピックがそんなにたくさんあることに感心する。
私は日常的に書きたいことなんてほとんどなくて、ときどき、ちょ、これ書きたいかも！となったときに書けるくらい。毎週日曜更新のnoteも、どうにかこうにか絞り出して書いている日だって多々あるぞ…。
だから今日も絞り出し日記。
……って、この書き出しを書いてから１時間半以上PCを目の前に座っていますが何も書けません。朝ごはんのソーセージパンとシナモンロールをただただ頬張るだけで時間が過ぎていきました。なんなら、ドライフルーツ入りの蒸しパンも一切れ追加しました。コーヒーは3杯目。
なんか書きたいことを見出せないかなーと思いながら、ヒントを得るために雑誌を開く。ああ、朝早い時間にゆっくり雑誌を読むなんて最高だなーと思い、ついついnoteを書く手が止まっては読みふける。
気がつけば随分と長い間雑誌を買っていないけれど、昔購入したお気に入りの号はずーっと取っておく派です。なので、BAZAARの『SATC2は女の教科書！（2010年発行）』だってまだ手元にあるぜ。
SEX AND THE CITY（SATC）といえば、1998〜2004年に放映されていたドラマだということがいまだに信じられないくらい、中身がずっとおしゃれ。1998年って26年前ですよ。ファッションもライフスタイルも仕事も恋愛も友情も、全部おしゃれで何度見たって飽きない。
私がBARに行くとき、とりあえず「コスモポリタン」をオーダーしてしまうのは、サラ・ジェシカ・パーカー演じるキャリーがよく飲んでいる象徴的なカクテルだから。ドラマの舞台であるニューヨークに想いを馳せられるのもいい。SATCのオープニングを聞くと、勝手に心が踊り出すんだよね。タッタッタラ〜タッタッタ〜♬
なんてことを書いていたら、ふと思い出した。
そーだ！私、今月いっぱい無料のU-NEXTで『SATC新章』が見られるではないか！と（U-NEXT独占配信なのです）。あの頃から11年ぶりとなる新章。少し前のウワサによると、みんなが熱望と期待を持ちすぎていたばかりに、あまりいい評判ではなかったような？と、すぐにU-NEXTで検索をかける。そしてひとまず1話だけでも見てみたくなって…また筆が止まるという。
やだ、キャリーもミランダもシャーロットも、みんな歳を重ねているわ…。当時30代のストーリーだったのが、今は50代のストーリーに。白髪になったり老眼鏡をかけていたり、時代錯誤なことを発言したりと、まだ途中までしか見てないけど、ワタクシあの頃のSATCな気分にたどり着けるかしら…。
と書いたところで、文章が何ひとつ先に進まなかったので一旦ここで書くのをやめた。ご飯を食べたり他のことをする。時に、諦めは肝心。
からの、もう一度SATC新章の続きを見始めた。これは噂通り駄作なのか…そんなことを考えながら（そう思いたくはないが）見進めていった。
そして私は気づいた。1話のラスト、ミスタービッグが倒れたシーンで。2話のサマンサのお花のシーンで。
そう、私は気づいたのだ。私とSATCには歴史があったということを。そして彼女たち自身にも長い歴史があったことを。
シーズン1からシーズン6までの10年間で見届けてきた彼女たちのすべてが一気に蘇ってきた。恋愛や仕事で何度もミスを繰り返し、過ちを犯したり、再生したり。そんなすべてが私の脳裏に浮かんだ。彼女たちは何も変わっていなくて、ずっと知っている友達に久しぶりに会えたような、そんな感覚になった。なんだかグッと胸が熱くなる。
だからきっと、昔だけじゃない今のキャリーたちも私たちに何かを教えてくれる。友情とか愛情とか。あの頃SATCから多くのことを学んだり、楽しませてもらったように。
And just like that...（“まあ、そんな感じで…”キャリーの口グセ）、書くトピックがないというほど何もない日であっても、何かある日ばかりが私をつくるのではないし、彼女たちと同じように自分の歴史の1ページを重ねている瞬間でもあるのだ。
きっと今日の話も、もっと大人になって読み返したらおもしろいよね。だから人は日記を書いたりするんだ。たとえそれが絞り出し日記であっても、ね。
よしっ、今日はSATC気分で、久しぶりにハイヒール(いや、ちょいヒールかな…)を履いてお出かけしちゃお！
〜P.S.〜
私はキャリーがタバコを吸いながら窓に向かって書いている姿がずっと好きだったし、今も好きだよ。xoxo
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