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温暖化、少子化、高画素化

過去にいくつか例を挙げて、専門家の多くはみなさんが思っているほど能力は高くなく、「間違ったことや偏ったことを大きな声で言っている専門家は非常に多い」という旨の記事を何度か書きました。

例えば私は温暖化問題について、最初からあまり相手にしていません。
現在の温暖化自体は少なくともウソではなく、事実だと思います。
でも地球規模で見ると、今後やってくる可能性が高いのは壮絶な寒冷化です。つまり氷河期です。
温暖化問題は大切です。どうでも良いわけではありません。
しかし寒冷化問題はもっと重要なのです。
私は寒冷化について、専門家や政治家が真剣に議論しているのを見たことはありません。
寒冷化のきっかけが何になるかは未だわかっていませんが、過去のデータからすれば今後地球が寒冷化に向かう確率は、温暖化に向かう確率よりもかなり高いはずです。
もちろん絶対ではありません。だから議論が必要なのです。
温暖化というひとつのことだけにこだわって、他の都合の悪い重要な問題を無視して議論しても何一つ解決しないはずです。

寒冷化はなぜ都合が悪いのでしょうか。
例えば寒冷化について議論すると、EVを売るための口実にならないわけです。今の社会にとって金儲けにならないわけです。
生産から廃棄までを考慮した場合に、実はEVが環境に良くないということを議論する人はほとんどいません。儲からないからです。
また、寒冷化によって食糧危機がやってくるわけですが、その話をすると結論として地球人口を減らすべきという話になるわけです。地球人口が減ると資本家が儲かりません。例え人類が絶滅しようが本当はどうでも良くて、地球人口が増え続ければ、労働搾取によって資本家は儲かり続けます。
研究者は多くが資本家から支援されています。

そして温暖化についてはCO2の話ばかりが注目されます。
本当は温暖化の原因となっているのはCO2を含めた「大気汚染物質」です。
大気汚染物質と言うと、いろいろ都合が悪いわけです。
大気汚染を出さない工場を造るとお金がかかり、儲けが減ります。
大気汚染となれば公害による補償問題も出てきます。
でも、CO2と言えばEVが売れる。儲けが増えるわけです。
花粉症と言えばマスクや薬が売れますが、大気汚染と言うと大変なことになってしまうのです。
私は大昔からCO2を減らそう!ではなく、「大気汚染物質を減らそう」とあちこちで言っているのですが、まぁ私ごときが何かを言ったところでほとんど役に立ちません。専門家でもありませんし。

少子化問題はもっと単純です。
現在の少子化問題は、人間の本能に起因している可能性が極めて高いと思われます。

つまり人口が多すぎることによって人が生物学的な危機を様々な場面で感じ、本能がブレーキをかけているわけです。その端々が社会的な問題としてあちこちに現れつつあります。多くの社会問題が人間の本能に繋がっています。全てと言っても過言ではありません。

例えば「男性の能力が下がり女性が強くなる」「男女の差が無くなる」「社会全体が男女の差を無くそうとする」などもその現象のひとつでしょう。生物学的に見てオスはオプションであって、メインはメスです。オスは自分の子孫を残すためにライバルである他のオスを排除してメスを確保するのが本能ですが、数が増え過ぎると個体当たりで見ると種として子孫を残す意義が下がります。何もしなくても種は存続し、自分の存在意義が無くなるわけです。さらにライバルの増加によってストレスが溜まったり争いが急増したり、あらゆるケースが生物学的に「NO]を指し示し始めます。したがって生物によっては必要な時だけオスが現れるものもいます。

本気で少子化問題を議論すると、人類と地球のために「人口を減らすことが重要」であることに辿り着くだろうと思います。
以前も言いましたが、むしろ今はAIを活用して地球人口、日本人口を減らす取り組みや議論をするべきです。
でないと地球は人類をもう支えきれなくなり、最終的に地球の「怒り」によって人類は危機を迎えます。

しかし人口が減ると儲からないし、資本家による労働搾取ができません。
少子化問題を収入問題にどうしても繋げたい人がいるようですが、例えば宮崎県の収入ランキングはいつも全国ワースト5くらいに入っています。
しかしみんな子だくさんです。
3人くらいは珍しくなく、子供が5人くらいも結構見かけます。
収入が少ないから子供を産まないというのは、ウソだと思います。
確かに収入は一因になっているかもしれませんが、もっと遥かに大きな原因があるでしょう。そっちを議論しないと税金をばら撒くだけで、何も解決しないと思います。
無駄なことに時間と税金をかけるべきではありません。

さてようやくカメラの話をしようと思います。
センサーの高画素化が激しいようですが、以前から言っているようにA3までなら1200万画素で足ります。人によっては800万画素でも良いという意見もあります。そして4Kは800万画素です。
ちなみに同じ技術で作られたセンサーがあったとして、必要画素数を満たしているならば、「画素数は少ないほうが高画質」です。
これは常識なのですが、何故か知らない人が圧倒的に多いようです。
画素数が少ないほうが1画素あたりセンサーの光を捉える面積が大きく、微細な光を正確に捉えることができるためです。
私はマイクロフォーサーズで、今使っているのは2000万画素のカメラですが、もしも同じ技術で1600万画素のカメラが出たならば、間違いなくそっちを買います。

一方でフルサイズ2000万画素クラスの低画素カメラを売っているメーカーは、かなりクソ真面目で良心的なメーカーだと思います。写真のことを本当によくわかっている優れたメーカーです。
ただし肝心のユーザーがあまりにも不勉強で、結局そのメーカーのカメラは売れないから次第に経営が厳しくなるでしょう。
良いものは消えていき、悪いものだけが残るようになると、その文化はいずれ崩壊します。
最近になってようやく一部のプロ写真家が、「画素数は少なくて良い」「むしろ少ないほうが良い」という話をしてくれるようになってきました。こういう話ができる写真家は、本当の意味で能力が高い写真家ですが、それでもまだほんの一部です。
冒頭でも述べたように、大半の専門家はあまり能力が高くないのです。

ところで私の妻は、10年ほど前に地元岡山の超有名病院で甲状腺の手術を受ける予定でした。
岡山は知る人ぞ知る医療の先進県で、その病院も超最先端、医者も同様のハズです。アムダの本拠地も岡山ですよね。
私は医療に関して素人ですが、妻のデータを念のために取り寄せて検証していたところ、どうにも疑問を感じたため、セカンドオピニオンによる診断を依頼しました。
結果、完全な誤診断だったことが判明し、手術直前でストップさせることができました。
あやうく全く意味のない手術をするところでした。

さてさてつい最近、日本の報道の自由度は2ランク下がって、世界第70位になりました。
もはや報道はほとんど信用できないレベルです。

だからこそみなさんに強くお伝えしたいのですが、勉強することは大切です。好きなことならなおさらです。
できない、しらない、しらなかった、では済まないのだと思います。
数多くの賛成意見や反対意見、または別の観点からの意見や情報をたくさん仕入れて、何が正しいのかを「自分で判断する」ことが大切です。
必ずしも正解を出せるとは限りませんが、誰かに判断してもらうのではなく、多数の誰かの意見を聞いて、最終的に自分で調べて自分で判断することが大切です。
もちろんその中で、妙なオカルトにハマらないように注意する必要も出てきます。常に自分自身を疑うことも大切になるでしょう。
ネットの情報は、全くあてになりません。
カメラや写真が好きで、今後も長く楽しく続けたいのであれば、ありとあらゆる角度から情報を検証して、自分の意見を言えるようになりましょう。

そうすれば進むべき道が、だんだんと見えてくると思います。


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