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【開催報告】著者 安藤真由美先生を囲んでのオンライン読書会『お金の知識があるだけであなたが見られるはずのとびきり輝く世界について』

シングルマザーズシスターフッドでは、2021年〜2023年まで、コーチングとお金、ジェンダーをテーマにコーチをされている、安藤真由美さんのお金にまつわる講座を定期的に開催していました。

このたび、初のご著書発売を記念して、安藤さんのご厚意で、著者を迎えた読書会を行いました!2024年4月20日、土曜日の朝から集まったシングルマザーは全国各地から12名。まずは安藤さんから、

安藤さんの問いかけをもとに、各自がチャットに書き込んでいきます。自分の生活を振り返りながら、読書会がスタート。

読書会とはいえ、忙しいシングルマザーには、まずは本を手に入れる、読む、ということのハードルが高い方も多いので、読んでいない方も参加いただけるよう、当日は出版社のページで公開されているご著書の「目次」「はじめに」を活用していきました。

目次を読んだところで、「どんなところが気になった?」と、ブレイクアウトルームで話していきます。

実はこの本、お金をテーマにしている、といいつつも、「はじめに」から最初の一章のテーマは「自分軸」。

自分らしく生きること、自分らしくあること、そのためにいかにお金を使い、貯め、稼ぎ、お金を「整えていくか」が焦点となっています。

次のパートでは、

より深く、ひとりひとりの関心に沿った箇所を読み、感じたことを話し合っていきます。事前のアンケートでは「お金のことは周囲と話しづらい」と書いていた参加者の方も多いのですが、この時間は少人数、そして「本」という共通項があることで、ときにはお子さんを膝に載せながら、普段の生活で感じられていることを真摯に話す姿がありました。

最後には、安藤さんからのメッセージをぎゅぎゅっと詰めてお伝えいただきました。

終了後、任意参加の交流タイムはなんと、全員参加! 次々と質問が出てきます。安藤さんからのお答えもとても情熱的できめ細かく、一方的なアドバイスではない、「最後は自分がどうしたいか決めていく」というメッセージに貫かれたものでした。

参加者からのアンケートでは、こんな意欲的なご感想が寄せられました。

・ブレイクアウトルームで、この本をもっと若いころに読みたかったという
 意見があり、私も自分の子どもに読ませたいと言って話が広がりました!
・どうしても目の前のお金に直結した考え方になりがちだけど、その前に自
 分自身の価値観と向き合わないといけないなと思いました。
・正解は自分の中にしかないなと気づきました。
・苦手意識からお金とは向き合ってこなかったことなので、ざっくりとした
 管理から整った扱い方へと変えていきたいです!

中には、このようなジェンダーの課題にまつわるご感想も寄せられました。

・家庭の外では精力的に働いたり、ボランティアに打ち込んでいる活動的な女性の方が、「家の中のお金の決定権が自分にない」ということで悩んでいることがありました。家庭の中は他人にはわからないけど、不自由をそうとも感じず受け入れている女性はたくさんいるんだろうと思います。そうした方たちにもこの本を読んでもらったり、自分なりに声掛けができていったらいいなと思いました。

実はこの本、お金をテーマにはしているのですが、「お金とジェンダー」、そして家父長制との関係にまで言及されています。

お金は私たちシングルマザーにとってとても切実なテーマです。単純に「ある」「ない」にかかわらず、苦手意識や義務感にとらわれるあまり、管理することもすこし億劫だったり、劣等感を感じやすかったり……。

この本を通じて、そうした感覚は、社会からの刷り込みでもある、ということにも気付くことができました。

だからこそ、まずは自分らしい生き方を考え、その上で自分にとってのお金の価値観を整理し、お金を整えて味方につけていく、そんな安藤さんの姿勢にとても学ばせていただいています。

安藤さんのご著書はこちらです。読み応えのある一冊、ぜひお手元でご覧ください。

そして、お金の使い道の一つに、寄付があります。互いに学びを深め合う、私たちの活動に共感してくださった方へ。

現在、5月の母の日に向けてMother'sDayキャンペーン2024を準備しています。「わたしたち、母と子の暮らし」をテーマに、私たちの等身大の日々の暮らしを描くエッセイを発表予定です。こちらへの応援もぜひ、お願いいたします!

#家計管理 #シングルマザー #読書会


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