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【タイ視察】IHRI (Institute of HIV Research and Innovation)訪問をなぜすることになったのか。

2021年。3年前。
TOKYO AIDS WEEKS 2021でトランスジェンダーとセクシュアルヘルスについてオンライン対談を行いました。

ここで、Nittaya Phanuphak, MD, PhD(EXECUTIVE DIRECTOR IHRI)に出会いいました。
司会はりりぃさんでした(りりぃさん優しかった!!)。

Nittaya先生の話を初めて聞いたとき、衝撃を受けたのです。
タイにトランスジェンダーのヘルスケアとSTI(性感染症)、HIV/AIDSの研究・啓発活動を行いながら、臨床も行っている施設があるなんて、と。

しかもこの施設では、HIV/STI検査、ホルモン検査、PrEP(HIV予防薬)/PEP(曝露後予防)無料。
政府や支援機構からの支援のもと、無料で提供することが可能、と知りました。

日本では見たことがなかった。
本当に衝撃でした。
この時に「Nittaya先生に会いに行こう」と決めたのです。

youtubeの15分頃からNittaya先生がお話されています。
もしよければ聞いてみてください。日本語字幕と手話通訳もあります👇


さらに、このエイズウィークイベントで、ラビアナ・ジョローさんに出会います。

TOKYO AIDS WEEK2021より抜粋

ラビアナさんに出会い、性教育パフォーマーがいるのか!すごい!と衝撃を受け、ラビアナさんから色々教えていただくことになるのです。
当日のyoutubeはコチラ👇


ラビアナさんのご縁で、PHC(パーソナルヘルスクリニック)の塩尻先生と出会います。


塩尻先生の"困っている人たちに適切なよりよい医療を提供しながら、みんなを幸せにしたい"という信念に心を動かされ、
医師として、PHCに仲間入りさせていただくことになったのです。

PHCでは、トランスジェンダーとSTI HIV/AIDSについての深い関係性をさらに知ることになります。
勉強をしていく中で、様々なジェンダー・セクシュアリティの人たちに、STIやHIV/AIDSの啓発を行っていきたいと思うようになったのです。

その後、塩尻先生のススメで、熊本大学大学院 博士課程に進学。
私は、2023年10月から潟永研究室の大学院生になることに。

話は戻ります。
トランスジェンダーのヘルスケア・セクシュアルヘルスケアをやりたい、と
思うようになって。HIV/AIDSについて勉強するようになり。

ついに、満を持して(?)
今回、IHRI(タイ・バンコクのHIV研究・啓発施設)と、IHRIに併設されたTangerin clinic(トランスジェンダーヘルスケアクリニック)を訪問することになったのです。

*写真はAIDS WEEK 2021から使用いたしました。


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