詩『ふわり』

題名『ふわり』


ふわり ふわり
飛んでいる
ふわり ふわり
チョウのよう

ひだまりのなかを
やさしさの粉をまいて

ふわり ふわり
見えるけど
ふわり ふわり
いのちがけ

かなしみのあめも
避けながら飛んでゆくの

ふわり ふわり
おだやかに
ふわり ふわり
かがやいて

ふわり ふわり
見ているよ
ふわり ふわり
ぼくがいる

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