作詞『涙の水割り』

 yuki ゆきさんという方が書いた作詞でタイトルが「涙の水割り」という作品を補作詞という形で別の作品として書かせてもらいました。出来るだけ原作詞の言葉や雰囲気をそのまま残して書いたつもりです。誰かが一生懸命書いた作品を作り直すのは申し訳ないとも思ったのですが、それだけ原作詞の中に物語を感じて素晴らしいと思ったからです。補作詞を許して下さり掲載も許可して下さったyuki ゆきさんには心より感謝しています。ありがとうございました。

題名『涙の水割り』
原作詞、yuki ゆき
補作詞、新月下旅舟


[1番]
アパート裏側 間近に線路
家賃は五万の 二人の暮らし
お金は無くても 夢見ていたね
甘い肉じゃが 大好きだった

ぼくのせいだ ぼくのせいだ
きみのなまえを
さけぶだけのラブソング
未完成のラブソング

夜更けに氷を砕いては
ひとりで水割り 飲んでます
涙で割っても強すぎて
きみの顔や声が ぼやけてく

[2番]
電車が通れば アパート揺れた
夜勤の昼間は 眠れなかった
いつしかぼくらは 疲れていった
愛してるとか 言わなくなった

きみは出てった きみは出てった
婚約指輪を
壁に投げたラブソング
愛の終わりのラブソング

夜更けに氷を砕いては
ひとりで水割り 飲んでます
涙で割っても強すぎて
きみの顔や声が ぼやけてく

涙の水割り飲んだって
きみの顔や声を まだ、探してる


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