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アウトプットしても上手くいかない理由

今は、個人のアウトプット時代の全盛と言われていますが、自分ではやってるつもりなのに、何だかスッキリしない、いまいち上手くいかないという場合は、そもそもアウトプットを間違えている可能性があります。

以前にも書いたのですが、アウトプットの勘違いの多くは

アウトプット=出す

と思っていることが多く、とにかく何もかも自分の外側へ出すことだけをやっていると、それはどれだけやっても上手くはいかないでしょう。

本来のアウトプットは、行動する、やってみる、考えてみる、表現する、伝えてみる、発信してみる、といったことを幅広く含むものです。

そして、インプットは何もやる必要はありません。

そこへ行ってみて、それをやってみて、自分なりに考えてみて、感想を述べたり、思いを伝えたりしてみる。

そうすると、次のインプットは自動的に始まります。

アレコレと取り入れるだけのインプットは、ただ知識を蓄えているだけで、何も行動を起こさなければ、ただ知っている人になるだけです。

そこから、アウトプットを、ただ発信することだと勘違いしていると、単なる伝言ゲームの一員となるだけです。

二次情報なのか、三次情報なのか、もはや何次なのかもわからないことを、さらに重ねて伝えるだけなのであれば、誰にだって出来ますし、そこには何の価値もありません。

発信する時、伝える情報には、とにかく自分のやってみた感想や、そこで味わった経験を元にした知恵が重ねられていなければ、価値は生み出せないものです。

価値あるアウトプットをしていきたいのであれば、とにかく始めにやることは、インプットによって知ったことを、すぐにやってみることからです。

もちろん、ブログなどで「書いてみる」ということも、アウトプットの一部ですので、その挑戦は素晴らしいものです。

しかし

アウトプット=書き出す

ではないということに、どこかのタイミングで気付かなければ、書けば書くほどに価値は薄いものになってしまうでしょう。

どんなことでも、自分の経験は価値を必ず生み出します。

日常の中のささいなことでもいいし、他の誰も経験したことのないような、特別な体験などは、より多くの人たちに求められるものとなります。

あなたがもし、アウトプットしても上手くいかないと感じていたら、自分の経験したこと、に注目してみるといいでしょう。

それが、必ず誰かの役に立つ情報になります。

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