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Must をWantへ。

今日も「ヒマワリ」の稽古。
いよいよ小屋入り一週間前を切り
本番やあ!!感も増してきましたぜ。

今日の稽古も前回の通し後の微調整と
もっともっと上げたいシーンを掘り下げる稽古。

「上げたい」を「掘り下げる」って
おかしな表現やけど。
まあ、そういうことなんです。

シーンの質を上げるには、
様々な要素が必要やとは思いますが、
やっぱり根本的には
人物を、その想いを、
深く強くするしかないのかなと。


技術でどうこう出来ることじゃないことをしてます。なので、役者の持ってくる準備というか、役へのシーンへの、作品への、テーマへの、色々な想いの強さと深さが必要になる。

今日、演出の虎本くんが、
なかなか思う方向に変わってこないかあ。苦戦してるなあ、というシーンの時、

「台詞をMuastじゃなくて、Wantにかえてほしい」

と、役者に伝えていて。
正にそれ!!と思った。何回もやればやる程、わからなくなってきたり、演出のリクエストに応えなければ!みたいな呪縛に囚われてしまうこともある。
そのニュアンスがどこかに見えてしまって。

でも、台詞は本来その役が
言いたい、放ちたい言葉なはず。
もちろん言いたくないのに、無理やり吐き出してしまうような台詞もあるけど。

でも、でも、どこかに潜む
「言わねば」より、

実はそっと言うけんやけどな…とか
いやいや言わしてもらうけど!とか
なあ聞いて聞いて聞いて!とか
めっさ言いたくもないんけど、私かてしんどいんやけど、言うたるわあ!おらあ!……とか。

ってなるのが、役の感情やから。
早く全部から解き放たれて、「言いたい」
それだけの感情になりたいよね。

ほんまに短いシーンでも、
その一言が、その人の人格を
全部現してしまうことがある。

芝居こえええー。

……でも!
それを最後には楽しめるように。
必死に。その人を深く深く。

私たちは、板に立たされているのではなく
立ちたくて、そこにいるんやから。

「ヒマワリ」
とてもいい作品です。
是非、観てください。
頑張ります!!

‼️当日精算でのご予約が可能になりました!‼️

🌼テル窓口🔻
http://ticket.corich.jp/apply/290333/005/


悩める乙女神山ちゃん
まさかのポーズの紗良ちゃん

SHASEN × ステージタイガー
「ヒマワリ」
脚本・演出 虎本 剛

◎物語
東京在住の高岩柑一は大阪に帰郷。取り壊しが決まった実家を整理することに。
畳と障子の木造家屋。柑一は懐かしく思いながらも、段ボールの山から母の日記を発見する。
そこに書かれていたのは若かりし日の自分。
そして仲違いしたまま死別した、昔気質な父・実の姿だった。

時は昭和。1970年代後半、夏の大阪。
黒電話が鳴り、ピンクレディーが歌い、アントニオ猪木がタイガー・ジェットシンと闘う中...
高岩家では高校生の柑一が、実と連日の親子喧嘩を繰り広げていた。
殴り殴られ、吹き飛ぶちゃぶ台!
柑一はとうとう家を出ることを決意するが、実の目には大粒の涙が光っていた。
その理由とは果たして...

笑って泣けて真っ直ぐアツい。
令和の時代にこそ届けたい、おせっかいで鬱陶しくて優しさ溢れる家族の物語。

◎日時
2024年
1月27日(土)19:00
1月28日(日)13:00 / 17:00
※開場は開演の30分前、受付開始は1時間前 

◎場所
近鉄アート館
〒545-8545 大阪市阿倍野区阿部野筋1丁目1番地43号あべのハルカス近鉄本店ウイング館8階
近鉄大阪阿部野橋駅、JR・大阪メトロ天王寺駅下車すぐ

◎チケットについて
一般 3,800円
当日 4,000円

※全席指定席
※小学生未満などお子様の場合はご相談ください。

🌼テル窓口🔻
http://ticket.corich.jp/apply/290333/005/

予約が面倒だ、わかりにくい…等
ありましたら、テルまでご連絡下さい。

ご予約お待ちしてます!!!

なんでそんなことに?なナベ&ハラマサの変な格好
実は常、どの役者よりもアツい演出です。
稽古を見てるバッキーが
文豪みたいなってるんで置いときますね◎

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