地球温暖化と人間の営みを問う五箇先生。気候変動対策フォーラム③

(以下お話の抜粋)

生物多様性があって生態系があって、人間がある。
忘れがちだが人間の贅沢は、自然界が積み上げた生態系の上に成り立っている。

高次消費者である人間は、生態系からでは資源を賄いきれなくなったため、埋まっているだけだった化石燃料を掘り始めた。

そうすると、自然界で循環しきれていた二酸化炭素や消費副産物が過剰になり始めた。結果として自然災害が起こり気温が上がり続けている。新型コロナウイルスは、人間が過剰に消費した結果としての自然界からの応答なのではないかと先生は見ている。

ではどうすればよいか?
自然共生社会とzoning(ゾーニング)

自然と共に生きるライフスタイルを構築する。ゾーニングとは、人間の取り分を決めておくこと。ここからここまでだけが人間の取り分で、あとは自然界のものだと線引きをする。
それから地産地消やローカリゼーションも生物多様性を損なわない、人間にとって持続可能な手段である。

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