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体の硬いわたしがリアルなわたし。

この数日、オンラインヨガをやっています。
体が硬いわたしは、前屈ができません。
ほぼ直立姿勢のまま。かすかに曲がっている状態。
それでも続けているうちに、ほんのちょっとずつだけど体がやわらかくなったのを感じています。

体が硬いことは自覚していましたが、イメージの中ではもうちょっと前屈できると思っていました。
普通の人よりはできないけれど、イメージではもうちょっと背中が倒れるはずだと思っていました。

実際にやってみると、びくともしません。
頭の中で思い描いているわたしと、実際のわたしにずれがあります。

硬い体でストレッチしていると、嫌でも体に意識が向きます。
ヨガのナレーションに従って、体の部位をのばそうとすると、意識が向きます。
そうすると、自分の体がとても硬いことがわかります。
意識を向けない時は、体が硬いことに気づいてもいなかったのに。

この体の硬さが、現実のリアルなわたしです。
頭の中で思い描く、ほどほどに前屈ができるわたしではなくて、全く体が曲がらないわたしが現実のわたしです。

体と向き合っていると、今ここにいるリアルなわたしを感じられます。

頭の中の自分は人並みだったり、ちょっとすごかったり、はたまたものすごくひどかったり、時によってイメージが変わりますが、現実のわたしはそれとはちょっと違う。
リアルな自分って意識しづらいけれど、硬い体と向き合っていたら意識せざるをえません。

普段体を動かすことがなくて、頭を使うこと(読書とかテレビを見るとか)ばかりしているから、体と向き合うのが新鮮です。
頭の中の世界から、現実の世界に引き戻してくれるから、ヨガっていいかもと思いはじめてます。



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