映画「シェイプ・オブ・ウォーター」〜人生はおとぎ話

2018年のアカデミー賞4部門を受賞している
映画で

当時映画館に観に行きました。

GWに再度アマプラで観ました。

私はすごくすごく好きで
世界中の人がハマると思っていましたが

実際は、好き嫌いがわかれるみたいです。

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主人公とクリーチャーとの愛が
深くて、神聖で、2人が神なんですよ。

主人公が
こんなにあなたを愛していること
あなたにはわからないでしょう、、

ってテーブル越しに伝える場面が
好きです。

目の前にいるのに、
からだを重ねても
伝えられないほどの
あふれる想い。

まるで川を流れる水のよう。

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描写がとにかく美なんです。

バスの窓のしずくで
2人の関係を表現するなんて
おつです。

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映画の素敵な主人公は、
たいてい
質素で
規則正しい生活をしているものですね。

毎日ゆで卵を３つとサンドイッチを
作って職場に行く。

きっちりタイムカードを押して
きっちり仕事して

楽しみは映画を観ること。

親友と話すこと。

服は、簡素だけど、センスが良い。

こういう人が、心の豊かな人なんだなって

思います。

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舞台は1960年代のアメリカ。

この頃のファッションとインテリアが
大好きです。

それを眺めるだけで幸せになれます。

全体的なカラーがブルー。

ベティブルーもそうだけど

この作品も色が象徴的。

そして
主人公が話さないから静かで。

役者がうるさい作品は嫌いです。

うるさいセリフは

おさえて伝えるからこそ

伝わる。

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昔観た映画、たしか
「ホテルニューハンプシャー」のラストで

人生はおとぎ話だ

というセリフがあって
ずっと頭に残っています。

おとぎ話なんですよ、ほんとに。

村上春樹は、物語はメタファーって
言ってます。

メタファーなんですよ。ほんとに。

すべてはメタファー。