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今後、実務担当レベルでも「オムニチャネル」を語るなら、この論文 (by @ushiodazai @maustanuo )を読んでからにしよう。

どうも、「アカデミック」とは、数光年もの遠い世界の住人です。
さて。とある論文寄稿が公開されてました。読みました。

日本マーケティング学会」という小生とは、一生縁のない学会による「マーケティングジャーナル」からの引用となります。先程、この中で、友人(と呼ぶには恐れ多いですが)が、論じたものを読んでいました。

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「オムニチャネル」を語っている、事業会社の方も、支援会社の方、全担当者が一度は目を通したほうがよい内容です。(当然、最先端の方は、僕なんか勧める前にすでに読んでいるかと思いますが..)

特に、

自社の管理が可能な「ブランド・オウンド」タッチポイント に限られている様子
管理範囲外のチャネルにおける消費者や顧客の行動把握,販売チャネルも伴
うコミュニケーションチャネルや,そのチャネルを介して表出する行動面のエンゲージメントについての知見がまだ充分に蓄積されていないこと

は、自社内にしか視野が向いてないと気がつけない事象です。特に流通小売・ファッションブランドの方々は、この傾向が強いと感じています。POEバランスが、圧倒的にOに寄っている。(「自社メディア・アプリのマーケティングに没頭しずぎ..!」とは書いてないけど。そんなイメージ。)

オフライン・オンライン、POE問わず「年に何回の接点を持っているんだ/持つべきなんだ」と。「どれだけの顧客時間を共有しているのだ/共有すべきなんだ」と。

より深堀りたい方は、こちらの書籍を読むことからおすすめします。

それと、自身や身近な方の「買い物」や「メディア接点」の1つ1つを分析することもトレーニングになったりすると思います。

僕が友人知人に「朝起きて立ち上げるアプリや、寝る前に見ているアプリは何?」と頻繁に聞くのはそのためでもあります。最近は合わせて「利用しているサブスクってなに?」も聞いています。

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日本マーケティング学会とは、縁も所縁もありませんが、太宰さんをお呼びした上記論文の読書会(?)を開催したいなぁ。できれば一方通行ではなく、インタラクティブで..!(年始企画かなぁ。)



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