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すかいらーく の「年商」と アマゾンプライムデー「2日間の売上高」 が ほぼ同じくらいですって。

みなさんは、何を買いましたか?

いつも、このようなニュースを見るて、ただ金額規模を見て「すげ〜」とかいうのは、簡単。

「はたして、この規模は、身近なものと比べると、どのくらいなの?」と調べると、「よりすげ〜」になるかと。

(「東京ドーム●個分」ってのは、身近なようなで、身近じゃない説。)

消費者にとって身近な「小売業」で調べてみました。そうすると、Amazonさんの2日間の"グローバル"での"出店業者による"売り上げは、3,675億円とのこと。

同社は全体の売上高を開示していないものの、出店業者による売り上げは35億ドル(約3675億円)を超え、前年比60%増 (WWD JAPANより)

比較基準が、対等ではありませんが、絶対額規模だけで比較すると

33 アスクル 3874億7000万円
34 すかいらーくホールディングス 3753億9400万円
35 コメリ 3468億6300万円

とのことで、すらいらーくさんくらいでした。

ちなみにIR資料から単純計算すると

連結売上高 3,754億 ÷ 店舗数 3,200店舗 = 1.17億円/店舗 

こちらを365日で割ると

1.17億円 ÷ 365 日 = 約 32万円/日

営業時間を 7時〜23時(平均的?)とすると、稼働時間は 16時間。

32万円 ÷ 16時間 = 2万円/時間

さらに

年間4億人が来店

とあるので、売り上げ高から割ると、客単価は約938円。

2万円/時間 ÷ 938円/単価 = 21 客/時

(ピークタイムなど加味していませんが)1時間あたり21客となりました。このように因数分解していくと、けっこう身近な数値になりますよね。みなさんの生活体験・風景と、乖離することない数値かと思います。

ちょっと余談ですが、よく「売り上げをあげよう!」と経営層から号令がかかりますが、ただ漠然と考えるのではなく、このように数字・要素を因数分解し、さらに、その数字はどうやったら上がるのか?どの要素が可変なのか?レバレッジが効く変数はなんのか?(テコの原理のように小さい力で大きな成果を出せる要素・数字)を捉えていくと、チームでの共通認識すり合わせにもなりますし、上司への説得材料にもなります。

だいぶ脱線しましたが

冒頭のAmazonプライムデーの結果は、Amazon公式ブログでも紹介されていました。

こちらの記事から「売れ筋商品」を見てみると

とのこと。また、中小規模の販売事業者様の支援が、今回プライムデーの前に実施されていましたが、

フルフィルメント by Amazon(FBA) を評価されておりました。

他にも売れた商品を見ていると

と、生活密着品からガジェットまで幅広く売れていたそうです。(たしかにお米のバナーはよく見た。)

僕が注文した商品は、すでに全部届きました。これだけ集中した注文にも関わらず。物流が強い。 

この半年。「ラストワンマイル」は、革命的な変化が起きました。それは、いわずもがな、「企業側」ではなく、「生活者側」です。

「企業主語」ではなく「お客様主語」で。

さて。

では、すかいらーくの例にもどり、「お客様主語」でいくと、「一人のお客様は、年間何回利用しているのでしょうか?」

導き出した答えは、ぜひnoteコメント欄へ。

きっとこの方は正解をしっているので、即答しないでくださいねw


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