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INTJ本当にそんなに存在するのか問題

 インターネット上にはたくさんいるINTJ。INTJの生き方みたいな記事や動画もそれなりにあるし、それに共感したり実体験を語ったりするコメントも多数。実際私も16タイプ診断をやってみてINTJという結果に落ち着いたが、現実世界ではそんな人に会ったことは無い。インターネットで知り合った友人たちを勘定にいれても、やはりINTJの人は居なかった。
 そりゃあパーセンテージでいえば人口の数%しか居ないという話だし、INTJというやつは擬態が得意らしいので、身近に居る人が仮にINTJだったとしてそれを見抜けていない可能性もある。にしてもどうも腑に落ちない。そもそも人口の数%と言ったって、母数が数十億なんだから数も増えるだろう。日本人に絞ったって百万人近くは居るだろう。なのにどうして会えないのだろう。
 ここまで書いていて思ったが、INTJは主張はあれどそれを親しくない人間に話す性格ではないし、インターネット上で文章や動画を公開するという行為は社交が不要かつ常々思っていることを公表することが出来るという点でこれ以上相性がいいことはない。だから記事や動画はよく発見されるのに個人が会話を出来る範囲には存在しないという事態が発生するのではないか。
 加えてINTJの気質を持っている人間は、興味の無いことはとことん興味が無い。つまりMBTIに興味関心を持たず、そうなればとりあえず診断をやってみようなどと思うことは間違いなく起こり得ない。故にそもそもの割合も少なく、周囲に存在しないという結果になるのだろう。
 なんとなく腑に落ちる答えを見つけてしまったので今回は締めてしまおうと思うが、最後に。
 人に興味がないと言われがちなINTJではあるが、私はある程度は興味がある人間なのでINTJと会話をしてみたいと常々思っている。どこが同じでどこが違うのかを吟味してみたい。勿論別のMBTI相手でも同じように興味はあるが、INTJだけは本当に身近にサンプル(という言い方はあまりよくないかもしれない)が居ないので、同タイプで同じように会話してやってもいいという方、是非お声掛けください。他のMBTIでINTJを知りたい、INTJが気に食わないという方も大歓迎。
 次回はINTJについての所感を記す予定。

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