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「電話をしたい」の裏に共依存がありました【毒親】

私が今1番困っていることは、「毎日母に電話をしたくなってしまうこと」だ。1度連絡先を消したこともあったが、1週間も続かなかった。これは良い親子関係を築いている方なら、「それはいいじゃないか!」と思うかもしれない。だが、私の場合は毒を吐く母が相手であり、しかも主治医などの支援者に止められているにも関わらず、毎日電話をしてしまうのだ。

なぜだろう。私はこの謎を探るため、今日は1日トラウマに関する勉強をした。そこで分かったのが、この自分から望んでいるかのような「電話をしたい」という欲求も、子どもの頃の経験が影響しているということだ。

私の母は、暴力や暴言があるのと同時に「あなたは私がいないと生きていけない」という主張で私をコントロールしていた。例えば、徒歩10分の通学路は小学校高学年まで私だけ親がついていたし、大学生の頃も洋服を全て母が決めていた。小さなことでも、私に関する選択権は全て母が握っていたのだ。そのため、私は全てのことを母に決めてもらうという習慣がある。それは、電話の回数も増えるわけだ。また、私自身にも「私がいないと母は狂ってしまうのではないか」という強い思いがある。共依存なのだ。そのため、私の元気な姿を母に見せたいし、母が笑顔になることを伝えたい。私の日常は、「母に話すネタ探し」なのである。

これは、どう考えても健全ではない。

だって、これではまるでまだ母の手の上で転がされているようなものではないか。悔しい。私は私の人生を生きたい。母の影響下にずっといたいわけではないのだ。

さて、どうすればいいだろう。
私は今日「自覚」した。これは大きな一歩である。次はきっと「実際の行動を変化させる」ことだ。まず、母への連絡の回数を少しずつ減らしていきたい。そして、「母のため」ではなく、「自分が本当にやりたいこと」を探していこう。実際少しずつではあるが、前よりは確実にできている。好きな髪型にして、好きな服装に身を包み、好きな場所に日々出かけている。この日常を続けよう。

母と私は違う人間であり、違う人生を生きることができる。
私は実家に近寄らなくなったし、母も新しい趣味を見つけている。
私たちはもう別の人生を歩き始めている。

寂しい、と思う素直な自分も今は認めて、抱きしめてあげよう。
今日、このことをnoteに書けた私、めちゃくちゃえらいよ!!

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