ダブルマイノリティの生きづらさ
私は精神疾患を持っている。それに加えて、LGBT当事者である。このように複数のマイノリティ性を持っていて、生きづらさを抱えている当事者を「ダブルマイノリティ」というらしい。今回は、私が感じる「ダブルマイノリティ」ならではの生きづらさをお話ししようと思う。
1番大きな生きづらさは、「どのコミュニティにも入りづらい」ということだ。例えばLGBT当事者の集まりに行くと、
「普段はどんなお仕事をしているんですか?」
と聞かれる。それに対して、
「精神疾患を持っていて療養中なんです」