しろくろ[精神疾患×LGBT]

解離性障害と双極性障害Ⅱ型をもつ、LGBT当事者🏳️‍🌈 趣味はピアノ弾き語り♪虐待サバイバ…

しろくろ[精神疾患×LGBT]

解離性障害と双極性障害Ⅱ型をもつ、LGBT当事者🏳️‍🌈 趣味はピアノ弾き語り♪虐待サバイバー。 病気のこと・LGBTのこと・体験談など発信中! 投稿頻度は病状にもよると思いますが、のんびり続けていきます。

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記事一覧

固定された記事

「誰かのため」に生きる人生を手放す【毒親】

自分は誰のために生きているのか。そう考えたことは、あるだろうか。 私は先日ふとそのことを考えて、道を見失ってしまった。自分が「人のため」に生きている自覚はあった…

先週の土曜日あたりから、うつ期に突入している。何回来ても慣れない鬱。少し前までは身体を動かすこともできなかった。今日の診察では「入院」の言葉が出たが、拒否。私の場合、今は外で気分の波乗りをする練習をしたいと思っている。投稿頻度は落ちていますが、また落ち着いたら記事を出します。

休んでいても、私には価値がある

今日は久々に家で「のんびり時間」を過ごした。 ここ1週間ほど、何かに追われるように毎日6:00には起き、散歩に行き、出かける日もお休みの日も、勉強時間や音楽の練習時…

現状報告。母と共依存関係であると自覚してから、電話をしようとすると腹痛や頭痛など、身体的な症状が出るようになった。その結果、毎日していた電話はもう3日ほどしていない。月曜日に電話した時も、電話後にひどい体調不良に悩まされた。落ち着いたら、このこともゆっくり記事にしようと思う。

内側の世界のみんな(人格たち)が泣いたり喚いたり怒ったり、大変なことになってたから、人格会議を開催。それぞれ交代した時に、思っていることをノートに書いてもらいました。Yちゃんが泣いてる理由も分かったし、Sくんの成長も感じた。
人格会議、時々やるとみんなも私も落ち着くからおすすめ。

【詩】香り

2年前に書いた詩のようなもの。香りは人を、街を、過去を思い出させる。依存していた主治医のこと。大好きだったあの子。苦しかった日々でも、時々変にあたたかかったかの…

「電話をしたい」の裏に共依存がありました【毒親】

私が今1番困っていることは、「毎日母に電話をしたくなってしまうこと」だ。1度連絡先を消したこともあったが、1週間も続かなかった。これは良い親子関係を築いている方…

最近色々な方の言葉で、私自身が母にすごく依存していることを自覚している。毎日の電話・毎月の食事‥その後に必ず体調を崩すのに辞められない。
愛されたい。見捨てられたくない。その思いを制御できない。
だから、1度辞めていたトラウマの勉強をまた始めようと思う。

【詩】道

今日は、高校1年生になったばかりの私が書いた詩を、載せてみようと思う。この頃の私は、夢に見ていた音楽高校に入学してキラキラしていた。この選択が将来の私を豊かにす…

「困難な若者」を「可哀想だ」という大人へ

※ここでは「若者」の視点として述べていますが、「全ての方」に対してこのように考えています。ただ、私が若者の視点しか経験がないため、このように書かせていただきまし…

GWが不安な人はここにもいるよ

今年もゴールデンウィークが始まる。明日からは3連休があり、5月に入ると4連休がある。途中の3日を休めば10連休だ。「休みだー!」という方もいれば、「全然休みじゃないし…

「親を許せば楽になる」とかいう人へ【毒親】

今日は、「親を許す」ということについて、今現在の考えを綴っていこうと思う。 まず、私の親は「毒親」である。父や妹と会話をすると「お前は悪影響だから」と怒られた。…

街の中にある私の「居場所」

今日は、ある公園に行った。最近お気に入りの公園だ。広大な芝生の上に小さな森がいくつかあり、テニスコートや野球場、子どものための広場まである。ご高齢の方から小さな…

この世界の端っこの鍵のついた部屋のお話。

誰にでも「嫌いな音」というものは、あると思う。特にトラウマや精神疾患を持っている人は、怒鳴り声や人混みの中のざわざわなど、様々な「できれば避けたい音」があるので…

「底無し」の寂しさ

「あなたの持っている寂しさは、他人(ひと)には埋められないよ」 この言葉は、初めての入院の時にベテランの看護師さんから言われたものだ。20歳になりたてだった私には…

喪失感。

noteをいつも通り開いたが、何を書いたらいいのかわからない。 昨日、お財布と電源を切ったスマホと鍵だけ持って、家を飛び出した。行き先は特に決めていなかった。ただ、…

「誰かのため」に生きる人生を手放す【毒親】

「誰かのため」に生きる人生を手放す【毒親】

自分は誰のために生きているのか。そう考えたことは、あるだろうか。

私は先日ふとそのことを考えて、道を見失ってしまった。自分が「人のため」に生きている自覚はあった。最近は「自分のため」の行動も増えたが、それでも友人の相談役になったり、顔の見えないSNSでも人の相談を受けることしかしてこなかった。私には、相手の求める言葉が分かったし、最近は適度な距離の取り方もわかってきた。私に依存してしまう友人が出

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先週の土曜日あたりから、うつ期に突入している。何回来ても慣れない鬱。少し前までは身体を動かすこともできなかった。今日の診察では「入院」の言葉が出たが、拒否。私の場合、今は外で気分の波乗りをする練習をしたいと思っている。投稿頻度は落ちていますが、また落ち着いたら記事を出します。

休んでいても、私には価値がある

休んでいても、私には価値がある

今日は久々に家で「のんびり時間」を過ごした。

ここ1週間ほど、何かに追われるように毎日6:00には起き、散歩に行き、出かける日もお休みの日も、勉強時間や音楽の練習時間をいつもの倍以上に増やしていた。2月から勉強時間を記録するアプリを使っているのだが、毎週2時間ずつ目標を増やし、それでもそれを容易に越すくらいには勉強していた。
身体に症状が出るようになって初めて、「頑張りすぎでは?」ということに気

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現状報告。母と共依存関係であると自覚してから、電話をしようとすると腹痛や頭痛など、身体的な症状が出るようになった。その結果、毎日していた電話はもう3日ほどしていない。月曜日に電話した時も、電話後にひどい体調不良に悩まされた。落ち着いたら、このこともゆっくり記事にしようと思う。

内側の世界のみんな(人格たち)が泣いたり喚いたり怒ったり、大変なことになってたから、人格会議を開催。それぞれ交代した時に、思っていることをノートに書いてもらいました。Yちゃんが泣いてる理由も分かったし、Sくんの成長も感じた。
人格会議、時々やるとみんなも私も落ち着くからおすすめ。

【詩】香り

【詩】香り

2年前に書いた詩のようなもの。香りは人を、街を、過去を思い出させる。依存していた主治医のこと。大好きだったあの子。苦しかった日々でも、時々変にあたたかかったかのように錯覚することもある。そんな感じのこと。

香り

絡まったイヤフォンをいじりながら
BGMで街を遮る
見慣れた景色を眺めながら
前の人に倣って傘をさす
リアルのようなフェイクのようなそんな日々
涙はいつの日か枯れ果てた
木々は喋らず目

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「電話をしたい」の裏に共依存がありました【毒親】

「電話をしたい」の裏に共依存がありました【毒親】

私が今1番困っていることは、「毎日母に電話をしたくなってしまうこと」だ。1度連絡先を消したこともあったが、1週間も続かなかった。これは良い親子関係を築いている方なら、「それはいいじゃないか!」と思うかもしれない。だが、私の場合は毒を吐く母が相手であり、しかも主治医などの支援者に止められているにも関わらず、毎日電話をしてしまうのだ。

なぜだろう。私はこの謎を探るため、今日は1日トラウマに関する勉強

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最近色々な方の言葉で、私自身が母にすごく依存していることを自覚している。毎日の電話・毎月の食事‥その後に必ず体調を崩すのに辞められない。
愛されたい。見捨てられたくない。その思いを制御できない。
だから、1度辞めていたトラウマの勉強をまた始めようと思う。

【詩】道

【詩】道

今日は、高校1年生になったばかりの私が書いた詩を、載せてみようと思う。この頃の私は、夢に見ていた音楽高校に入学してキラキラしていた。この選択が将来の私を豊かにすると信じきっていたし、私は音楽家として成功すると思い込んでいた。地獄のような家庭環境も、私の努力次第で変わると思っていた頃だ。それでも、やはり不安はあったのだろう。この道は正しいのか、といつもどこかで思っていた。拙い詩だが、あの頃の私が必死

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「困難な若者」を「可哀想だ」という大人へ

「困難な若者」を「可哀想だ」という大人へ

※ここでは「若者」の視点として述べていますが、「全ての方」に対してこのように考えています。ただ、私が若者の視点しか経験がないため、このように書かせていただきました。

ここ数日、「君は可哀想だ」と暗に言われることが多い。

例えば家族が、節約に節約を重ねている余裕のない生活の私を「可哀想だ」と言った。「困難な若年女性について」という内容の講座で、「可哀想な救うべき」対象として「定職に就けない困難な

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GWが不安な人はここにもいるよ

GWが不安な人はここにもいるよ

今年もゴールデンウィークが始まる。明日からは3連休があり、5月に入ると4連休がある。途中の3日を休めば10連休だ。「休みだー!」という方もいれば、「全然休みじゃないし、ゴールデンウィークだからこそ忙しいんだよ」という方もいるだろう。私の場合は、普段から仕事も学校も行っていない療養中の身のため、「休み」という感覚はあまりない。

だが、精神疾患をもっている私にとって、連休というものは恐怖である。学生

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「親を許せば楽になる」とかいう人へ【毒親】

「親を許せば楽になる」とかいう人へ【毒親】

今日は、「親を許す」ということについて、今現在の考えを綴っていこうと思う。

まず、私の親は「毒親」である。父や妹と会話をすると「お前は悪影響だから」と怒られた。祖父の存在を無視して生活しなければ、殴られた。39度の熱があっても学校に行かされた。小学校で作った「母の日の手紙」を目の前で破られた。閉鎖病棟に入院するまで追い詰められた私に、母は怒ってこう言った。
「あんたが死んだら、誰が私の老後の世話

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街の中にある私の「居場所」

街の中にある私の「居場所」

今日は、ある公園に行った。最近お気に入りの公園だ。広大な芝生の上に小さな森がいくつかあり、テニスコートや野球場、子どものための広場まである。ご高齢の方から小さな子どもたちまで、様々な声が飛び交う。

私はこの公園を自分の「居場所」だと感じている。木々はいつも優しく私を受け入れ、日によって異なる顔を覗かせる。その声に私も応え、木々たちとコミュニケーションをとるのが好きだ。

ヘルプマークをつけて電車

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この世界の端っこの鍵のついた部屋のお話。

この世界の端っこの鍵のついた部屋のお話。

誰にでも「嫌いな音」というものは、あると思う。特にトラウマや精神疾患を持っている人は、怒鳴り声や人混みの中のざわざわなど、様々な「できれば避けたい音」があるのではないだろうか。私にも、ある。ある日までは、1番嫌いな音は、「母が自室に近づいてくるスリッパの音」だった。子どもの頃から、夜寝ている時もその音を聞き分け、「何をされるのだろう」と震えていた。

そんな私が今1番嫌いな音は、閉鎖病棟で隔離され

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「底無し」の寂しさ

「底無し」の寂しさ

「あなたの持っている寂しさは、他人(ひと)には埋められないよ」

この言葉は、初めての入院の時にベテランの看護師さんから言われたものだ。20歳になりたてだった私には、この言葉の意味は全くわからなかった。

私は、いつでも「誰か」に依存することで、自分の寂しさを埋めようとしてきた。友人・好きな人・教師・カウンセラー・養護教諭。特定の1人を決め、その人に依存した。依存の仕方も言葉で伝えるならともかく、

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喪失感。

喪失感。

noteをいつも通り開いたが、何を書いたらいいのかわからない。

昨日、お財布と電源を切ったスマホと鍵だけ持って、家を飛び出した。行き先は特に決めていなかった。ただ、遠い場所に行きたくて、行方不明になりたくて。夜の12:00を過ぎた頃のことだ。街をうろうろと歩いて、橋に行こうとふと思い立った。橋に向かう途中で、交番があるのを思い出した。声をかけられたら面倒だな、と思って、時間を確認すべくスマホの電

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