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暮らしととのう #54大原古民家再生

2023年11月晩秋

春先に植えた芝生は休眠に入った。夏の間青々と茂り、とても楽しませてもらった。初年度の庭造りとしては上出来だと思う。昨年の冬は、長年放置されてほぼ萎れていたサザンカが、一年間の手入れや施肥の効果が出て蕾がたくさんついて徐々に咲き始めている。この垣根にはお茶の木と金木犀も混ざっている。金木犀も今年はたくさん黄金の花が咲いて、通りがかる人々に「いい香り」の贈り物をしてくれた。ご近所の方々からも「朽ち果てていた民家が蘇って、金木犀の香りまで漂わせている!」と言って喜んでもらえている。嬉しい!

2023年11月末 サザンカが咲き始めた!

今年の夏はハーブを少々育ててみた


裏の畑はレイズドベッドにして各種ハーブや菊芋、お花を育てている

家の真裏はレイズドベッドにしたが、この畑地の隣は全面耕す予定

上記の写真の畑もその横も合わせると300平米以上になるが、長年放置されていて竹藪になっていた。竹藪の難しいところは、根っこである。私たちは「竹」を見ると清々しい感じになるし、実際私も竹は大好きだが、竹が竹林の中にだけいてくれたら、、、の話しで、、、。(全く都合のいい話だが、、。)竹の根を知っているだろうか?まるで「竹」なのだ。上に出てる竹が地中に横になっている感じ、そこから竹が生えている。抜こうと思って抜けるものではない。それが竹なのである。
掘れるだけ掘って、ノコギリで切り、地中から引っこ抜く。これをずーっと繰り返した。
上の写真の場所もそうした。そして、下の写真もそうした。約2年半かかった。

ジャングルのようだった放置された畑地がなんとか整地された

お隣さんはもうリタイヤしているが農家さん

今でもお隣さんは規模を縮小して自宅で食べる野菜を作っている。色々と助言もいただくので物凄く助かっている。そして私たちが家や畑を綺麗に綺麗にして行ってることをとても喜んでくれている。ありがたい。
野菜もいっぱい頂く。お礼は京都の街中からパンを買って持って行くことにしている。大原は全体が保護されているので、家が建っていない土地には建物は建てられない。現況から風景が変わることがないのだ。そのためスーパーなどが建てられない。不便といえば不便。でもだからこの「いい感じ」が護られている。

しばらくnoteを放置(畑かっ!)していたが、次回は夏に育ててみたハーブを総括してみたい。

では、また!

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