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不動産用語が分からない

基本的な知識を得るために不動産界隈で有名なブログやTwitterなどで情報収集をしていましたが、とにかく不動産用語が分からない。私は分からない単語が出てくるたびに英単語を調べるが如くググっていました。不動産関係の記事を楽しく読むため、そして良いマンション探しをする上で私が重要と考える不動産用語をご紹介します。

坪単価

土地や住宅などの一坪(約3.3㎡)あたりの価格のこと。最重要単語。

そのマンションが高いか安いか判断する上での指標になります。マンションは当然ですが物件ごとに広さが異なるので、価格を見ただけじゃ高いか安いかの判断はできません。なので、気になる物件があれば必ず坪単価を調べた上で、他の物件と比較することをお勧めします。「坪単価 計算サイト」で検索すると価格と平米数を入力すると簡単に計算してくれるサイトがいくつもありますので、どれか1つをお気に入りに入れておきましょう。

グロス

全体の総額のこと。「グロスが張る、グロスが大きい」という表現をする。

パンダ部屋

客寄せパンダのように広告用にあえて安値で販売される住戸。安さから人気が集中し抽選になることも多い一方で、間取りや眺望に難のある訳あり物件もある。

ワイドスパン

間口が広い(7~8m以上)間取りのこと。平均は6mくらい。間口が広いと採光に優れるのでこのタイプの間取りは人気が高い。

天井高

床の面から天井の面までの高さのこと。最近の新築は2400mmが標準。2500~2600mmあるとかなり解放感がある。

下がり天井

天井の一部が梁などによって他の部分より低くなっている天井のこと。局所的に天井が下がっているので、圧迫感が出る。

ダイレクトウィンドウ

天井から床までガラス張りの窓のこと。眺望を楽しむのには最高だが、窓が開けられないので換気ができない、日差しが直接部屋に入るので室内が高温になる、などのデメリットもある。

サッシ

窓枠の建具。防音サッシには性能によってT1~T4まで等級がある。駅近・街中の場合は遮音等級T1以上、幹線道路や線路沿いはT2以上のグレードの窓サッシがお勧め。

サッシ高

窓の高さのこと。2mを超えていると眺望や採光に優れる。

S(サービスルーム)

採光が不足して居室として認められない部屋。建築基準法では、居室は窓の大きさは床面積の7分の1以上なければならないとされていて、その基準を満たさない部屋をサービスルームと呼ぶ。

N(納戸)

サービスルームと同じ意味。

バスサイズ

間取りに「浴室(1418)」と表記されていたら幅1.4m、奥行き1.8mの意味。単身者向け住居は1216、DINKS向け住戸1317、子育て世帯向けなら1418くらいが一般的。

田の字型

部屋の中心に廊下が走り、左右に部屋を配置する間取り。マンションの大半を占める最も一般的な間取り。施工がしやすい、全戸南向きにしやすいなどのメリットがある。一方で、廊下が長く無駄なスペースができる、採光が限られる、プライバシーに欠けるなどのデメリットも。

アウトフレーム工法

柱や梁を室外に出す工法。室内のデッドスペースを解消し、居住スペースが増える。梁を天井ではなくバルコニーに設置する(逆梁アウトフレーム工法)にするとサッシが高くなり、採光や眺望も向上する。

他にもたくさん不動産用語はあると思いますが、知っていた方が良いマンション探しができると思った単語と関係する基礎知識をご紹介しました。

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