「虹獣(コウジュウ)」6章:タウォ 3話:吸収(キュウシュウ)
小さな虫達を吸収する事によって幾らかの力と体の大きさを得たタウォは、より大きな力を得るべく邁進するのであった。大きくなったタウォは思い切って水辺から揚がり、陸地などに生息する中型や大型の虫を吸収する事をし始めるのであった。
ある時は地中より這い出てきたミミズを捕らえ自らの肉体へと取り込む。タウォの体の中でのたうち回るミミズ。その刺激がタウォに生命を吸収する事への快感を醸し出し、やがて大人しくなったミミズはタウォへと完全に取り込まれていくのであった。ミミズはその性質からか