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実際、作りたいモノって無いんです。

プログラミングの学習において多くの人が
「作りたいもの」を持つことを強調してたりしますよね。

実際、学習においては作りたいものを通して実践することで、より効果的にスキルを磨くことができると言われていますし、私自身も経験があったりします。

しかし、現実には作りたいものが明確に見えない、あるいは何を作っていいか分からないという人もいます。

さぁ、果たして作りたいものがない場合、どうすればいいのでしょうか?

さて、まずプログラミングの学習において作りたいものがないと感じることは、決して珍しいことではありません。

特に初心者の場合、まだ技術や知識が限られているため、自分で何を作ればいいのか見当がつかないこともあります。

しかし、このような状況でも焦る必要はありません。むしろ、他の方法で学習を進めることができます。

一つの方法は、チュートリアルや教材に沿ってプロジェクトを進めることです。
多くのオンラインプラットフォームや書籍では、具体的なプロジェクトが提供されており、それに従って進めることで、自分の手で作りたいものを見つけることができます。

また、既存のアプリやウェブサイトの模倣から始めることも有効です。
自分の好きなアプリやウェブサイトを選んで、それを再現することで、プログラミングのスキルを向上させることができます。

もう一つの方法は、プログラミングを使って自分の興味や趣味に関連することを探すことです。例えば、ゲーム、音楽、アート、スポーツなど、自分が好きな分野に焦点を当てて、その分野に関連するプロジェクトを考えることができます。


これにより、プログラミングを通じて自分の興味を追求することができ、モチベーションも高く維持することができます。


さらにもう一つ、これは私が使った学習法なのですが、
「困ったことを解決する手段の模索」を掲げ、解決法としてのプログラミングを学習をしていく手法です。

これは前提として、今されている仕事において何か困ったことがあり、それを解決したいなど「やりたいこと」ではなく「やるべきこと」にフォーカスし、アプローチしていくという流れになります。

この手法のメリットとしては、最初から目的に対する手段としての学習というものを意図せず行える点にあります。

例として当時私がやろうとしてたのはExcelの効率化。始めはVBAでのマクロ作成による自動化だったのですが、
「自動化は良いが、Excelのデータはややこしくしないで欲しい」とお咎めが入りまして、
最終的には
「集計用Excel方眼データの構成を崩さずに自動化」をする事になりました。

この内容についてどう解決していったかはここでは割愛させて貰いますが、気になった方がいらっしゃいましたら、心当たりのある事例を元にぜひ調べてみて下さい。きっと気づきがあるはずです。

最後に、
作りたいものがない場合でも、何かの学習を続ける。すると、それ自体が意味を持つと私は考えます。

学習によって得られるそれは単なるツールではなく、問題解決やアイデアの実現に役立つスキルです。

そのため、学習の過程自体が非常に価値があります。
作りたいものが見つかるまで焦ることなく、着実にスキルを積み重ねていきましょう。
そして、ぜひそれを公開してみてはいかがでしょうか?
きっと面白い話が舞い込んでくるはずです。


以上!

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