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何事もタイミング

岡本太郎さんの『自分の中に毒を持て』を最近ふと読み返しました。岡本太郎さんの生き様が”これでもか”と書かれていて、何かしら心に刺さる言葉が見つかる1冊になっていると思います。

初めて読んだのは3年ほど前で、当時は今まで働いていた業種から未経験の業種へ転職したての頃で精神が不安定だった覚えがあります。

その頃に刺さった言葉にマーカーが引いてありました。

・ふつう自分に忠実だなんていう人に限って、自分を大事にして、自分を破ろうとしない。社会的な状況や世間体を考えて自分を守ろうとする。それでは駄目だ。社会的状況や世間体とも闘う。アンチである。

・つまり自分自身の最大の敵は他人ではなく自分自身というわけだ。

自分の中に毒を持て

当時はとにかく「今までの自分と決別する」という気持ちが強かったのかなと思います。「まだ若いし保守的な考えになるのは勿体無い、何かをするなら今しかない!!」と思って足掻いていました。結果としては動いてよかったかな?と思っています。変わるかもしれないですが笑

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一方、最近読み返した時は違う言葉にマーカーを引きました。

・運命的な出会い……それは相手を充たすことでもあると同時に自分がほんとうの自分になることでもある。

・つまり成功者の空しさだ。成功しない人間の方がはるかに充実していける。

自分の中に毒を持て

1度目に読んだ時には、特に刺さらなかった言葉が刺さるようになっていました。このように1度経験したものを、別の立場や年齢になった時に見返してみると新たな発見に出会えることがあるなと思います。

なので、1度読んだ本をすぐに売って”読んだ”という事実だけで満足してしまうのは勿体無いなと個人的には思っています。なので、自分は本は電子書籍で購入していつでも読めるようにしています。

これは本だけに限らず、体験できるあらゆることで言えるかなと考えます。

  • 学生の頃には響かなかったジャンルの音楽を改めて聴くと良さに気づく。

  • 食べれなかったものを再度挑戦してみると食べれるようになっている。

若い頃は苦手だなと思っていたことにチャレンジしてみると、ハマったりするかもしれません。

もちろんその逆もあります。
学生の頃に「いいと思っていたもの」の良さが分からなくなっていたりすることもあります。悲しいことですが、それはそれでいいと思います。自分の価値観が変わっただけの話です。再び”いい”と思える日がくるかもしれませんし。

このことから体験する”タイミング”が大事なんだなと思います。
ベストなタイミングは、とりあえずやってみないと分からないので「思いついたことは、とにかくやる」ようにしようと思います。


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