児童指導員のれいちー

子ども福祉や実務のこと。私の記事を通して子どもたちへの支援の幅が広がると嬉しいなと思い…

児童指導員のれいちー

子ども福祉や実務のこと。私の記事を通して子どもたちへの支援の幅が広がると嬉しいなと思い記事を綴ります。

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  • 児童指導員のむすび

    一指導員として子ども、家庭、支援者のことを綴っていけたらいいなと思っています。

最近の記事

反応性愛着障害・なぜ虐待がよくないのか

そもそもなぜ虐待はよくないのでしょうか??モラルでしょうか。常識だからでしょうか。法律的視点でみれば権利の侵害とかになって日本の条文に沿って虐待が良くないといえるでしょう。福祉の目線からなぜ虐待がよくないのか綴っていきます。 結論から申し上げと、多動性行動障がいやパニック行動、発達障害、子どもの発達にダメージを与えるからです。その中でも基本的信頼感の侵害は子ども成長過程にも多大なる影響を及ぼします。 この被虐待経験により生じられた症状を反応性愛着障害といいます。 この反応

    • 永遠のテーマ「子どもにスマホやテレビを見せて良い時間はどれくらいか」

      抜粋記事ですが、見返して読みたい記事だったので、。 視聴時間を「見ない」から「4時間以上」まで7段階に分けて分析した結果、テレビを長時間見た子どものほうが、脳の成長が遅い傾向が出たというのです。 テレビばかり見ていると心が育たなくなってしまうアメリカでも、子どもに幼いうちからテレビばかり見せて放っておくと、他人の気持ちを受け入れたり理解する能力が育たなくなる、という調査結果が発表されました。 米オハイオ州立大学では、3~7歳の子どもを持つ親に、家庭でのテレビ視聴の状況に

      • 僕も使う言葉だけど、、。「良い子」ってなに?

        最近、めんどくさい系に磨きが拍車かかってきたな。と自負しております。栗原です。 子どもの自由な発想って本当に驚かされます。 集団社会制度の強い我が国NIPPONでは的外れに常識から外れたものを叩く癖が 強いのかなと考えています。 僕も社会人なので、集団生活の中にいるという意識は(ちょっぴっと)あります。 なので、適さない場で騒いだり、権利を削ぐう行動があった場合、指導をします。 仲直りがあった時には「良い子」と言葉を使う時もあります。 また良い子は何らかの手伝いをしてくれ

        • 子ども離島復興計画

          地方創生の本はどうしても好きで本日はそこから抜粋。 拝啓 10年後、笹岡諸島に暮らすあなたへ 10年後の笹岡諸島には、変わらず美しい海と砂浜がありますか? 10年後、変わらずたくさんの魚はやってきていますか? 10年後、変わらず観光客のひとたちはきてくれていますか? 10年後、変わらずお祭りや踊りは受け継がれていますか? 10年後、変わらずお年寄りの元気な笑顔はありますか? 10年後、私たちの母校はありますか? 10年後、私たちはどうしたら笹岡諸島が楽しく、 素敵な島

        反応性愛着障害・なぜ虐待がよくないのか

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        • 児童指導員のむすび
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          どうやって叱る?フィードバック

          僕は叱ることに慣れていない。性格上の問題なのか、自分の意見はそこそこ伝える方だと思うけれど、「他人の意識を変える」ことの難易度が高いことを知っているからあまり人の個性にやいのやいの申し上げるのは好きじゃない。 だからこそ叱ることに全然慣れていない気がした。叱るをwikiで調べると 『叱る』=導き示すように(荒い声で)とがめ責める。 む、、向いてねえ。(笑)とがめ責めないといけないのか。 働き始めてから「命に関わること」「家族のこと」この二本のボーダーラインを超えたら叱ろ

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          虐待を受けた児童の心理支援の現状

          木曜日は読書! なのですが、抜粋が多くなってしまいました。。読書まとめです。 ○心理的支援の重要性 遊戯療法や箱庭療法などで心の傷を癒す。 心の傷は並大抵なものではなく、子どもたちが示す心理問題やその行動化に対して対応が強く求められ心理職を配置する流れに至った。 心理職に期待する点として三点ほど求められています。 ①子どもの理解と支援に関して ②職員のメンタルヘルス ③家族への対応と心理的支援に関して期待されている。 手法としてプレイセラピーが用いられている。プレイセラピ

          虐待を受けた児童の心理支援の現状

          僕の主張と子どもの権利 □

          僕の主張と子ども自由の権利  去年の6月から子どもと携わる場所で働かせて頂いております。半年が過ぎあっという間の月日に感じます。 今、日本の社会的課題の大きな課題の一つとして児童へ対する問題にスポットライトが当てられているように感じます。私も課題解決へと思い立ち志のもと働かせて頂いています。現場で働くことによってメディア等で報道されている問題がより浮き彫りに見え始め、社会全体で取り組む課題が明白になってきました。インターネットやデジタルが発展しはじめた、現在に比べ約20年前

          僕の主張と子どもの権利 □

          子どもに聞かれた。読書感想文手伝って。

          映画のアウトプット すみっこぐらし、を観てきました。 映画を観てまず一言だけ。 「感動した」と脳裏に浮かんできました。 でも、何が感動したのでしょうか。 約1時間30分の映画を観てきて、「感動した」の一言で終わらせるのってなんだか勿体無い気がします。 いつの日かの夏休み 子ども達が感想文の宿題に取り組んでいるときにこんな質問を受けたことがあります。 「感想文の書き方がわからない。」 なにがわからないの?と質問すると原稿用紙5枚に書く内容が浮かばないとのことでした。

          子どもに聞かれた。読書感想文手伝って。