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2023年春旅⑪(山形・新潟・長野・岐阜)

5月1日
3時半に目覚ましセットしてたけど3時に自然に目が覚めた。
道の駅米沢を出発して5時くらいに倉手山の登山口に到着。
既に2台停まってたけどGWにしては意外に少ない。

5時11分に登り始めて休憩なしで登り切るつもりだったけど、景色がきれい過ぎて途中からやっぱり撮りながら登ることにした。


シャクナゲが朝日を浴びてすごいきれいだった。なんとか雪山を背景に撮ってみた。

そんなに多くはないけど咲きぶりはすごくいい。


歩いてるだけで幸せな気分になる登山道。

片道2㎞だからすぐ着いてしまうのがちょっと物足りないけど。


この残雪の多さと新緑の組み合わせはこの時期だけかな。ほんときれい。


山頂到着。距離は短いけど登山口からの標高差は600m以上あるからちょうどいいくらいの運動になる。


山頂着いても結局誰とも会わなかった。先に停まってた2台は別の山を登りに行ってたのかも。


山頂付近を少し探索。イワウチワが登山道にたくさん咲いてたから飯豊連峰をバックに撮れる花がいないか探したけど見つからなかった。

山頂付近にいるにはいたんだけど小さい花だからよほどの好条件じゃないと広い風景では撮りづらい。残雪と新緑だけでもきれいだけど。


少し夏山気分を味わいたいくらいの気持ちだったけど、ほんと登ってよかった。
7時50分くらいまで山頂付近で雪の上をザクザク歩き回って下山し始めたらようやく他の登山者も登ってきだした。

GWでめちゃくちゃ人多いことを覚悟してたのに意外に下山し終わるまで20組に満たないくらいしか登ってこなかった。


登りの時に撮ったけど下山時はもうちょっと冷静に撮りなおす。

シャクナゲはチングルマとかハクサンイチゲとかの主役級が現れるまでの山の貴重な彩りだけど、咲き乱れてはくれないからなかなか難しい。

ちょうどいい所にもあんまり咲いててくれない。


この写真撮ってたら奥の山ですごい音がして何かと思ったら雪崩だった。

初めて生で見たけどあれは巻き込まれたらどうしようもない。


登山道にカタクリと一緒に咲くイワウチワ。

イワウチワはたくさん咲いてて写真もけっこう撮ったんだけど何撮ってるか分かんない写真ばっかになってた。小さいし色も白気味だから難しい。


この辺りで何人か登ってきた人とすれ違ったけどこの風景で皆歓声あげてた。

ここほんと帰るのもったいないくらい最高。何か花さえあればもっとずっと撮りたかった。でもちょっと顔にまとわりつく系の虫が増えてきだした。


飛び回る虫が画面に入り込まないタイミングを狙って撮影。

登ってくる人の何人かは虫対策で黒子みたいな格好してた。この時期虫が多いことで有名なのかな。


今日一番花が多かったシャクナゲ。どこかで納得いく写真撮りたいな。


そろそろこの展望も見納めかと思ってかなりゆっくり下山してたけど、意外とこの登山道ほぼずっと飯豊連峰が見えてた。登りの時は気づかなかったけど振り返ると常に見えてたっぽい。


ツツジもピンクのが咲いててきれいだったけど日陰に咲いてるのが多くてこの花もなかなか難しかった。
登山口に帰り着いてまだ10時にもなってなかったから樽口峠にも寄ってみることにした。

GWに入ったからなのか樽口峠の車両通行止めは解除されてて車で峠まで運転できた。
人多いだろうなと思ったら峠に着いても誰もいなくてびっくりした。

人気あると思ってたのに全然人気なかった…。そうだったんだ…。


樽口峠の一本桜は意外にまだ咲き残ってた。奇跡の一本桜から半月以上経つのに今頃か。桜の種類が違うのか白の山桜があちこち咲いてた。

満開からは4日くらい経ってる感じかな?


見下ろした風景もいいけど見上げてみた風景もいい。


満開なら夕日とか星空でも色々撮れそう。今も充分きれいだけど雷で折れる前人気だった理由も分かる。

場所がとにかくパッと見て絵になりそうで目立つ。

あんまり散策するつもりもなかったんだけど全然人いなくて快晴だから、奇跡の一本桜の上の残雪地帯に咲いてたカタクリの所まで登ってみた。

大量にあった残雪はほぼ完全に消失してカタクリもさすがにもういないと思ってたけど、1輪だけ咲いてるカタクリがいた。


最近咲いたのかなってくらいまだ全然元気なカタクリ。他の皆もう先に行ってしまって置いて行かれたみたいでちょっとさみしそう。

他にいないのかなと思って探したらもう1輪だけ同じくらい元気に咲いてる子がいた。よかった。

カタクリの先に白い山桜が見えたから更に少し登ってみたら樽口峠の一本桜と同じ種類っぽい桜だった。


こっちも満開は少し過ぎてるけど花が残ってる時に見れてよかった。

この一本桜で今年の一本桜は締め括りかな。山桜はもしかしたらもうちょっと撮る機会あるかも。


奇跡の一本桜はもうすっかり存在感を消して黒っぽい緑の木になってた。
ここから更に濃い緑になるのかな?ほんと色んな姿になって紅山桜ってすごい。

峠の駐車場に戻ると4台くらいに車が増えて三脚立てて写真撮ってる人が何人かいた。
でもGWにしてはやっぱり少ない。なんでなんだろ。

道路沿いの沢の水でアイゼンを洗って、洗車もしてから道の駅関川の温泉へ向かって運転。

途中の道路沿いから見上げた新緑の山々があまりにきれい過ぎてしばらく眺めてしまった。


なんか涙こみあげてくるくらいほんと良かった。写真にすると平坦な感じになってしまうけど新緑に関しては見上げてみる方が好きかも。

案の定道の駅関川は激混みだったけど温泉は意外と人少なめだった。14時半くらいだったからかな。

ここで車中泊するつもりだったけど駐車場はほぼ満車状態だったから道の駅胎内に移動することにした。でもやっぱり道の駅はどこも満車だと思ったから途中の広い駐車帯で車中泊した。


5月2日
5時起きて出発。

この時期の新潟は田んぼに水が張られてて水鏡になってるから、普通の景色もやけに絵になるように見えて運転してて楽しいくらいだった。


どこだったか忘れたけど溜め池に新緑が映り込んでて綺麗だったから一応撮っといた。
あんまり運転してないんだけどちょっと腰が凝ってるような気がしたから、少し早いけど10時半くらいに魚沼市の見晴らしの湯こまみって所で温泉入った。

口コミの写真でコミックがたくさん置いてるようだったから楽しみにしてたのに見たい漫画が1個もなかった。

コインランドリーで洗濯済ませて長野県に入る前に長岡市でガソリン給油。153円/ℓでかなり安かった。

だいぶゆっくり休憩とりながら来たから長野県の野沢温泉村の道の駅に到着したの16時くらいになってた。車ほとんどいなくて意外だったけど暗くなってくると続々と車中泊の車集まってきて結局6割くらい駐車場埋まってた。


5月3日
朝運転してたら道の駅千曲川の近くで菜の花がめっちゃ植えられてて自分が見たことある中では最大規模だった。

一旦スルーして通り過ぎたんだけど今日も移動距離は短いから時間は余るし、やっぱり撮っておくことにして道の駅千曲川に引き返して撮りに行ってみた。


道の駅のすぐ近くってこともあって朝から写真撮ってる人が結構いた。

絵になる木もあるし人気撮影地なのかな?


望遠レンズで撮ってる人が多かった。確かに望遠ならかなり撮りやすいかも。


菜の花特有の匂いがしなかった気がするけど菜の花じゃないのかな?
朝露がついてきれいだった。

道の駅花の駅千曲川はいつの間にかリニューアルされててトイレとか広くてきれいになってた。でも車中泊の車で駐車場は朝から満車近い感じになってた。まだ野沢温泉村の道の駅の方がましだった。

その後の運転もどこの道路も道の駅も車がずっと多くてなんか気が休まらなかった。

GWの長野はほんとやばいな…。通り過ぎる車の4分の1くらいは県外ナンバーな気がした。
いつも閑散としてるような道の駅も満車状態だった。

今日は道の駅奈良井まででストップして車中泊するつもりだったけどまだ昼前でだいぶ時間余ってしまったから、やっぱりもうちょっと進んで岐阜県まで進んでおくことにした。

道の駅奈良井も信じられないくらい車多かった。いつ来てもほぼ誰もいない道の駅だったのに。

車の多さに疲れてちょっと歩きたい気分だったから木曽の阿寺渓谷に行ってみた。

ここもめちゃくちゃ多いんだろうなって思ってたけど、GW期間中は車両通行止めにして歩くしかできないようにしてあったからかそんなに人多くなかった。


相変わらず水の色はきれい。14時くらいだったから半分くらい日影になってしまってた。11時くらいが全面に光が当たるかも。

気分転換のつもりだったけど日差しも暑くて虫も多いから体力以外の面で少し疲れた。

岐阜県付知町のおんぽいの湯に夕方到着して温泉入った。GWの夕方だし普段から多い温泉だから激混みは想定内だったけど洗い場待ちになったのは初めてだった。

ちょっとくらい入場制限かければいいのに…。完全にキャパオーバーしてた。

道の駅付知峡は満車だったけど道の駅東白川はいつも通りの静かなままで誰もいなくて静かに車中泊できた。小さいけどトイレはきれいだし充分だ。


5月4日
朝起きたら3台くらいに車中泊の車が増えてた。

今日は福井県の道の駅うみんぴあ大飯まで運転するからちょっと長めの運転になる。

七宗町の飛水峡の広い廃道で朝の運動がてらちょっと走ってたら藤の花が朝の光で照らされてて綺麗だった。奥に小さな滝もあったから車まで走ってカメラを持ってまた撮りに戻った。


思いがけずなかなかいい景色。いつの間にかもう藤の季節になってたんだな…。
東北にいた期間で季節の一部がすっぽ抜けた感じ。

この先も藤の花がほんときれいな所ばっかりでもったいない感じがしたけど、交通量が多いから四国で撮れることを期待してもう何も撮らずに進んだ。

琵琶湖は渋滞しててきつかった。

福井県若狭町に来たら瓜割名水公園って看板が目に入って、水が残り1本になってること思い出して寄ってみようと思ったんだけど、先に口コミ見てみたら300円かかるってことで他に近くで無いか探してみたら小浜市に雲城水って所が見つかった。

海がすぐ近くってことで行ってみたらほんとに港の船が浮かんでる所まで20mくらいの所に水汲み場があった。

大丈夫なのかなって思ったけど看板に環境庁認定平成の水百選って書いてあったから多分安全だ。飲んでみたけど意外にかなり冷たくておいしかった。

道の駅うみんぴあ大飯には思ったよりもだいぶ早めについてしまったけど、さすがにこれ以上は進まないでおく。早めに四国に着いて待ってもいいんだけど、なんか一度立てた計画は予定通りに進めたくなる。

もう相当ここの道の駅で車中泊してきたけど、今更になっておおいの湯って温泉があることに気づいた。ホテルうみんぴあに併設されてて気づかなかった。

800円で高いけど綺麗な施設。プールもできるみたい。入浴だけの人は割り引いてくれたらいいのに。

夕方一旦道の駅の車少なくなったけど夜になってまた続々と集まってきた。ここの道の駅駐車場だけはやけに広いから余裕はあるけど。


5月5日
朝起きても全然寒くなくてほんと楽になってきた。

一日で四国まで行ける距離ではあるけど今日もとりあえず計画に沿って兵庫県の道の駅の神鍋温泉ゆとろぎを目指す。

112㎞しかないからかなりゆっくりと休憩とりながら移動したけど11時には着いてしまった。ちょっと早いけど時間帯的に空いてそうだから13時くらいに温泉入っておいた。道の駅には人多かったけど温泉は少なかった。

休憩室で小説でも読んで過ごそうと思ってたけど休憩室がすぐ埋まったから車に戻って本読んでた。でも明日240㎞くらい走ることになるからやっぱり兵庫県波賀町あたりまで進んでおくことにした。

肝心の四国の山付近の天気予報は今の所8日まで雨で9日から3日間くらい晴れマーク。21年は四国の山は天気にあんまり恵まれなかったから今年こそは完璧な青空の下アケボノツツジの山を撮りたい。せめて21年の風景は越えたい

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