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福寿草大群生とエゾエンゴサク咲き始め(2024年4月13日記)

今日もまた支笏湖に行ってきた。
今回は久々に3連休だったからすごい楽しみにしてたけど、初日の昨日は雨のち曇りでどんよりしてたから家でダラダラ過ごしてた。

晴れ予報ではあるけど時間天気で見ると12時から曇り予報でちょっと微妙な晴れかもと思ってたけど、8時くらいに到着したら結構きれいに晴れてて水鏡になってた。

写真を撮る前に今日は持ってきた洗車用のタオルを渓流の水で洗って洗車した。
さすがにもう雪も降らないだろうから今日は結構念入りに洗車してきれいにした。
タイヤもそろそろ履き替えたいところだけど、平年4月いっぱいは雪降る可能性あるって天気予報の人が言ってたからGWで交換かな。


洗車してる間に水鏡が崩れてこないか心配だったけどまだしばらくは大丈夫な感じだった。
といってもまだ新緑とか前景に主役がいないから特に撮りようはないけど。

冬の間はこんなに綺麗に水鏡になったことなかったな…。
氷撮影の時にこうなって欲しかった。


青空なんだけど微妙にすっきりした青じゃないように見えて目の錯覚かと思ったけど写真で見てもなんとなくいつもの青じゃない。
春霞かPM2.5の影響かな?
せっかく綺麗な水鏡だけど予定通り今日も福寿草を見に先週の所に登ってみた。

まだ日が当たり始めたばかりだからか開ききってない花が多くて待つことになりそうだった。
新しい風景も見てみたかったから日が当たってる斜面をずっと登っていってたら、福寿草は全然無くなってきたけど別の黄色の花が咲いてた。


先週まではこの葉っぱはよく見かけてたけど花は咲いてなかった。
画像検索で調べてみた感じ多分ナニワズって花だと思う。

花のわりに葉っぱが大き過ぎるからちょっと地味だけどフキノトウと福寿草以外でも花が咲き始めてきて嬉しい。


ナニワズのすぐ近くにもっと地味な小さい白い花も咲いてた。
画像検索でも似た花が多過ぎて微妙だけどエゾイチゲかな…?
風景として撮るのは難し過ぎる。

登り続けてたら花が全然なくなってきたけど、見上げた山が青空を背景にめちゃくちゃ爽やかで尾根まで登ってみたくなった。


尾根に着いたら思ってた感じの風景は広がってなかったけど、まだ一応水鏡も続いててきれいだった。
この辺りに山桜とか咲いてくれたら絵になりそうだけど北海道って山桜はどうなんだろ…。

湖が見えるからか視覚的に高度感があんまりないけど結構普通の登山レベルで登った気がする。
かなりの急勾配で登るのは何とかなったけど下りがちょっと危ない感じで、緩やかに下れるところないかなって思ってたら尾根道は割と緩やかになってて安全だった。

尾根道がどこに続くんだろって思いながら下っていったら、何となく予想してた通り先々週に福寿草を撮った谷にちょうど辿り着いた。
未知の山だったのが自分の足で歩いて段々と解ってきたのが嬉しい。


ここの滝を眺めながら少し早めの昼食をとった。
この辺りの岩場にも何かの芽は出てたけど花が咲く系かは分かんなかった。

谷を下りて行って先々週撮った福寿草を見に行ってみたけど完全に散り終わってた。
二週間も経てばさすがに散ってて当然か…。


散り終わった花も多かったけどこの辺りはまだまだ元気に咲いてる花も多くてすごいきれいだった。
フキノトウもまだまだ咲きまくってた。


じっくり眺めながら歩いてたら見たかったエゾエンゴサクが咲いてた。
北海道の山では普通に見かける花のはずだけどようやく咲き始めたぐらいみたいでこの辺りにチラッと咲いてただけだった。

20歳くらいの頃に初めて北海道を旅した時に撮った気もするけど、当時の写真残ってない上に記憶も曖昧で今回が初撮影かもしれない。
来週から咲き乱れて欲しいけど、蕾というかこの花の葉っぱらしきのも他に見かけなかったからそんなには咲かないのかもしれない。

福寿草が来週までもってくれれば福寿草と一緒に撮ってみたい。
登り口の元の沢の所に戻る間も福寿草が思いの外たくさん咲いてた。


どうも登り始めた所の沢と尾根を下りてきたところの沢の間の山にのみ福寿草が咲いてる気がする。
山の感じがほんと良くて似たような写真量産してしまうけど撮ってしまう。


元の沢の群生してる所まで戻ってきて眺めてたら小さいけどエゾエンゴサクが福寿草達の近くに咲いてるのに気づいた。
エゾエンゴサクがまだ小さすぎて一輪しか咲いてないから絵にするのは難しいけど来週にはもっとちゃんと撮れるかもしれない。

でもその時には福寿草が終わりかけてるか最悪いなくなってるかも。


先週もたくさん撮った沢沿いの福寿草。
先週とは違う福寿草が咲いててまた同じような写真たくさん撮ってた。


先週もすごかった所の大群生は更に凄いことになってた。
純自然の福寿草で保護もされずここまで群生するのは珍しい気がする。


ほんと奇跡の山だな…。
奥までびっしり咲いてて福寿草でお花畑が見れるとは思ってなかった。

他の山のことは知らないけど愛着が湧いてるから福寿草で日本一の山だって思う。


群生の反対側に目をやれば小川沿いに咲く福寿草。
交互に見る度にどっちも何回も撮りたくなってしまう。
キラキラ光る水の流れが福寿草にすごい合ってる。

かなりじっくり眺めた結果この写真で完成かなって思えた。
自分が現場で感じた雰囲気は収めれたと思う。

じっくり考える時間がある風景っていいな。
今日はかなり歩き回って喉が渇いたけどカフェオレしか持ってきてなくて、沢の水がすごい飲みたかったけど鹿とかキツネとか動物の多い山だからやめといた。

14時くらいに車に戻ってめっちゃアイス食べたかったけど帰りの運転してる間に不思議と喉の渇きすら消えてしまった。
明日は今日よりもしっかり晴れマークだから楽しみではあるけど、ちょっと探検するつもりだから何も見つけられなければ無駄にしてしまうかもしれない。

ここの山域以外にも福寿草があるのか確かめたい。
ここのおかげで何となく福寿草が咲く環境が掴めてきたからむやみやたらに歩き回ることにはならないんじゃないかな?と思いたい。

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