見出し画像

2023年春旅⑧(青森・秋田)

4月20日
6時に親を迎えに行って、まず青森県田子町の弥勒の滝を見に行った。
そこまでの道中の風景はそんなに九州と変わらず撮りようがなかった。

田子町は市街地では桜が満開なのがほとんど。今で満開ってことはやっぱり相当寒い地域っぽい。弥勒の滝付近では新緑が芽吹き始めくらいだった。

弥勒の滝に着くまでの遊歩道沿いにはニリンソウとキクザキイチゲの白いのがいたけどまだ花が開き切ってなかった。滝と組み合わせて撮れる位置にも咲いてなかった。


滝はさすがの美しさで幾筋にもなって流れる姿がほんときれいだった。


新緑は全然まだで、紅山桜らしき黒い幹の木も見当たらなかった。
ここに桜咲けば最高だと期待してたんだけどさすがにないかもな…。

弥勒の滝とほとんど標高変わらないと思われる秋田県鹿角市の湯ノ又の滝も新緑まだなんだろうなとは思ったけど予定通り行ってみることにした。

移動中の国道104号沿いに湧き水があったからそこの水で洗車してたら、地元の人が次々水を汲みに来てたから飲んでみたらめちゃくちゃ美味しかった。
この間いたやの湧き水で汲み替えたばっかりだけどまた汲み替えておいた。

国道104号沿いは水芭蕉の群生がたくさんあった。群生地として名前つけられてるわけじゃなさそうでごく普通に咲いてた。さすが青森だ。

撮りようはない感じだったから眺めるだけで通り過ぎた。ちょっともったいない気もしたけどそのまま湯ノ又の滝へ。


湯ノ又の滝もやっぱり新緑はまだだった。山桜はあるのかどうかも不明。
このまま十和田湖に行くつもりだったけどこの分じゃ新緑あるはずもないからやっぱり十和田湖と奥入瀬渓流は行くのやめた。

昼前になってたから鹿角市の道の駅おおゆで昼ご飯食べながら近くで何かないか検索してみたけど特に目ぼしい情報は無し…。

やっぱ山に行かないときれいな風景は無いけど、ちょっと標高が高くなるとまだ全然新緑ないからどうしようもない。

でも時間はだいぶ余ってしまったから検索して一番近かった天原の滝って所に行ってみたけど、残り900mの所で工事中通行止め。写真の情報もなかったからどんな滝だったのかも分からないまま。

他に近場で何かないか検索したら小坂樹海ライン水芭蕉群生地って所が見つかったからそこにも行ってみたけど水芭蕉は少ない上にゴミだらけで残念な感じだった。

国道104号沿いに咲く無名の水芭蕉群生地の方がよっぽどすごかった。
道の駅おおゆに戻ってきてもまだ14時でかなり時間余ってるけど、ちょっと疲れたからもう道の駅近くの大湯温泉湯都里で温泉入って16時まで休憩室で休んでた。

大湯温泉湯都里は今夜の親の宿泊地のホテル鹿角の隣だから、そこで解散して自分は道の駅おおゆで車中泊。


4月21日
6時半に親を迎えに行って国道341号で南下。
国道341号は今年は4月15日に冬季閉鎖解除されたそうで、今は8時から17時の間だけ通行可能らしい。ここが通れないとかなり迂回しないといけないからよかった。

今日は山形県の新庄市まで200㎞以上走らないといけないけど、夕方までには余裕で着きそうだから八幡平の大沼まで行ってみた。


大沼はまだ全然冬景色。水芭蕉が見れるかと思ってたけどまだまだ全部雪で埋まってた。新緑までは少なくともあと10日以上はかかりそうな気がする。

ふけの湯から先は8時半から開通ってことで、8時10分だったからあと20分待つか悩んだけど冬景色はそんなに見たい気分じゃなかったから玉川温泉方面へ。


2020年の秋に大谷地湿原に水芭蕉の群生があるって知ったから楽しみにしてたけど、どこが湿原だか分かんないくらい雪で埋まってた。


この眺めも清々しくて最高だったけど春は遠そう。この残雪のまま奥の木々が全部新緑になったらきれいだろうな…。

1週間後くらいにまた来るべきか悩み中。


ほんといい眺めの道路。


紅葉の時期もほんと凄いと思ったけど残雪の景色も良いな…。心に残る風景だ。

道路脇にフキノトウはたくさん咲いてたけど他は何も春らしい風景ないまま玉川温泉過ぎてしばらく走ってると、ようやく水芭蕉が咲く風景が現れた。


特に名前がある群生地ではなさそうで道路脇にずっと水芭蕉がたくさん咲いてた。

ここは特に雪解け水の流れもあって理想的な風景だった。


清流がすごいきれいなんだけど写真にするのが難しい。水芭蕉もすごいたくさん咲いてるんだけどな…。


新緑がもう少し進んでたらもっと爽やかになりそう。やっぱ1週間後くらいにもう一度来るべきなのかな…。でも水芭蕉が大きくなりすぎてそう。

夢中で撮ってたけど今日はあんまり時間かけるわけにはいかないから運転再開。


玉川ダムは新緑は出始めってくらいだった。


玉川ダムの水没林。


この時期だけの風物詩かな。水鏡だったら更にきれいだったけど強風だった。

玉川ダムの桜はまだ咲いてなかったけど田沢湖付近に来たら満開になってたから田沢湖にも寄ってみた。


正直全然期待してなかったけどビックリするくらい湖の色がきれいで、桜も満開だからめちゃくちゃきれいだった。


海のような色の湖…。田沢湖には何回か来たことあるけど今日が一番湖の色がきれいに感じた。青のグラデーションがなんともいえない。


立ち寄っておいてほんと良かった。こんなきれいだとは思わなかった。

田沢湖って桜が似合うんだな…。桜には青が合う。

気づいたら12時前になってたから近くのグランマートで弁当買って昼食とって移動再開。

だんだんと黄砂の影響で遠景の霞が強くなってきたからここからはもう移動に集中しようと思ってたけど、みずほの里ロードって道路を移動中に花筏がすごい所があった。


小さい池の周りに数本のソメイヨシノが植えられてるだけのシンプルな場所だったんだけど、花びらで池が埋まってるのが運転中に見えてちょっと迷ったけどやっぱり撮っておくことにした。

こんなにびっしり埋まってるのは初めて見た。


あんまり花筏って撮ったことないからどうやって撮ればいいのか迷った。

無風の早朝だったら桜の映り込みも入れてかなりきれいな風景がイメージ浮かんだけど風が強いから無理。花筏がずっと動いてるからスローシャッターで撮るのが正解だったかもだけど、まぁいいか。

黄砂が更に濃くなってきてその後は完全に移動のみで新庄市のルートインホテルに親を届けた。道の駅が近くに無かったから夢の語らい広場っていう謎の所で車中泊。


4月22日
7時前に親を迎えに行って山形空港へ。10時50分発の便だからあんまり早く着いてもしょうがないからゆっくり移動したけど9時前には着いた。
庄内空港よりもこじんまりした空港だった。

お土産とか買って時間つぶしてもらって自分は旅の続きへ。

最初はどうなるかと心配だったけど、結局は見せたかった東北の風景は最高の形で見せれてほんとよかった。

今日は風がめちゃくちゃ強くてどこ行ってもしょうがなさそうだから道の駅おがちあたりまでの北上でストップしておくことにした。
無料高速があるけど強風であおられて危ない気がしたから下道でゆっくり北上。

山形県金山町の旧国道13号を走ってる途中、車通りが全然なかったから路肩に停めて少しストレッチしようと思ったら道端にカタクリが咲いてた。

この辺りにもカタクリ咲くんだと思って何となく奥の方の山を見上げてみたらものすごい数のカタクリの大群落だった。


写真じゃ収まりきらないけどこの密集度で山の斜面全部が埋まってた。

数千か、1万以上いてもおかしくないくらいかなり広範囲に大群生してた。


ちょっと弱ってるけどまた白いカタクリもいた。


自分の見た中じゃ今までで一番数が多くてめちゃくちゃすごいんだけど光線状態がちょっと撮りづらいかも。
風も強いし何より寒過ぎる。

最高気温9℃くらいで日差しがあっても風でずっと寒かった。
明日も晴れみたいだから今日よりは風も弱そうだし、朝なら光線状態も良いと思うから明日もう一度来よう。明日もあんまり気温変わらなそうではあるけど。

また湯沢市のリフレッシュセンターほっと館で温泉入って道の駅おがちで車中泊。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?