2023年夏旅⑬(長野・富山)
8月4日
ひんやり肌寒いくらいの気温で6時半くらいまでぐっすり寝れた。
朝食済ませてとりあえず美ヶ原高原に行ってみたら美ヶ原高原美術館が道の駅になってた。前からだったかな?
県外からの車中泊の車がたくさんいて早朝から人多かった。
景色はまぁまぁきれいだけど、何となくどこを撮りようもない感じで結局写真は撮れず霧ヶ峰に向かうことにした。
昔も霧ヶ峰にはよく来てたけど美ヶ原まではあんまり来なかったから景色にそんなに思い入れがない。
道中の風景は懐かしかった。
クマザサの草原がすごい爽やかで風も気持ちいいし15分くらいここで眺めてた。
八島湿原に行ってみると朝から交通誘導の警備員がいるほど賑わってた。
入り口前にトイレも出来てて、微妙に色々変わってた。
8月だし花はもうあんまりないかなって思ってたら、入口から結構いろんな種類の花が咲いてて観光客の人達がすごい感動してた。
山登ってると花に感動してる人はほとんどいなくて、どんだけきれいな花畑が広がってても素通りしていく人がほとんどだから自分がおかしいのかなってくらいになるけど、ちょっとした花にめちゃくちゃ喜んでる人達見ると安心した。
日なたでは少し暑いくらいの気温になってきたけど、とりあえず久しぶりに一周してみる。
この木は昔よく撮ってた思い入れのある木。今考えるとちょっとおかしくなるけど、何も知らなかった頃だから草原に一本の木って光景に昔はすごい感動してた。
30分くらいかけてゆっくり歩いてきたけどやっぱり今見るとあんまり絵に出来そうな所はなくて、花は結構咲いてたけど写真はそんなに撮れなかった。
ここの池塘にはオオバギボウシがたくさん咲いてたけど近寄れないから撮りようがない。
巨大な望遠レンズ持ってきてる人がたくさんいたけど、あのくらいの望遠じゃないと確かに八島湿原では撮るの難しいかも。
もう少しで一周って所でようやく木道近くに咲いてくれてるアカバナシモツケソウがいた。鮮やかなピンクで、八島湿原にも咲くってことに驚いた。
21年に白山に登った時に好きな花になったけど、ちらし寿司に入ってる桜でんぶみたいでなんかおいしそうに見える。
昔八島湿原に通ってた時は何で気づかなかったんだろ?ちょうどこの時期だけ来てなかったかな。撮った記憶がない。
クルマユリもあちこち咲いてた。
標高3000m近いアルプスでも標高1600mくらいの八島湿原でも見頃って不思議な花。
もしかしたらここのはコオニユリだったかな?
一周してきた。結局入り口に近い所が花も池塘もきれい。
久しぶりにじっくり眺めて歩けてよかった。
昼食を買いに白樺湖のリゾートローソンに行ってみたら連休に入ってるかのようなすごい人出で大混雑してた。
弁当売り切れてるんじゃないかって心配になったけど、大量に仕入れてあって普通に買えた。
近くにすずらんの湯って温泉もあって15時くらいにそこに入りに行ってから夕方に蓼科の大河原峠へ。
大河原峠は人生で初めて雲海を見た所だから長野にいた時一番好きな場所だったけど、久々に来たら夕立降り出して虹がかかってた。
紅葉と雲海を初めて撮っためちゃくちゃ思い入れのある木の後ろに虹がかかってすごい嬉しかった。
ここのおかげで人生で一番追い求めるべき紅葉と雲海って発想が自分の中で生まれた。
それまで雲海を見たことなかったから雲海って発想すらなかった。
日が沈むともう寒いくらいの気温で、嬉しい気分の中景色の良い所で車中泊。
8月5日
今日もめちゃくちゃ爽やかな青空。
標高2000mくらいだからひんやりした空気の中、朝の散歩が気持ちいい。
蓼科はあんまり花があるイメージなかったけど、道路脇の草むらとかよく見たら結構色々咲いてた。
一番目立ってたのはホタルブクロ。密集して咲いてはいないけど、全域にポツポツ咲いててきれいだった。
形が独特だから見かけると撮りたくなる。
ホタルブクロに紛れてソバナも結構咲いてて、こっちもおとなしい感じだけど眺めてて飽きない。
1時間くらい結構夢中になって散歩しながら撮り歩いてた。
昼になって食料買いに白樺湖のローソンに行ってみたら案の定人が凄い多いし、すごく暑かった。大して距離も標高も変わらない気もするけど蓼科とは全然涼しさが違う。それでも下界に比べれば白樺湖も全然涼しいはず。
すずらんの湯で温泉入ってから、夕方また大河原峠近くの定位置へ行って車中泊。
8月6日
6時くらいまで寝て、起きたらきれいな青空だったから日曜だけど蓼科山登ってみることにした。
この辺りは大好きで長野に住んでた時に何十回も来てたけど、あの頃は山は登らなかったからどんな感じなのか気になってきた。
大河原峠の登山口から6時49分に登り始めて山頂に着いたのが7時50分だった。
1時間で登れるならもっと早く登りにきとけばよかった。
登山口の時点では雲海はなさそうだったけど登ってる間に雲海になってた。
夏らしい感じの雲海で涼しいし最高だった。
これで花さえあれば完璧なんだけど山頂は岩場で花畑はありそうにない。
それでもゼロってことは無いだろうと思って岩陰に咲いてないか探してみたら地味だけど白い花が見つかった。
あとで調べてみた感じ多分オオハコって花だと思う。
派手な花ではないけど咲いててくれて嬉しかった。
もう一箇所オオハコが咲いてる所見つけた。この花すら結局2か所しか見当たらなくてやっぱ花は無い山っぽい。
今日は全然期待してなかったから雲海が見れただけでも嬉しかった。
広くて大きい寝転べるサイズの平坦な岩があったから、そこに座っておかし食べながら30分くらい流れる雲海を眺めてた。
やっぱ蓼科とは相性良いなって思った。紅葉の時期もまた来たいけど東北の山と時期がかぶりそうで来れないかも。
蓼科山はもう登らないと思うけど大河原峠付近からの紅葉と雲海をまた見たいってすごく思った。
9時過ぎまで山頂付近で雲海を眺めて、雲が山頂まで上がってきたから下山することにした。
道中にも絵になりそうな所があればいいんだけど、登山道はずっとこんな感じで紅葉する木もなさそう。
最近は山を登ってからの風景を見たくなってるけど、蓼科に関しては登山口に至るまでの道路からの風景の方がきれい。
昼にまた温泉入りに行って、温泉のすぐ目の前に八臣の雫っていう湧き水ポイントがあったから汲んどいた。
車中泊に必要なのが白樺湖にほとんど揃ってるから街に下りる必要がなくてほんとありがたい。
真夏なのにずっと涼しい所で過ごせてる。夕方また定位置に戻って車中泊。
8月7日
4時50分頃に目が覚めたら空が赤く染まってたから、急いでカメラ持って車を降りて開けてるところに走った。
すごい朝焼け。
起きていきなりこんな劇的な光景見れてほんと旅が楽しい。
日の出もめちゃくちゃ爽やか。ちょっと寒いくらいの気温で秋の気分になってしまう。
溜息出るくらいずっと綺麗だった…。
でも花は無いし紅葉はまだまだ先だから、今日はもう写真はあんまり撮らずにコーヒー沸かしてパン食べながら眺めてた。
ほんと贅沢な時間だなってしみじみと感じた。ここで紅葉を見たい気持ちがさらに高まった。晴天続きだから今年の紅葉はきれいだろうな…。
昼前にまた散歩しながら花を観賞してたらホタルブクロとソバナが一緒に咲いてる所見つけた。
近い位置に咲いてる所は多いんだけど、ここまで近くで一緒に咲いてる所は無かったから見つけた時は宝を発見したような気持だった。
色合いも草むらの感じも最高の組み合わせ。
どっちも下を向いてる花だから真下から撮ってみた。
下から眺めるのもきれいだったけど態勢が不安定だからカメラブレしてなかなかちゃんと撮れなかった。
ブレないようにばっかり気を付けてあんまり構図が納得いく感じで撮れなかった。
一日中ずっと涼しいままで今日もずっといい気分の一日だった。
8月8日
今朝も目が覚めたら空が少し赤くなり始めてた。
峠に移動したらちょっと雲海も出始めてて昨日以上の朝焼けになってた。
ここまで鮮やかに焼けてるのは久々。
今日は立秋だから暦の上では今日から秋ってことだけど、初秋のような寒さで寒気持ちよかった。
朝日近くの雲の鮮やかなオレンジがきれいで、その先は神の国に続いてるんじゃないかって思うくらい神々しい。
一旦雲の赤味が消えて落ち着いたタイミングでコーヒー沸かして、朝のパン食べ終わったところで朝日が出て第二幕が始まった。
花も紅葉もないから昨日は写真は諦めたけど、今日はシラビソの木にびっしり水滴がついてて逆光で見ると輝いてきれいだった。
雲海もだんだん増えてきて楽し過ぎる。
すぐ近くまで雲海で埋まってきてめちゃくちゃきれいな風景になってくれた。
ほんと蓼科は雲海の発生率が高くて最高だ。もう絶対紅葉の時にもここに来る。
このあと20分くらいで嘘みたいに雲海が霧散して町が見えてきた。
やっぱ夏の雲海は早い…。
でもしばらくしてまた霧が出てきたからトキンの岩に行って、しばらくそこで霧の流れる山々を眺めてた。
トキンの岩には少しだけどマツムシソウが咲き始めてていい感じだった。
ソバナも岩の隙間から結構咲いてたけどちょっと撮りづらかった。
台風が6号がきてるし7号も発生しようとしてて先の天気が読みづらいけど、10日だけはどこの天気予報サイトでも晴れってなってるから9日に立山に行ってテント泊して、10日に登ってみようと思う。
今日までは涼しいこの蓼科でゆったりする。
8月9日
今朝も清々しい雲海見れていい気分のまま運転して、とりあえず大町市のアルプス温泉博物館って所に移動。
ちょっと早いけど11時くらいに温泉入ってから関電トンネル電気バスの扇沢駅に行って、駅に一番近い方の無料駐車場がギリギリ空いてたから停めて昼食済ませて準備して駅へ。
扇沢から室堂までで往復12300円のチケットを買って、乗り継ぎの度にチケットのQRコードを提示して係の人がバーコードでピッとして通る仕組みだった。
普段バスとか電車とか全然使わないからどうするのか不安だったけど簡単で安心した。
帰りまでチケットを無くさないように気を付けないといけない。
12時半くらいの電気バスに乗って黒部ダムまで行って、そこから黒部ダムを歩いて移動してケーブルカー、ロープウェイ、トロリーバスを乗り継いでようやく室堂に着いた。
普通はこの乗り物区間を楽しむのかもだけどなんか気疲れした。
ケーブルカーとかロープウェイは人生初だったんだけど山からの景色に見慣れ過ぎてるせいか、ロープウェイから眺める景色も普通に感じた。
外に出るまでは気分が疲れてたけど、初の室堂の景色を見たら圧倒されるような山の風景にワクワクしてきた。
山の上部は雲に覆われてたけど中間あたりまで見えてる山の感じでもまさに立山って感じで別世界みたい。
駅を出てすぐに冷たくておいしい湧き水もあった。
石畳の広い遊歩道を少し歩くと鮮やかなトリカブトがいきなりあって、これは花がすごいことになるんじゃないかなって期待が膨らんできた。
でも今日はとりあえず雷鳥沢キャンプ場に行ってテント張るだけにする。
1㎞くらい歩いて雷鳥沢キャンプ場が見えてきた。
扇沢の駐車場の車の多さからすごいことになってるんじゃないかと思ったけど、意外にテントは結構スペース空いてるみたいで安心した。
山荘泊の方が圧倒的に多いっぽい。
霧島でせっかくテント泊の練習登山までしたのにまだ1回も使ってなかったけど、ようやくここで使う時が来た。
テントを設営後に受付にいく仕組みになってたから、設営後に受付に行って用紙を記入して1000円払って、代わりにもらった名札みたいなのをテントの目立つところにつけてようやくやるべきことは済ませた。ほんとこういうの苦手。
15時半くらいで時間がけっこう余ってるから少しだけ明日登るルートを歩いてみた。
明日は夜中に登るから分かりやすい登山道なのかどうかと、花があるのか確認したかった。
登山道自体は夜中でも全然迷う感じじゃなくて登りやすそうだけど、花はこのちょっと地味な感じの背の高い花で埋め尽くしてた。
さすがに稜線に出ればもっと色々花があるんだろうけど、まぁこの感じなら夜中に登るにはもったいないって程の景色ではなさそう。
汗をかきたくないから途中までで引き返してテント場へ。
夕方お湯沸かしてラーメン作ったけど割り箸持ってくるの忘れた…。
仕方なく歯ブラシの反対側で何とか食べてみたら意外と普通に食べれた。
雷の音が聞こえたから外に出てみたら大きな入道雲ができてた。
こっちには来なさそうだけどあの真下は夕立すごそう。
山を見ると夕日で染まってきれいだった。
山頂は結局見れなかったけど夜中のうちにとれてくれるかな?
早めに寝たかったけど思ってた通り人々の賑わう声で寝れそうもなかった。
完全に暗くなって人の声も聞こえなくなってきたら風が強くなってきて、テントがバタバタうるさくて今度はその音で寝れなかった。
8月10日
結局一睡もできないまま2時くらいになったからもう諦めて登り始めることにした。
寝れれば奇跡と思ってたから完全に想定内ではあるけど、もう二度とテント泊はしない。
せっかく買ったから一度くらいは使わないとさすがにって思ってたから今回は一応頑張ってみた。
寝れてないから意味があったのかは分かんないけど。
昨日少し登った登山道に入る前に、星がきれいだったからちょっとだけ月明りの山々を撮っておいた。
山の雲はとれてたように見えたけど右側の山々はまだ雲がかかり続けてた。
登ってる間その雲が段々と左側の山々にも押し寄せてきて、結局昨日のように標高の高い所を全部雲が覆う形になってしまった。
強風で霧雨も降り出してきて、立山とは相性悪いのかなって思いながら登ってたら稜線付近まで登ってきたら意外と霧雨は止んだ。
風は強いけど真っ青な空と流れる雲が朝焼けに染まって、相性悪いってことはなさそうと思って安心した。
海方向を見ると空がピンクに染まって不思議な感じ。
別山北峰の山頂から。
ひときわかっこいい感じの山があると思ったら剱岳だった。
遭難事故が多発してる山だから登る気は全くないけど対岸から見る分にはすごい絵になる。
ここに花でもあればって思いながら探してみたらトウヤクリンドウって花が咲いてた。
ケーブルカーの所あたりで花を紹介するポスターみたいのがあって、白いリンドウみたいで見てみたかった花。
ここには一輪だけだったけど剱岳を背景にきれいに咲いてた。
花に朝の光が当たるまで待って撮った。
意外に花はほとんどなくてこれ以上は撮りようもなかったから雄山に向かって進んでみることにした。
奥の雲がかかってるあたりが雄山かな?立山の主峰らしい。
でも立山の最高標高は大汝山らしくて不思議。飯豊連峰みたいなもんか。
花さえあればって感じのかっこいい稜線の風景がずっと続く。
たまにトウヤクリンドウが咲いててくれるくらいで時期が遅かったのか中々絵になる花に出合えない。
一部の区間に綿毛になってたチングルマの花畑があったから咲いてた時は凄かっただろうな…。
でも立山全域目立つところに山荘だらけで自分みたいな純自然派には歯がゆい山だと思う。
たまに黄色の花とイワギキョウも咲いてたけどチラホラとしか咲いてなかった。
どの花も終盤気味の元気のなさだった。
白馬岳から一週間以上経ってるから当然といえば当然かな…。
真砂岳って所から別山方面の歩いてきた稜線。
そういえば別山には山頂標識見当たらなかった。探さなかったから見落としただけかもだけど。
稜線の鞍部は特に爆風で歩くのもふらつくけどちょうどそこにイワギキョウがたくさん咲いてた。奥の雲がかかってる山々は長野の北アルプス達だと思う。
あっち登ってたら朝からずっと雲の中だった。
トウヤクリンドウさんばっかだけど花が咲いてるだけでもありがたい。
奥に進めばもっとあるはずと思って、一枚一枚にあんまり時間かけずに進んでしまったのをちょっと後悔した。もっと撮りようあったな…。
大汝山って所の山頂に到着。
歩いてきた稜線の風景がやっぱすごいきれい。
反対側には主峰雄山の山頂がすぐ近くに見える。
山頂の雲はとれてた。でも山頂付近に大きい小屋みたいな建物あって自然風景としては撮りようがない。
山頂標識の所は少し渋滞してたからもういいかなって思ってたけど、人がいなくなってたから一応撮っておいた。
標高3015m。過去最高高度だ。
大汝山から雄山に向かう途中で雷鳥親子とすれ違ったけど日陰で撮りようなかったから今回は見逃してあげた。
もう鳴き声まで覚えてしまった。
雄山の山頂は人多かったから山頂標識はもう撮らずに下山。
下山ルートは登り専用と下り専用が分けられてて、登ってくる人が凄い多かったから助かった。めんどい挨拶もしなくて済むし。
山の景色は雄大でほんと凄かったけど結局最後までほとんど花はなかった。
白馬岳の方が圧倒的に種類も量も多いってことが分かった。
人工物だけは尋常じゃないくらいたくさんあるけど。
だいぶ下りてきたらようやく他の花も見れた。
ミヤマリンドウだと思うけどチングルマの綿毛の中、奥には立山らしい山を背景に咲いてた。
立山に関しては案外登って稜線から見る風景よりも、下から見上げた山々の方が立山らしい風景が撮れるかも。
キャンプ場付近まで戻ってきた。
強風で自分のテント飛ばされてないか心配だったけど念入りにペグ打ちしておいたから全然大丈夫だった。
キャンプ場近くの川。
冷たい水で足を洗ったりしてリフレッシュできた。
風が強くてテントの撤収に30分くらいかかって11時くらいにようやく帰り支度できた。標高は高いけどもうだいぶ暑くなってきた。
室堂駅に戻る途中のみくりが池。
昨日通った時は曇ってたから特に何も思わなかったけど今日は晴れてコバルトブルーで綺麗だった。
今日までは平日のはずだけどめちゃくちゃ人多かった。中国人観光客がすごい多い。
明日からの連休どうなるんだろ。
11時45分くらいに駅に着いたらちょうど11時45分発のバスがあって待ち時間ゼロで乗れた。早く帰りたかったから助かった。
12時半くらいに駐車場に帰り着いてほっとした。
登山以外でほんと疲れた…。
公共交通機関乗り継ぎとかテント泊とかの苦手な部分を感動が越えるような凄い山であればまた秋に来ようと思ってたけど、正直感動がそれを越えてくることは無かった。
もう来ることは無いけど気になってた山だからそれが知れてよかった。
元々の山自体はほんとにいいんだけどな…。金儲けのために手をつけられ過ぎてるとすごい山なだけに見てて心が痛くなる。
安曇野市のシャクナゲの湯に温泉入りに行って、近くの烏川渓谷緑地森の家駐車場で車中泊。
以前常念岳を登る時にここで車中泊したけど今回来たらきれいなトイレができてた。
標高も結構高くて涼しい。
8月11日
この先の8月中旬の山をどうしようかちょっと考えたけど、台風7号とかお盆休みに入ることも考えるといまいち次の山が思い浮かばない。
元々の計画では2泊3日で水晶岳登ってみたいって思ってたけど、テント泊は二度としないから日帰りで行けてまだ花も残ってる山じゃないと無理だ。
立山ですら花がほとんどなくなってきてるなら秋の花が咲きだすまではほとんどの山でもう花はないのかも。
となると白馬岳をもう1回かなって気もするけどお盆休み中は人多過ぎるからやめとく。
とりあえず暑すぎるから気持ちも落ち着く蓼科にまた逃げることにした。
コインランドリーで洗濯済ませて昼前に大河原峠近くに到着。
やっぱり涼しいし静かで落ち着く。
台風も直撃の可能性あってお盆期間中はどこも登れないかもだけど、ここでゆっくり考えようと思う。
八ヶ岳が近いから八ヶ岳もありかと思うけど花はまだあるのかな…?
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