「二兎を追う者は一兎も得ず」から考える〜一番食べたいのは牛肉〜

第5話
テコ入れ回。

「二兎を追う者は一兎も得ず」っていうことわざあるじゃないですか。
同時に違った2つの事をしようとすれば、結局どっちも成功しないよ
ってやつ。
中国の故事成語っぽいですが、古代ギリシャ起源なのだそうです。
ウサギ関連の故事成語には「守株」がありましたね。

さて、「二兎を追う者は一兎も得ず」からいろいろ考えたいんですが、
まず、

一兎を追っても一兎得られるとは限らない(無慈悲)

じゃないですか。
一兎だけ追い続けて結局得られなかったら今晩ご飯ないですからね。
食べるためなのかは知りませんけど、そう仮定しておきますね。
その一兎がものすごく逃げるのが上手かったら、諦めなければいけない。
勇気ある撤退ですね。

ですから、一番理想的なのは

「一兎を追いつつ、もう一兎の位置も把握しておく」

じゃないですかね。リスク分散です。
でももう一兎のほうを気にかけすぎると、
ことわざ通り「二兎を追う者は一兎も得ず」になるので、
程よい比重でいきましょう、という結論になりますね。

あとそもそも、
同時じゃなくても二兎を得ることは一兎を得ることより確率低いですからね。
一兎を70%の確率で得られたとしても
二兎を連続で得られるのは49%ですからね。
(7/10×7/10=49/100)


今、高校3年生の私の前には二兎がいます。
1話〜4話を読んでいただいていたら分かると思うのですが、
(といっても読んでない人が大半だと思うのですが、)
このまま大学受験をし、それなりに良い大学に入るか、
大学には行かず、noteなどで表現を仕事にして生きていくか
で悩んでいます。これが二兎です。

でもどっちも兎だと区別がつきませんし、
そもそもウサギ肉を食べたくはないですし、

一番食べたいのは牛肉ですし。

(牛を追うなんてスペインのお祭りみたいですね。)

欲しさや得やすさで整理しますと、
大学に行く=兎を追う
表現で生きる=牛を追う
ですかね。

1話で書いた通り、私は大学で学びたくない(=ウサギを食べたくない)んですよ。
まあ、ウサギ肉を食わず嫌いしてるんだろ
と言われたら何も言い返せないんですけど。


今日、塾で数学の特別講習受けたんですよ。
私は数学が苦手で、だからこそ今日の数学苦手な人向け講習を受けたんですが、
置いてかれましたね。私はもっと下のレベルっぽいです。

なので、兎は諦め、心置きなく牛を追おうとも思ったのですが、
たまに出来るんですよね。たまに出来る問題というか考え方があるんですよね。
その都度、「私、兎追うの上手いんじゃね?」と思うんです。
まあ、たまたまなんですけどね。

たまたま当たったから、兎が獲れると勘違いする…

……
「守株」じゃん。


以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?