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するっと生きる座右の銘

こんにちは。するっとです。

いかがお過ごしでしょうか。

今回は、私が大切にしている言葉を2つ紹介してみようと思います。

1、行雲流水

これね、学生時代に書道で書いてから、いつの間にか座右の銘になった言葉なんです。

行く雲、流れる水のように、逆らうことなく自然のなりゆきに任せる、ということです。

ただの「なりゆき任せ」とも若干ニュアンスは違うと思っていて、要は執着心や先入観を持たないで生きる、と言った感じです。

この言葉で思い浮かぶ情景のような精神状態が保てているか。
これが私の生きる上での軸になっている気がします。

そして、自分が「行雲流水」状態にある時、なんか分からないけど・・・
「うまくいっている」感じがあるんですよね。


ただ注意したいのは、「流されるだけ」にはならないこと。

人生って、自分が「どこに飛び込むか」、やはりこの選択の連続になりますよね。

私も色々飛び込んできましたが、その先々で

ここは、(私にとって)心地よい風が吹いているか?
ここは、(私にとって)心地よい水流か?

この確認は常に怠ってはいけないと思っています。

そして、どこに飛び込むかは結局、自分の直感次第。

だからこそ、私は「自分の直感を磨く」ことを、常日頃めちゃくちゃ意識しています。
磨く=使うです。
使って、確認して、確信して。
この繰り返しをすることで、常に自分の直感を尖らせておく。
いざ使うときに頼りにならなかったら困りますからね。

こんな感じで、行雲流水の状態をキープし続けたい、
これが私の理想の生き方であり、私の中身を過不足なく表現してくれる言葉だと思っています。

2、中庸

孔子の『論語』に出てくる言葉で、
過不足なく偏りなく、調和がとれていることです。

つまり、何事もバランスが大事だというわけですね。


ただ、こちらも注意したいのは単純に「真ん中を取ればいい」という話ではない点です。


上中下の中、松竹梅の竹「でいいや」「くらいにしておこう」


これを「守りの中庸」と呼ばせてもらうと、これは違うのではと思うのです。

なぜなら、
元々の意味にもある通り、全体として調和が取れていないとダメなわけで、
つまり、
自ら「調和を取りにいく」姿勢、「攻めの中庸」が必要なんですよね。


全体的に見てどこがバランスが良いのか、それを見極めるための客観的な視点も大事になってくるということだと思います。

「バランスが大事」なんて、巷でも散々聞くし簡単に口にもできますが・・・これが実際の場面ではなかなか難しいんですよね。

なので、ことあるごとに私は
「白黒つけようと偏っていないか?」「守りの中庸になっていないか?」
を意識するようにしています。


以上、私がこれまでに自分の軸として意識してきた言葉2種類でした。

いかがでしたでしょうか。

今回あらためて考えてみて感じたのは、

どちらも
ふわっとしたイメージの中にも自分の頭で考え選びとる姿勢が求められる

ということですね。

やはり、何事も一度、自分の頭で考えなくては、と思うのです。

そして、昔からそれは変わらない教えなのだと思います。

なりゆきに「ただ流されるだけ」、ほどほどでいいからと「中くらいを選択するだけ」

時と場合にもよりますが、
こういった「ただ〜だけ」にならない主体的な選択をしていけるよう、
常に自分と対話しながら、この2つの言葉はこれからも大切にしていきたいです。



それでは、また次回。

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