【訃報】悲しみを言語化するのは難しい
どう返答していいのか、わからなかった。
昼過ぎに、母と買い出しに出ていたときのこと。
そろそろ目的地のホームセンターへ着くというときに、何気なくXを開くと、DMが届いていた。
……訃報だった。
わたしより少しだけ若い人。直接会ったことはないけど、以前オンラインで話を聞いていただいた方。
割とよく発信をされている印象の方だったし、そういえば最近お見かけしないな、って思っていた。まさか。
直接会いに行くには、だいぶ遠い距離だし、そこまで親しい間柄ではないけれど。それでも、顔見知りの方が亡くなるというのは、なんとも言えず、つらい。
ここ最近で訃報を聞いたのは、4年前。母方の叔父。血液のがんの再発だった。
最期を見届けるために、母と新幹線に乗って、新横浜まで行ったっけ。
このときも、今日の出来事も。思い返すとうまく言葉が出てこなかった。気の利いたひと言でも伝えられたらよかったんだけど、とてもそんな言葉は出てこず。
なんとか言葉を振り絞って、DMにお悔やみのひと言を返信した。
今はなんとなく、心にぽっかりと穴が空いたような。そこまで深く付き合いのなかった方にだってそう思うのだから、より繋がりが深い人であればなおさらだろう。
ご冥福をお祈りします。今は、この言葉しか出てこないや。
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