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何をしたいのかを考える

小学校低学年の子供と一緒に過ごしながら、子供に対して何をしたいか?とかどこに行ってみたいかとかを聞いても、〇〇に行きたいとか〇〇がしたいとかというのは、非常に短期的なものしか出てこない。例えば、お昼前に聞いたら、丸亀のうどんが食べたいとか、マクドナルドに行きたいとか。。。長期的な話というのは難しいらしい。

そもそも勉強しろとか言っても、何のためにやるのかわからない状況で、やるわけがない。しんどい勉強というものをやる状況は、基本的に3つしかないと思う。

1つ目は、好きだから、楽しいからというやつ。これは最も習得効率も良く、素晴らしい。だが、ほぼすべての人間は、なんでもかんでも好きということはなく、だいたい英語だとか数学だとか、そういったものは放っておいて好きにならない。
2つ目は、必要だからやるというパターン。1つ目の好きに比べると、学習効率は悪いが、それでも自分から学ぶこともあって学習効率は十分だと思う。このパターンは、それなりにあり得る。入試があるから勉強するだとか、仕事で必要だから勉強するといったパターン。最も多くの勉強を自発的に行うのはこのパターンではないだろうか。
3つ目は、だれか、何かに強制されてやるパターン。これは私個人の意見では最も学習効率が悪い。何せ自発的ではなく、やりたくないけどやらされている感じ。。。例えば、学校からの宿題というものや親から強制されるパターン。

なんとなくだけど、世の中、超絶賢い人は除くと、1つ目パターンで勉強する人は天才の部類なのではないか、、、自頭が良くなくても勝手に勉強するので、どんどんすごくなりそう。2つ目のパターンでやれる人もかなり優秀の部類に入るのではないか。
3つ目のパターンでやる人は凡人かなと思う。やってはいるけど、特に考えておらず、誰かから指示されたことだけをやっているので、作業になりがち。こういうのは非常に効率が悪いかなと(私も含め、世の中の大半がこのパターンかと。。。)。

普通に生きていれば、3つ目のパターンかなと思う。どれだけ早く、多くの分野で、1つ目のパターンや2つ目のパターンにできるかというのが大事かなと思う。

子供達にも、1つ目のパターンは無理でも、せめて2つ目のパターンで勉強してほしいと思う。勉強しなくちゃな~って思うには、何のために学ぶのかというのをはっきりさせておくことが必要だと思い、何をやりたいかということを質問したのだが。。。

そういえば、私も小学生の時に、将来何になりたいって聞かれても、ほぼ何も答えることができなかった。そもそも、なんで「何かをやんなくちゃいけないのか?」って思っていた。また、知識が少なすぎて何をできるのか等考えることができなかった。
こんなんだから、子供に聞いたって、まともなもの出てこないよな~そりゃ~って思いました。そもそも自分だって、これがやりたいって思うようになったのって随分と大人になってから(30を越えてから)で、、、でもそうなってからだと遅いから、、、どうやったら、出てくるようになるんだろう?ってことを考えていかなくちゃな~と思います。

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