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土地とともに生きる、おらほの神さま「秋田人形道祖神」

秋田人形道祖神。
秋田には、藁でつくる道祖神の習俗が多く残されている。湯沢地域では「鹿島様」と呼ばれ、村境の辻や道端に祀られ疫病や厄から住民を守ってくれている。



これら人形道祖神は、現在、角川武蔵野ミュージアムでも展示されている。けれど、どの地域にどのように祀られているのか、地域にとってどんな役目を担っているのかは、現地に行かなければ分かりづらい。


石の鹿島様は、本当に何でもない道沿いにぽつねんと佇んでいた。看板もなし。それでも藁は新調されていて、長年サイクルが保たれていると感じ入る。
そしてこの可愛らしい表情。愛着がわいてくるではないか。


他の道祖神も何とも個性的。おらほの鹿島様はその地域の守り神だ。

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