書くこと専門のライターがいきなりスタンドエフエムに挑戦することになった話。
インスタ、フェイスブック、ツイッター。
文字の情報と交流にすっかり慣れてしまった今だけど
ほんの少しのかすれるノイズを空気に含ませながら伝わる、声の時間。
ラジオをゆったりと耳と心に響かせたのは、いつだったろう。
顔も文字も見えない、声だけの世界は、声だけだからこそそこに「含みと余韻」があって、
耳しか使わないからこそ、日常の暮らしを生きる私の動きを止めることなく届いて心を撫で、ほんの少し、時間をゆっくりと感じさせてくれる。
そんなラジオが、好きだったな。
暮らしに馴染む、音の世界。
だけど、私にとってラジオや音声は「聞くためのもの」
私の自己表現は、こうして書くことで成り立っているし、書くこと「しか」それらしい才能はないと思っているし(他は奔放な圧倒的ポンコツ)
声で、広く誰かに伝わるように自己表現をするなんてことは・・・
まさか自分が「聞いてもらうため」に、ラジオを・・・音声配信をする側になるなんてことは
1ミリだって考えたことはなかったし
選択肢にすらなかったのに。
これから私は音声配信に1ヶ月挑戦する。
世の中、どこでどうなるか、わからないものです。
どうしていきなり音声配信をすることになっちゃったのか。
今日はそのお話。
彼女から連絡が来たのは、過日私のFacebookストーリーにコメントを送ってくれた時。
彼女とは・・・
古賀静華さん。
FM福岡でキャスターとしてお勤めののち、結婚後はなんとインターンプログラムにジョインされ、シアトルでラジオ制作を学び、ご出産を経て現在は声と話し方の専門家、スピーチコンサルタントとしてご活躍の傍ら、レインボーFMでご自身のラジオ番組もお持ちの方です。
昨年は静華さんのラジオ番組に潜入させていただいて、ラジオにかける愛情とお仕事についても私がレポートさせていただきました。
久々に静華さんとメッセージのやりとりをして、ぜひまたお会いしましょうと、再会の約束もして、一年半ぶりになる再会を楽しみにしていたら、後日改めてメッセージをくれたのです。
それが、「マイラジ」
あなたにぴったりの音声配信ができる『マイラジオ』プログラム。
告知文の冒頭は、こんな言葉。
まさか、私に来たお誘いが、音声配信?!
10年以上、性懲りもなくブログやSNSに感じることたちを書き綴ってきて、今ではそれが仕事にもなっていて。
ずっとずっと、自分は書く人だ、と思ってきたし、きっと周りの人もほとんどがそう思っているはず。
あそゆか=文章の人 って。
音声配信を私が・・・それも35日も。(得意技の一つは、三日坊主。)
ええええええ、できるかなぁ。
お誘いを頂きつつ、その内容が、これまでの「私といえば」からはかけ離れているからこそ、、、、
その時、心に新しい風が、吹いたのを、感じてしまった、私がいる。
音声配信・・・・うまくできる気がしない、と思いつつも、
音声配信をしている自分に感じてしまった、微かな微かな可能性と期待。
その、微かな心の音を、私は、キャッチしてしまった。
だからって、可能性がどう開くかなんて、
そもそも開くかさえ、わからないけれど。
そう言ってくれた静華さんとは裏腹に、なんだか私は意味不明な希望の風に吹かれてしまい、「参加します!」と返事をしてしまったのでした。笑
返事をした後で、ふと我にかえって思ったのは
書くことしかしてなかった私が、連続音声配信なんて、いやはや、できるんだろうか・・・・と言うこと。笑
でも、感じちゃったんだもの。
新しい、そよ風を。
その風は、決して、心の中を吹き荒らすようなものではなくて
爽やかに、私の中を通り過ぎたから。
何はともあれ、やってみよっかな。
とりあえず、やってみよ。
今ここでこのお誘いをいただいたのも、何かのタイミング。
と言うわけで、私はこの度
マイラジ・・・
【初心者のための】自然とファンがつく!あなたにぴったりの音声配信ができる『マイラジオ』プログラム
にジョインしたのでした。
さて、予想だにしなかった1ヶ月がこれから始まります。
そのレポートをこちらで追い追いしていこうと思います。
三日坊主を得意技に持つ私が果たしてどうなっていくのか
何より自分がこの未知の世界の始まりに興味津々です。笑
スピーチコンサルタント 古賀静華さんのnoteはこちらからどうぞ。
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