愛すべきフィリピンの家電たち
私はモノが大好きです。
特に、機能美が洗練されているモノ、エッジが効いたデザインのモノ、斬新な発想の新製品などは、見ていたまったく飽きません。特に電化製品!なので、ヨドバシカメラには一日中いることができます。
もっとも、実際に購入するのは吟味に吟味を重ねた上での事。優柔不断な性格に加え、同じ機能でまだ使えるモノが家にある場合は気が引けて購入に踏み切れません。例えば新しいデジカメが発売されたとしても、既に所有しているカメラが壊れるか明らかにスペックが陳腐化して使い物にならなくなっているかしないと、もったいないオバケの影がチラついてしまい、欲しくても買えないww
余談ですが、つい最近まで大学生時代の服もなんだかんだ着続けていたのは、ここだけの話。丈夫なんですよ、日本の服は。とはいえ、さすがに体型や年相応の見た目に合わなくなり(・・・もっと早く気付けよ)余りにもみっともなかったので、フィリピンに引っ越してくる際にだいぶ処分しましたけどね。。。汗
「モノ」の中でも特に記憶に残る逸品はソニーのデジカメです。
まだデジカメが世の中に出始めたばかりの頃、Cybershot Uというオイル・ライターほどのサイズのデジカメを発表したのです。もう20年以上前ですね。
その最新テクノロジーを極限まで小さな筐体に収めたミニマルな機能美、洗練された未来感あるデザイン、スパイカメラのような遊び心をくすぐるコンセプト、、、これがめちゃめちゃカッコ良くて、一目惚れして即購入してしまいました。
今では2400万画素も当たり前の時代ですが、当時はたったの200万画素。メモリーも8GBのみ、しかもソニー独自企画のメモリースティック!
懐かしい〜。
工学デザインの美しさに最も衝撃を受けたのは、友人が持っていたロードバイクですね。Cerveloというメーカーのトライアスロン用自転車P5X。
ある日突然、学生時代の悪友が何を思ったのか「みんなでトライアスロンに出よう!」と言い出した時の事です。
彼は仲間に声をかける前に、実は既に自転車だけ買ってしまっていたww
その時初めて見たのがこの自転車です。
これは自転車なのか???
その異形デザインの斬新さと空気抵抗や長距離ライドを考慮して計算し尽くされた美しいデザイン、電動でギヤをシフトする最新テクノロジーなどなど、心をくすぐるポイントが盛り沢山です。
もはや乗る事すら勿体無く感じる工業芸術作品に衝撃を受けました。
実際、乗って傷でもつけたら、、、と思うほどの高級車ですww
さすがにこの子には手が出ませんでしたが、まさに眺めているだけで幸せになれる逸品です。
閑話休題
さて、フィリピンです。
二年程の期間限定の海外赴任という事もあって、さすがに今回は物欲を封じ、生活家電なども大家さんが予めある程度用意しておいてくれるFully Furnished(家具付き賃貸)の部屋を借りています。
気になるのは、大家さんが用意してくれた家電たち。ある意味ミニマル且つクスッと笑うしかない機能美?に、これはこれで色々と考えさせられるのでした。
今回はそんな我が家の家電たちをご紹介します♪
その他、個人でもいくつか家電を買い足しました。
これまた、なかなかカワイイ家電たち♪
色々な機能やモノがあれば、便利なことは間違いありません。
でも、それらは本当に必要なものなのでしょうか。
思えば大好きなキャンプにしても、今はミニマルなスタイルに回帰しています。
キャンプ道具は、あればあるだけ快適ではありますが、一方で設営や撤収、準備や片付けに時間がかかり、本来楽しむべきキャンプの「まったり、のんびり」した時間が減ってしまいます。道具が多ければ、それだけメンテナンスにも手間暇がかかります。もちろんお金もかかりますww
(※もっとも、キャンプ道具の場合、そうしたすべての作業自体が楽しい時間♪とも言えますが)
そんな訳で最近は、最小限の装備でパッと行ってパッと撤収できる手軽さと、むしろ不便さを割り切って工夫することを楽しむミニマルなスタイルにシフトしています。
やっぱり本質は「モノを持たいないに越したことはない」ということなのかな、と。
フィリピンでもこれ以上はモノを増やすまい、、、と思っておりますが、まだまだお釈迦様のような悟りの境地には程遠く、次から次へと生み出されるエッジの効いた素敵な新製品達を前に、どうしたものやらと思い悩む今日此の頃です。
ではでは、今日はこの辺で。
Bahala na! (なんくるないさ!)