医療従事者…

14日、過去を思い出してしまうことがありました。
15日、一つ前のアカウントに書いているのですが、過去を思い出して異常に悲しくなってしまったら、午後から首がこわばりはじめ、翌日16日には、異常に良い姿勢を保っていないとならない程首が痛くなってしまいました。上を向いてガラガラうがいすらできません。身体が反らないのです。
その日に会った友人にマッサージの心得があり、手当をしてくれました。首に熱を持っているから冷やした方がいいかもね、といわれました。
頭の一部分も時々痛みはじめました。その友人はフラッシュバックがどういうものか知っていたので、安心して話ができたのが救いでした。手当されている最中に涙が出てきました。悲しくて悲しくて。

首の痛みは帰宅後もどんどん悪化し、夜寝るときには、どっちを向いても何をしても痛くなっていました。首だけでなく喉も硬直しているので、つばを飲み込むのも難しいし、呼吸すら浅くなって、一人で死ぬんじゃないだろうかと本気で心配になりました。夫に連絡しといたほうがいいかな、とすら。でもフラッシュバックの原因となった人しか連絡先がないのもな、と苦笑。シャワーを軽く浴びて、(死んだときに恥ずかしくない程度に)かるく片づけをして寝ることにします。
同じ姿勢で寝続けてはいけないでしょうが、身体が痛くて自分では寝返りができません。浅い眠りから覚めるごとに一苦労しながら向きを変える。痛みはどんどん広がって、足首と手の指の関節まで、どこもかしこもガチガチ。緊急事態ですという情報が12時間ぐらいかけて全身にいきわたった感じです。
17日月曜日、起きてもガチガチ。口も満足に開かないので、飲食に苦労します。そんなに食べたい感じではないのですが、「飢饉です!これは危機かも!」と体に思わせないために食べなくてはと思いました。

一日中、緩める、までも行かないな。痛みの少ない向きでうとうとし続ける。夕方、歩けるようになったので、整形外科に。新部位として診察を受けます。
が、問診票に書いたフラッシュバックという語をみて院長が「フラッシュバックって何ですか」と。いやな記憶がよみがえり、それにより首から硬直がはじまり12時間ぐらいかけて全身に広がってしまいました、と答えたら「うちはスポーツクリニックです。それわかってますか」と。「それわかってますか」って限りなく失礼です。いつも運動による怪我で見ていただいているではないですか。「はい知っています。以前海外にいたのですが、虐待環境にあったときに同じようなことが年に1-2度ありました。そのたびに、自分が虐待環境にあると知らなかったので、姿勢に問題でもあるのかなと思いフィジカルセラピー(日本でいう理学療法)に行き、一定以上の効果があったので、ここかなと思いました。」と言ったら、来た理由にではなく「虐待環境にあるって自分でわからないって?」と2度も繰り返したましたよ。2度も。
無礼なだけではない。無知なのだ。臨床に携わる医療従事者なら虐待に関する最低限の情報に目を通しておくものではないだろうか。当事者が虐待環境にあると認識するのが難しいというは虐待の基本のきである。
彼によると「(ぶつける等の)原因がないのに急に痛みが出て、長い時間をかけて全身に広がり、1日ぐらいで痛みが引いていくなんてのは、ありえないですから」とのこと。
ありえないのではない。実際に起こったことを伝えただけだ。正しく言い直せば、彼の「知る範囲内にはそのような症例がない」だけである。無礼で、無知なうえに、謙虚さもないらしい。

ちなみにストレスと筋緊張の関係はすでに広く知られています。ただし、急性ストレスからのここまで急激に筋緊張が起こるというのはあまり知られていないかもしれません。でも、日曜に会った友人は、ここまでではないにしても筋肉のこわばりが現れることがあるといっていました。ない話ではないと思います。

この「医師」は膝の痛みで行っても、ひじの痛みで行っても「加齢による」とばかりいいます。そんな診断なら本人を見ずに問診票だけで誰でもできます。問診票には年齢が書いてあるのだし、年齢が高くなれば体は20代に比べれば弱くなるに決まっているからです。患者がいま直面している問題に関して言及していることになりません。

この医療機関、素晴らしい理学療法士がいらっしゃるところが辛いところです。

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