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プペルツアーのプロモーション戦略【プペル渋谷ツアー奮闘記7】

プペルツアーをスタートして1ヶ月半が経ちました。
プペルツアーの参加者によく言われるのが「このツアーなんでもっと宣伝しないんですか?こんなに面白いのに多くの人に届いていませんよ!」ということ。そうなんです。まだまだ全く届いていないし、プロモーションもできていないんですね。
西野さんも作品の”育児放棄問題”と常々言っていますが、どんなに良いものをつくっても届かなければ意味がありません。
そういうわけで今回はプペルツアーのプロモーション戦略についてお話しします。
今までは過去の出来事を話しましたが、今日の記事は現在進行形で進めているものです。本当は結果が出るまで戦略は語りたくないのですが、ビジネスをしている方の参考になると思いますのでリアルタイムに書きます。

12月の参加者はどこでプペルツアーを知った?

12月のプペルツアーには106人の方々が参加してくださいましたが、どんなプロモーションをしていたかというと、主にプレスリリースと東急プラザで開催された「えんとつ町のプペル展」で名刺サイズのチラシの設置の二つです。
チラシは「えんとつ町のプペル展」を仕切っていたJTBコミュニケーションデザインの滝川さんとワン・ステップの石川さんが用意してくれました。
「えんとつ町のプペル展」にチラシを設置できたのは大きくて、えんとつ町のプペルのファンも来るわけですから、興味がある人に直接宣伝できたんですね。その効果もあり、参加者106人中25%はそこから集客できていました。
前半はプレスリリースとチラシでの参加が多くて、後半は参加してくれた方々がSNSでシェアしてくれたため「知り合いが参加してて楽しいと言っていたから」という理由で参加してくれた方が多かったです。
ただ、12月末で「えんとつ町のプペル展」は終わりました。
今後は完全に自分たちの力で集客をしていかなければなりません。

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フォロワーが多ければ集客は簡単?

プロモーションでまず真っ先に思い浮かぶのがSNSです。
ただ、SNSでのプロモーションって気軽にできる分興味がある人に届けるのは簡単ではないんですね。
例えば、僕個人のTwitterには現在2500人くらいのフォロワーがいますが、僕のフォロワーは観光関係の人が多いので、プペルツアーを宣伝したところで大して興味を持たれないんですね。持たれないどころか僕が宣伝ばかりしていたら、フォローを外されてしまいます。
そういうわけで僕のTwitterで宣伝し続けてもすぐに限界がきています。
これはフォロワーが数十万人いたとしても同じで、その中にプペルツアーに参加してくれそうな人がいないとあまり意味がないんです。

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プペルツアーに参加してくれそうな人にリーチする方法

まずはプペルツアーに参加してくれそうなのは誰か?ということを考える必要があります。
一番プペルツアーに参加してくれそうな人はいうまでもなく、「えんとつ町のプペル」を観て面白いと感じた人と原作者である西野亮廣さんのファンですよね?
では彼らを一番見つけやすいSNSってなんだろう?と考えるとTwitterなんです。なぜなら感想をハッシュタグ付きでたくさんツイートしているからです。
これで最初のターゲットは「Twitterでえんとつ町のプペルや西野さんについてポジティブに書いている人」に決まりました。
ということで、プペルツアー宣伝用のTwitterのアカウントをつくりました。
ただ、簡単ではないのはターゲットは見つかったものの、彼らに対してTwitterのDMやコメントをしたところで、プペルツアーの宣伝ばかりしていたら無視されるのがオチだろうということ。
では彼らが求めていることってなんだろう?と考えた時に出てきたのが「えんとつ町のプペル」や西野亮廣さんの最新情報を知ることができたら嬉しいのではないかという仮説です。
なぜなら西野さんを尊敬している僕自身そういうアカウントがあったらいいなと思っていたからです。
僕も本アカウントでは主に観光の最新情報をツイートしてきたからこそ、観光関係者のフォロワーが増えました。
今回はそれのプペルバージョンに挑戦です。

プペルアカウントは数週間でどうなった?

早速2020年12月末にアカウントを作成し、毎日西野さんやえんとつ町のプペルについて調べ、ファンにとって役立つ情報だけをひたすらツイートしています。
うちの会社のプペルチーム2人で運用しているのですが、毎日最新情報を調べるお陰でえんとつ町のプペルに誰よりも詳しくなり、プペルツアーの質もどんどん上がります。正に一石二鳥ですね。
では、実際につくったプペルアカウントは数週間でどうなったかと言いますと、こんな感じです。

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約3週間で470人(2021年1月15日現在)のフォロワーを獲得しました。
西野さんがその日その日に宣伝したいと思っていそうなことも先取りしてどんどんツイートすることで西野さんのサポートもできるし、西野さんも毎日のようにリツイートしてくれるようになっています。
アカウントに気づいてもらうために、自分たちから「#えんとつ町のプペル」で感想をツイートしている人をいいねもしています。
9割以上は最新情報をツイートし時々プペルツアーのことをツイートしていますが、プペルツアー自体もフォロワーにとっては有益な情報になり得るので、それなりに「いいね」がつくようになってきました。

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フォロワーが2,500人いる僕の本アカウントでツイートしても10人以下ですが、フォロワー470人のプペルアカウントでツイートすると30人もいいねしてくれるんです。
自分たちのターゲット層とフォロワーが一致している証拠ですね。

現在緊急事態宣言下なので大量に集客するのは難しいですが、今年の後半にはこのアカウントが大きな武器になるのは間違いないです。
2021年のうちにフォロワー3万人を目指して、地道にやっていきます。
1人でも多くの人に「えんとつ町のプペル」や西野さんの魅力と情報を知っていただき、その上でプペルツアーの宣伝になればいいなと思ってやっていきます。
次回以降Twitter以外のプロモーション戦略を語っていきます。

【Twitterアカウント】
西野亮廣最新ニュース
https://twitter.com/poupelletours

大森峻太
https://twitter.com/shunta719


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